2006トリノ五輪・金メダルに輝いた荒川静香選手と一世を風靡した得意の「イナバウアー」演技
きょう24日は待望の「女子フィギュアー」のSP、明けて26日はフリー演技で覇を競う。これらの選手たちのなかで、メダルの有力候補に挙げられている選手たちには、なぜかアジア系の選手が多い。長らく手足の長い白人がメダル獲得の主流を占めてきたのが、なぜかアジア系の選手に置き換わってしまっている。
きょうは、この流れについて朝日新聞冬季五輪特集<冬の軌跡>からご紹介しよう!
〈バンクーバー五輪余話〉アジアの美、氷上を席巻 女子フィギュア・2月24日
欧米系の選手が長く覇を競ってきた女子フィギュアスケート。バンクーバー五輪の氷上は、アジア系の女子選手による激戦となりそうだ。なぜ今、アジア系が台頭したのか。
■ジャンプ高度化、表現力も進歩
バンクーバー五輪では、浅田真央、安藤美姫、鈴木明子の日本3選手が頂点を目指す。最大のライバルが韓国代表の金妍児(キム・ヨナ)選手。米国代表の長洲未来(みらい)選手も両親は日本人だ。
「隔世の感がある」と語るのは、元女子フィギュア五輪代表の渡部絵美さん(50)だ。商社に勤めた父の故・純一さんとフィリピン人の母リディアさん(84)の間に生まれた。16歳だった1976年、インスブルック五輪に出た。
当時、五輪や世界選手権の表彰台は旧東ドイツや米国などの選手が独占していた。
「私の時代は、手足の長い白人の選手が滑るだけで強かった」
渡部さんは、79年世界選手権で日本フィギュア初の表彰台となる3位に。80年のレークプラシッド五輪でも6位入賞した。ほかにアジア系の選手はおらず、79年世界選手権の表彰式では、日の丸すら用意されていなかったという。
だが――。92年のアルベールビル五輪で日系米国人のクリスティ・ヤマグチ選手が金、伊藤みどり選手が銀メダルを獲得した。中国系米国人のミシェル・クワン選手は98年長野五輪で銀、02年ソルトレーク五輪で銅。06年トリノ五輪で荒川静香選手が優勝し、アジア系選手の評価は揺るぎないものになった。
フィギュアで重要なジャンプなどの技術が高度化し、アジア系選手の精度の高さが際だつようになった。表現力の進歩もめざましい。
渡部さんは「今は世界の良いものがみんな混ざって強い選手をつくる時代」と指摘する。浅田、金選手らは外国人コーチに学び、海外を拠点にする時期が長い。「日韓対決というけれど、選手たちはさほど気にしていないと思う」
一方で冷静な見方もある。
元男子フィギュア五輪代表の佐野稔さんは「アジア系選手は体が柔らかい。手足も長くなり、氷上での見栄えがよくなっていることは確かだ」としつつ、「韓国は金選手の次が出てきていない。日本も浅田選手らがいなくなると、選手層が薄くなる。今を謳歌(おうか)するべきでしょうね」。
■極東の伝統美、世界が評価
「荒川選手の金メダルは画期的だった!」
化粧文化論が専門の石田かおり駒沢女子大准教授は、まったく別の角度から分析する。「色白、さらさらの直毛・黒髪、切れ長の目元。極東アジア女性の伝統的な美しさを大切にし、それがそのまま評価された」
日本選手の美しさに化粧品会社も着目。資生堂はトリノ五輪後の06年夏、荒川選手を「前に進もうとする日本人女性の代表」として、シャンプー「ツバキ」のCMに起用した。花王は昨年10月から今年1月にかけて、浅田選手をシャンプーの「アジエンス」のテレビCMに起用した。「世界の舞台で日々挑戦し、美しく変革し続けている浅田選手は、アジアの女性の才能や可能性を引き出すというブランドメッセージを体現している」と説明する。
石田准教授によると、70年代に欧米で絶賛されたモデルの山口小夜子など、アジア女性の美しさは神秘性も伴って欧米でも古くから評価されてきた。
今世紀に入るとハリウッドでチャン・ツィイーや菊地凛子(りんこ)らアジア系女優が活躍。ミス・ユニバースでは日本人女性が連続入賞した。「プロポーションもよくなり、極東アジア女性の美しさは今や世界的に認められている。」
輝け!日本の選手たちよ!アジアの女性たちよ!
