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2019年9月29日日曜日

夏の甲子園の激闘から1カ月半…智弁和歌山、星稜に国体で雪辱


あの激闘から1カ月半…智弁和歌山、星稜に国体で雪辱

 













甲子園の高校野球試合で歴史に残る名勝負として今でも語り継がれているモノがある。星稜の相手は同じ和歌山だが尾藤監督率いる「箕島高校」であったが、今回は相手はこの夏激闘を繰り広げた智弁和歌山だった  
(29日、国体高校野球 智弁和歌山3―1星稜

 今夏の全国高校野球選手権屈指の名勝負となった星稜(石川)と智弁和歌山の延長14回の激闘。29日、国体の高校野球(硬式)がノーブルホームスタジアム水戸(水戸市)で開幕し、第1試合で、その再戦が実現した。夏に敗れた智弁和歌山が、選手権で準優勝した星稜に雪辱した。
 全国選手権3回戦。強打の智弁和歌山は、星稜のエース奥川に翻弄(ほんろう)された。延長14回で3安打、1得点に抑え込まれ、23もの三振を奪われた。無死一、二塁から始まるタイブレークに突入した延長十三回、十四回も本塁を踏めず、サヨナラ3ランを喫して1―4で敗れた。
 約1カ月半後のこの日、星稜のマウンドには再び奥川。突破口を開いたのは主将で3番の黒川だ。三回1死一、二塁で左打席に。147キロに振りまけず右前に運んで先制点を奪った。2死後、5番佐藤も右前適時打で続いた。
 今夏の対決では1番に入った黒川は6打数無安打。「(星稜は)一番、やりがいがある、野球を楽しめる相手。甲子園で負けてから毎日、奥川をイメージして素振りをしてきた」
 2失点に苦笑を浮かべた奥川はその直後にこの日、最速となる150キロを出した。四回2死一塁で降板し、被安打6、奪三振5、2失点。これが高校野球最後の公式戦となった。「点を取られたことも、内容もよくなかった」と言いつつも、「こうやっていいチームと試合が出来て楽しかった。いい仲間と巡り合えて、いい3年間でした」。穏やかな表情に充実感がにじんだ。

2019年9月24日火曜日

「めでたいでんしゃ」(目出度い(鯛)電車)が難波駅に!


「めでたいでんしゃ」(目出度い(鯛)電車)が難波駅に!












和歌山市の名産、鯛「たい」のデザインを施した南海電鉄加太線の車両が23日、特別に編成されて大阪の難波駅まで運行し、多くの鉄道ファンなどでにぎわいました。

南海電鉄では和歌山市内を走る加太線で地元の「たい」がデザインされた2両編成の車両を「めでたいでんしゃ」として運行しています。
デザインは3種類あり、ふだんは別々に運行していますが、23日は過疎に悩む地元のPRに役立てようと、3種類の電車をつなげて特別に6両編成にし、大阪・難波駅に向かう南海本線を走らせました。
始発となった和歌山市駅で、地元の子どもたちや大勢の鉄道ファンが乗り込むと、「たい」の模様があしらわれた座席や魚の形のつり革がある「めでたいでんしゃ」はゆっくりと走り出しました。
車内では、加太線を題材にしたクイズ大会も開かれ、にぎやかな雰囲気に包まれていました。
和歌山市の11歳の女の子は「“めでたいでんしゃ”で難波までいくのは初めてでわくわくしています」と話していました。
また、大阪の40歳の男性は「南海の本線ではめったに見ることができない車両なので、ツアーに参加しました。車内の雰囲気も良くて楽しいです」と話していました。

2019年9月19日木曜日

「稲むらの火」で世界的に知られる濱口梧陵生誕200年未来会議 広川町で開催 /09/19

濱口梧陵生誕200年未来会議 広川町で開催 /09/19


江戸時代の安政南海地震で、稲わらに火をつけて村人を高台に導き、津波から救ったエピソード「稲むらの火」で世界的に知られる、広川町の偉人・濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)が、来年、生誕200年となるのにあわせて梧陵の偉業や魅力を国内外へ発信する「濱口梧陵生誕200年未来会議」がきのう(9/17)発足し、設立会議が開かれました。


