10日・「苦しくとも笑顔を・・・！」ープロ野球・巨人高橋由伸選手に高橋尚子がインタービューー

　２月４日からは、大相撲の横綱「朝青龍」の突然の引退声明、世界へ羽ばたくゴルフの若鷹「石川遼選手」の２０１０年第１戦などの情報の“追っかけ”をしていたら、たまたま高橋尚子さんに行きあたった。彼女は、誰もが知る超有名人で昨年３月からＴＢＳのスポーツキャスターを務めているが、なんと彼女のデビユーは昨年４月に開催されたアメリカのオーガスタ「マスターズ・ゴルフ・トーナメント」に特別招待を受けた石川遼選手に、事前インタービユーのキャスターをしたことが分かった。

　今年はこの１２日から始まる「冬期オリンピック大会(バンクーバー)」のキャスターとして現地入りすることが決まっているが、今年も昨年同様、アメリカで石川遼選手のインタービユー役を務めるのだろうか？そういうことを考えながら、一昨日のＡ新聞夕刊を眺めていると、

『仕事中おじゃまします』という欄に、スポーツキャスターの高橋尚子さん（元マラソンランナー・２０００年シドニーオリンピック女子マラソン優勝・金メダリスト、）が、プロ野球・巨人の高橋由伸選手と対談した話のエピソードが紹介されていた。

　高橋尚子（愛称・Ｑちゃん）は、スポーツ・キャスターをつとめるに当たって「選手の目線で・・・Ｑ＆Ａ」を心掛けているそうだ。
Ｑちゃんがクエシチョン（質問）し、相手がアンサー（答える）。これこそ、正真正銘の「Ｑ＆Ａ」に違いないと、ダジャレにもならないが、至極当然のことだと、自分で頷いた次第である。

　新聞の紙面には次のようにあった。

『仕事中おじゃまします』。そこにある記事のなかで、流石はＱちゃん、と思える箇所があるので、ここにご披露させて頂こう。
・・・「いいえ、笑顔だから彼は素晴らしいんです」

　１月半ば、ＴＢＳテレビで行われた「総力報道！ＴＨＥ　ＮＥＷＳ」の打ち合わせ。巨人の高橋由伸選手の取材ビデオを編集する際、高橋尚子さんは、そう強く主張した
腰が悪く昨年はⅠ軍で1試合しか出場できなかった由伸選手。復活を賭けて正念場の自主トレの模様を伝えるニュースで、あまり笑顔が多いとファンの反感を与えるのではないかとスタッフは心配した。しかし高橋尚子さんの判断は違った。

「つらいときに、つらい顔をするのは簡単。でも、そこで笑顔を見せられるのが本当に強い選手です。とても力のいることです。私にはその気持ちがよく分かる。だから、この笑顔を皆さんに見てもらいたい」

　高橋(尚)さんが気をつけているのは選手の立場に立って取材し、伝えることだという。マラソンの五輪の金メダリストから、キャスターの転身したのは昨年春。それまでは陸上競技しか知らなかった。取材のたびに資料を大量に読みこんで現場に臨む。それでもなかなか話が引き出せない。簡潔な表現が見つからない。お国言葉のイントネーションが出ると，その度に注意される。

「ひるんだり、落ち込んだり、言葉をかんだり、おどおどしたり。最初の１年で、仕事で感じた達成感は20～30％ですね！」

　だが、高橋さんは他の記者では築けないほどの強い信頼関係を、多くの一流選手とつくりつつある。

　サッカーの中村俊輔選手は、インタービユーが終わってカメラが止まると、おもむろにノートを取り出したそうだ。食べ物の選び方や身体の手入れの仕方など、あらかじめ用意していた10項目ほどの質問をして、熱心にノートに書き留めたという。フィギュア―スケートの高橋大輔選手は、大一番に向けての心構えを、スピードスケートの長島圭一郎選手は身体の整え方などを、やはり取材後に聞いてきた。

「そのときカメラは回っていません。でも、次の取材にときには、もう一歩踏み込めると思います。そうして少しずつキャスターとして、力をつけていきたい」と・・・

　流石にマラソンランナーとして、世界の頂点に立った人だけに、身体の作り方・食事の取り方・大一番に臨むときの心構えなど、彼女の長い間の精神力の凄さと、長期間選手生命を護り続けたノウハウが一杯あるのだろう。スポーツ選手は、誰もが彼女の話を聞きたいに違いない。そう思う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　いまは、バンクーバーに向けて冬季五輪の資料を集中的に勉強中。期間中はずっと現地にいて、中継を続けるという。と・・・
　これだけではない。下に紹介するように冬季五輪アイススケート女子で日本チームの旗手主将を務める岡崎朋美選手も、Ｑちゃんを手本にして、絶対メダルを取るという！
そのあと高橋キャスターは、再び米国の「マスターズ・ゴルフ・トーナメント」出場の権利を自力で勝ち取った１８歳の若鷹・石川遼選手の取材に渡米するに違いなかろう。と、そう確信している。
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　高橋尚子略歴と「Ｑちゃん」の由来は？
　
　高橋尚子（たかはし・なおこ）１９７２年（昭４７）５月６日、岐阜市生まれ。中学で陸上を始め、県岐阜商３年時に高校総体出場。大阪学院大４年の秋、小出義雄監督を慕い、リクルートに入社して指導を受けた。初マラソンは９７年１月の大阪国際で７位。同年４月、小出監督とともに積水化学へ移籍した。００年シドニー五輪は五輪記録で金メダル。０１年ベルリンでは、当時世界最高の２時間１９分４６秒。