2010・バンクーバー五輪大会・会見に臨む浅田・鈴木・安藤選手(左から)
浅田(左)・安藤選手(右) (下)鈴木選手
キム・ヨナ選手(韓国)↑
米国代表・長洲未来選手(両親が日本人・16歳)
長洲未来選手の家族たち⇒
長洲 未来(ながす みらい、英語: Mirai Aileen Nagasu, 1993年4月16日 - )は、アメリカカリフォルニア州モンテベロ出身の女性フィギュアスケート選手(女子シングル)。
2007年世界ジュニア選手権2位、2008年全米選手権優勝。2010年バンクーバー五輪米国代表。
両親ともに日本出身で、長洲はまだ国籍留保によるアメリカと日本両国の国籍を保持している。両親はロサンゼルスで寿司店を営んでいる。また(流暢とまではいかないが)日本語も堪能で、日本語によるインタビューの受け答えもきちんと出来る位喋れる。
しげやん^-^こんにちは~^^
返信削除今日は真央ちゃん頑張りましたね^^
ヨナちゃんはatitiが見てもしなやかに演技しています!
真央ちゃんは少し固さがあるような^-^ふふ
そんならあんた演技してみぃ!っていわれたら出来ないatitiですが・・・・^^ワハ
今日はサテライトにいって来ましたよ^^
部屋は暖房していないのに暑いです^^
最近足の調子が良いんですよ^-^しげやんも頑張って!
訓練していれば少しづつでも必ず良くなるからね^^
atiti
RE: atitiさん
返信削除きょうのフィギュアー競技はTVに噛り付いて観てましたよ!
真央ちゃん頑張りましたよ!キム・ヨナに相当プレッシャー
を与えたと思ったのですが、敵もさるもの、あの大舞台で、
キム・ヨナの今までで最高得点だそうだから、誰がかかって
いても敵わない。二人とも僅か19歳とは考えられない名勝
負、真央はSPを苦手にしてたのが、自分でも満足できる演技
ができて、26日のフリーの演技に勝負を賭けるんでしょう
どちらが勝っても五輪史上歴史に残る名勝負になるのと違い
ますか?26日もTVに食らいつきです。
安藤美姫ちゃん、SPは4位ですが経験豊富だけに、フリーで
巻き返しを図るでしょう。真央ちゃんとのコンビでメダル2
つ確保して欲しいです。500mのスケートのように!
しげやん、身体の調子、上向きです。運動量を徐々に増やし
つつあります。きのうはデイに行って運動で汗ばみました。
あすも行きます。お互い頑張りましょう!
(26日フリーのスタート順番)
25日(日本時間26日)に行われるフィギュアスケート
女子フリーの滑走順が決まり、最終第4組でSP(ショート
プログラム)首位の金妍児(キム・ヨナ)=韓国=が21番目、直後に同2位の浅田真央が滑ることになった。
主な滑走順は次の通り。
▽14番目 鈴木明子▽20番目 安藤美姫▽21番目金
妍児▽22番目 浅田真央▽23番目ロシェット(カナダ)
▽24番目 長洲未来(米)
きのう書いた「アジアンビユーティー」の競演です!