これは、梧陵の魅力を再発見し、その偉業を顕彰するとともに、広川町民をはじめ国内外へ情報発信しようと、広川町が設置したもので、町長や教育関係者ら8人が委員となり、ヤマサ醤油の濱口道雄(はまぐち・みちお)会長を顧問に迎えています。
きのう午後、広川町役場で開かれた設立会議では、冒頭、会議の会長を務める西岡利記(にしおか・としき)広川町長が挨拶し、「6月15日に迎える生誕200年を含め、来年1年間、どのようなことをするのか、行政以外の考え方を入れていただいてご検討ください」と呼びかけました。
挨拶する西岡町長
また、会議の前に開かれた発足イベントでは、四天王寺大学教授の曽野洋(その・ひろし)さんが「今こそ再発見、濱口梧陵」と題して講演しました。この中で、曽野さんは、「梧陵は感受性が豊かで、相手に対する思いやりがあり、若者の意見にも耳を傾ける謙虚さを持ち合わせていた」と評価しました。
講演する曽野さん
その上で、これまで積み重ねられてきた濱口梧陵の基礎的な研究を整理し、具体的な事例を、未来を担う地元の小中学生や高校生と一緒に考える「濱口梧陵学」の創設を提言し、「まだ発見できていない梧陵の魅力を紀州内外に発信していきたい」と語りました。

「濱口梧陵生誕200年未来会議」は、来年6月15日に開く梧陵の生誕を祝う式典や、前日の6月14日に行うシンポジウムなどを協議した

2019年9月16日月曜日

老人たちの心の叫び!? シルバー川柳傑作選


                        © FUSOSHA Publishing Inc. 提供
 
●「グレーヘアしたいがすでにハゲ頭」(男性・広島県・76歳・無職)
 時代が遅すぎたのか、ハゲるのが早すぎたのか。グレーヘアで話題をさらった近藤サトさんのように素敵な歳の取り方をしたい……。そう思ったころにはグレーどころか、すっかりネイキッドヘアになっていたおじいさんの渾身の一句。

●「徘徊のルートAIにも読めず」(男性・宮崎県・67歳・会社員)
 近年、将棋のトップ棋士を破るなど、めまぐるしい進歩を遂げているAIだが、徘徊する老人の一歩先を読むにはまだまだ時間がかかりそうだ。

●「メルカリで誰も買わないワシの服」(女性・島根県・51歳・自営業)
 悲しすぎる。農協の作業服か、使い古したフィッシングベストでも出したのだろうか。落札したらみかん箱に入れられて届きそうだ。

●「問診にオレより妻が答えてる」(男性・静岡県・68歳・講師)
 サザエさん感がある。

●「仲いいねいいえ夫は杖代わり」(女性・埼玉県・67歳・無職)
 ツンデレな感じで可愛い。

●「失言は家庭内でも命取り」(男性・和歌山県・64歳・無職)
 政治家だけでなく、家庭でも無遠慮な一言で立場を失うお父さんが多いようだ。しかし、多くの家では奥さんが与党で大臣で裁判官で首相だ。政治なら野党がいろいろ言えるが・・・!

2019年9月14日土曜日

パンダ彩浜のパパ永明27歳誕生日 人間なら80歳 丈夫な歯で竹もペロリ !

パンダ彩浜のパパ永明27歳誕生日 人間なら80歳 丈夫な歯で竹もペロリ !

氷のケーキにトッピングされたリンゴをつかむ、ジャイアントパンダの永明=和歌山県白浜町堅田のアドベンチャーワールドで2019年9月14日午前9時22分、藤田宰司撮影 
©  氷のケーキにトッピングされたリンゴをつかむ、ジャイアントパンダの永明=和歌山県白浜町堅田のアドベンチャーワールドで2019年9月14日 
 
 和歌山県白浜町の動物公園アドベンチャーワールドで14日、雄のジャイアントパンダ永明(エイメイ)の27歳の誕生会があり、来園者や飼育スタッフらが健康と長寿を祝った。
 パンダの27歳は人間の80歳に相当するとされる。夏の間は気温20度以下に管理されたバックヤードで過ごす時間が長かったが、健康状態に問題はないという。
 屋内運動場に氷のケーキと3種類の竹が用意され、トッピングのリンゴや竹を器用につかみ、丈夫な歯でおいしそうに食べていた。
 永明は1992年、中国・北京動物園生まれ。昨年は雌の良浜(ラウヒン)(19歳)との間に娘の彩浜(サイヒン)(1歳)が生まれ、自らが持つ「飼育下で自然交配して繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ」の記録を更新した。