　０５年に「自分を追い込むため」と小出監督と決別。「チームＱ」を立ち上げた。「Ｑちゃん」は入社歓迎会で「オバケのＱ太郎」を熱唱したことから。１６３センチ、４５キロ。
２００９年３月ＴＢＳ入社、スポーツキャスターを担当、彼女の初仕事は米国「マスターズ・ゴルフ・トーナメント」に特別招待をうけた１７歳の石川遼選手の取材であった。　　
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2010-01-13
高橋由伸、尚子さんに『いい刺激もらった』・いい笑顔ですよね！ダブル高橋、夢の共演です(≧▼≦)

　沖縄に自主トレ中の高橋由伸外野手のもとを１２日、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが訪問。練習に飛び入り参加し、現役時代のトレーニング方法をアドバイスした。Ｗ高橋の初コラボに、由伸は『いい刺激をもらいました』と手応え十分。腰痛からの完全復活へ向けて、Ｑちゃんとの出会いは新たなステップになりそうだ。

　最初は静かに見学していたＱちゃんだったが、アスリートの血が騒いだのか、由伸に近づき『私、こんなトレーニングやってたんですけど、やってみますか？』と提案。自ら体を動かし始めた。

　二人で並んで主に体幹を鍛えるための腹筋などの金メダルトレを実践。『チームＱでやってるメニューやらせちゃった』と恐縮する尚子さんに、由伸は笑顔で『良いトレーニングが出来ました』と感謝。

　この日の訪問は、ＴＢＳ系『総力報道！ＴＨＥ ＮＥＷＳ』で１５日放送のインタビュー収録ねためのもの。『今までちゃんと話したこととかは、なかったんじゃないかなぁ』と由伸が振り返るように、二人の接点は尚子さんが２０００年１０月２１日の日本シリーズ第１戦で始球式を務めた際、同じグラウンドにいたという程度。この日の自主トレが、Ｗ高橋の記念すべき『初コラボ』となった！

　ランチの時は、尚子さんの現役時代の食事制限の話で盛り上がったという。『色々と良い刺激を貰いました』と笑顔を見せた由伸。Ｑちゃんパワーを得て、２月から始まる宮崎キャンプへ、そして完全復活に向けてトレーニングが加速した(≧▼≦)

　Ｑちゃんは現役時代、大好きなマラソン選手でした！その尚子さんと由伸選手の夢のコラボです。１５日は絶対に録画しますよ！楽しみだぁ！

高橋由伸選手を高橋尚子さんがインタビュー～１５日のＴＢＳニュース　2010.01.14

　「けが」からの復帰を目指す高橋由伸選手（１月６日、Ｇ球場で）
　１５日夕にＴＢＳ系列で放送される「総力報道！ＴＨＥ　ＮＥＷＳ」のスポーツコーナーで、高橋由伸選手へのインタビューが放送されます。

　沖縄県で自主トレを続ける由伸選手を、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが訪ね、けがからの復帰にかける思いなどを聞きます。一緒にトレーニングを行うシーンもあります。

◆【総力報道！ＴＨＥ　ＮＥＷＳ】・【放送日時】１月１５日１８時４０分～１９時５０分　
【放送局】ＴＢＳ系列・【出演選手】高橋由伸選手【スポーツキャスター】高橋尚子
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スケート・岡崎朋美選手、Ｑちゃん（高橋尚子さん）に学び、メダル獲る！
　
　バンクーバー冬季五輪に備えてカナダで合宿するスピードスケート女子の岡崎朋美（３８）＝富士急＝が２６日、Ｑちゃん流でのメダル奪取を誓った。この日、成田空港から出発。５度目の五輪への“秘策”に北海道産のとろろ昆布を挙げた。

「食べ始めてずっと体調がいい。高橋（尚子）さんから、めかぶがいいって聞いて、それに似てるから。同じ世代で思考や性質が似てるんですよ！」

　朋ちゃんと２０００年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん（３７）は以前から交際があり、今五輪の取材で訪れたＱちゃんとつい先日再会。談笑の中でＱちゃんの食事へのこだわりを知った。北海道出身の朋ちゃんが選んだのがとろろ昆布だった。
　
「（五輪では）とろろ昆布のように粘り強くいきます」。『ネバ～ギブアップ』で３位だった長野五輪以来のメダル獲得に挑む。

　ＴＢＳは３日、バンクーバー五輪のメーンキャスターにアイドルグループ「ＳＭＡＰ」の中居正広さんを起用することを明らかにした。中居さんはアテネ、トリノ、北京に続き４大会目のメーンキャスターとなる。中居さんは「上村（愛子＝モーグル）、浅田（真央＝フィギュア）、高橋（大輔＝フィギュア）、ジャンプ、あと高木美帆ちゃん（スピードスケート）で金は５個」と日本のとメダル獲得数を予想、「選手がベストなプレーをできるような、国民、視聴者のみなさんが興奮できるような、熱くなれるような放送を目指します」と意気込みを語った。

　シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんもキャスターを務めることになり、「冬季五輪を間近で見るのは初めて。そのすごさ、驚き、感動を、見ている人が身近に感じられるようにお伝えしていきたい、選手にとって一番の応援団になれるように頑張ります」と話した。何とも頼りになるスポーツキャスター高橋尚子さんである。選手団ともども報道陣の活躍も期待する。待つのは、いい知らせばかり也。







（スポーツ競技日程）
◆ゴルフ・石川遼選手
　●2/11～１４日・「べブルビーチ・ナショナル」
　●2/17～２０日・「アクセンチュア・マッチプレー」
◆冬季オリンピック(バンクーバー)大会
　●2/12～28日　１７日間
続々届く成績情報に、一喜一憂する１７日間であろう。祈・日本選手の活躍を・・・！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上