RE: atitiさん
返信削除フィギュアースケートの頑張りに比べてカーリングは尻スボ
ミに終わってしまって残念、3勝3敗のあと4連敗、やはり
国際試合経験が少なく、精神力、集中力で大きく見劣りした
逞しさが足りない。外国では土壇場に追いつめられても、
それを跳ね返す根性と力がある。見習いたいものだ。
カーリングの監督は、
初戦で米国を破り、続いて世界ランク1位のカナダや昨季の
世界女王の中国を追い詰めた。しかし、終盤戦で失速してし
まった。この日のスウェーデン戦では、近江谷に代えて控え
の山浦を先発させたが、流れを変えられずに2試合連続の
ギブアップ負け。第7エンドでは目黒のラストショットが、
ごみのために石の方向が狂い、2失点につながるなど運にも
見放された。
一方、日本と準決勝進出を争っていたスイスは、開幕3連敗
から5連勝と尻上がりに調子を上げた。本橋麻里(NTTラ
ーニングシステムズ)は「これはいけるなという試合が、
後半にかけて少なかった。負けられないところからのはい上
がりの強さが足りなかった」と振り返った。阿部監督も
「(スイスの)普通なら切れてしまうようなところで底力を
出せる点は、(日本が)今後目指さなければならない」と話
した。分かっていても中々出来ないんだが~・・・
目黒は世界との差について「重圧のかかる大会の経験が足りなかった」と話すと、目からは涙がこぼれた。4年前と比べてチーム力はアップし、期待も膨らんでいた。それに応えるには、この貴重な体験を次に生かすしかない。世界には40代のママさんスキップも多いのだから~
こんばんは。
返信削除自分ではテレビをつけないので、夜のニュースのときに見るぐらいです。
芸術点とかあるのは、スポーツなのに不思議ですね。
どうやって点をつけるんでしょうか?
男子の高橋選手はよかったです。
フェデリコ・フェリーニの「道」がうまく表現されてるなあと感心しました。
芸術点と4回転半?の比重はどうなるんでしょうね。
なんだかあっという間にオリンピックが終わってしまいそうです。
RE: meguさん
返信削除フィギュアー・スケートの採点基準は詳しくは私にも説明
できかねます。かなり複雑で説明するにもかなりの字数を
要しますので、関心が深ければ下記にアクセスしてご覧下
さい。ごく簡単にいうと、
技術点+基礎点+構成点-罰則減点=獲得得点です。
テーマを表す音楽に乗って演技をやりますので、選ぶ音楽の
内容をどの程度表現出来たかを評価されますので、踊るバレ
ーのように芸術的表現が採点されるわけです。
(フィギュアースケート採点基準)ウィキぺディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%8E%A1%E7%82%B9%E6%B3%95#.E6.8A.80.E8.A1.93.E7.82.B9
RE: meguさん
返信削除フィギュアーの採点について比較的分かりやすい情報を手に
入れましたので、ここに追記します。
ジャンプが勝負 フィギュアスケートの採点方法
芸術性が問われるフィギュアスケートで、スポーツとしての
魅力はジャンプにあると言っていい。高難度のジャンプの
成否で、メダルの色が変わることもある。
バンクーバー冬季五輪での競技観戦に役立ててもらうため、
フィギュアのジャンプの知識を紹介する。
◇
演技内容から得点を算出して総計で競い合う。得点は
「技術点」「演技点」「減点」からなる。
■技術点
ジャンプ、ステップなどの要素は難易度により基礎点が決
まっている。審判団(9人)は、技術役員(3人)が「選手
がしようとした技」と認定した各要素について、出来栄え
(GOE)をプラス3からマイナス3の7段階で評価。
最高や最低の評価を除くなどならしてGOEが決まり、その
総計が技術点となる。
■演技点
9人の審判団が「スケーティング技術」「技と技のつなぎ」「演技力」「振り付け」「曲との調和」の5項目を各10点
満点で採点。技術点のGOEのようにならして平均値を出す。5項目の合計に係数(女子はSP0.8、フリー1.6、
男子はSP1、フリー2)をかけ、技術点と演技点のバラン
スをとっている。
■減点
転倒や演技時間の過不足などは減点される。マイナスは、
転倒が1回につき1点。タイムオーバーは、男女SPは2分
50秒を超えると5秒ごとに1点。フリーでは、女子は3分
50秒~4分10秒、男子は4分20秒~40秒の範囲から
出ると5秒ごとに1点引かれる。