2019年9月11日水曜日

日本の名字1、2位タッグ 海南「鈴木」×佐野「佐藤」

日本の名字1、2位タッグ 海南「鈴木」×佐野「佐藤」



日本人に多い名字「鈴木さん」と「佐藤さん」が、まちおこしでタッグ――。 

「佐藤姓ゆかりの地」としてプロジェクトを立ち上げた栃木県佐野市の一行が9日、鈴木姓発祥の地とされる和歌山県海南市を訪れ、地域の活性化に向けて連携する親書を交わした。今後、名字をルーツにしたまちづくりに取り組む両市が協力することで話題性を高め、相互の発展を目指す。

2018年8月8日公表の明治安田生命全国同姓調査によると、全国の佐藤さんは1位の約192万人、鈴木さんは約182万人で2位。佐藤姓は平安時代に佐野に居城して活躍し平将門の乱を鎮めた藤原秀郷(ひでさと)が始祖と考えられている。

両市職員は、佐野市の人口約12万人のうち鈴木さんが佐藤さんの700人より多い1000人、海南市は人口約5万人(7月末現在)のうち佐藤さん56人、鈴木さん150人(8月末現在)との人数構成にも注目。人口減少傾向に歯止めをかけ、移住、定住者を増やしてまちの振興を図りたいとの課題も同じくしていることから、互いに地域と多様な関わりが生じる「関係人口」の増加を目指す。

「関係人口」の創出と拡大は、定住や交流とは別に、地域外の人が地域づくりの担い手になることを期待するもので、国も関連事業を推進。佐野市では「『佐藤さんゆかりの地』聖地化による関係人口増加プロジェクト」を立ち上げ、8月下旬に内閣府に認定されている。

海南市では1998年の第1回「鈴木サミット」を皮切りに、さまざまなイベントを実施。全国から観光客を呼び込もうと、ルーツとされる藤白神社内の「鈴木屋敷」の復元事業に取り組んでいる。

佐野市のプロジェクトには、海南市と連携することで事業の話題性の強化を図り、ふるさと納税による財源を確保し、「佐藤さん組織」の自律的運営でゆかりの地、「唐沢山城跡」の再興を推進することなどが盛り込まれている。

この日、佐野市総合政策部都市ブランド戦略担当の職員、吉田直生参与らは、同市のゆるキャラで2013年コンテストでグランプリに輝いた「さのまる」を伴って海南市役所を訪問。両市職員が鈴木姓、佐藤姓それぞれのスポーツ選手、高級フルーツなどを交互に挙げ、押しも押されもせぬPR合戦でヒートアップしたが、最終的には「さのまる」と海南市の「海(かい)ニャン」が持ち前の愛らしさで融和ムードへ導いていた。

親書を交わした神出政巳海南市長は「連携は相乗効果による話題性の強化が見込まれ心強い」、吉田参与は「海南市の先進的な取り組みの指導を仰ぎたい」と話していた。


地域の活性化へ連携を図る海南市(左側)と佐野市
地域の活性化へ連携を図る海南市(左側)と佐野市

2019年9月7日土曜日

国内外から1578通 絵手紙電車が運行

09月07日 



貴志川線応援絵手紙愛好クラブの島本忠生さんが貴志川線と沿線地域への関心を高めてもらおうと提案して始まり、同社と貴志川線の未来を“つくる”会(木村幹生代表)、と共に実施され5回目。絵手紙は「ガンバレ貴志川線」「動物愛護」「絵手紙電車に寄せて」のテーマで募集し、北海道から鹿児島までの国内の他にフランス、イタリアからも応募があった。

飾り付けには紀北地区の郵便局長や、つくる会のメンバーら20人が参加。都道府県ごとに台紙に貼り付け、中づりや網棚の上に台紙210枚分の絵手紙を飾った。

絵手紙は「ねこ駅長がんばってね」の応援メッセージとたま名誉永久駅長を描いたものや、トマトやキュウリを描いた夏らしい一枚など、手描きの温もりが伝わる作品がずらりと並んだ。

島本さんは「貴志川線存続の応援になればと始め、ほぼ日本全国から絵手紙が届くようになった。絵手紙を描いた人が電車にも乗りに来てくれて、通勤、通学で乗る人も絵手紙を眺めてくれるので、喜んでくれているのかなと思う」と話していた。

ことしは2両1編成の動物愛護列車として実施。運行時刻などは同線ホームページ(https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/train/)で。

絵手紙電車に乗る伊太祈曽駅長の「よんたま」

絵手紙電車に乗る伊太祈曽駅長の「よんたま」