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2019年8月31日土曜日

「温和知新」で人をつなぐ 8日紀州夢祭り

わたしのブログは最初「地元の「温故知新」を訪ねある記」でスタートしましたが、今は「知新」をさらに一歩進めた「温故創新」としています。このたび若者たちが「地域活性化イベント「第7回紀州夢祭り」を立ち上げたことが紹介されていましたので、わたしの想いと重なることから、ここに紹介しようと採り上げました

「温和知新」で人をつなぐ 8日紀州夢祭り  08月30日

 和歌山県内の20代の若者が企画する和歌山の魅力発信、地域活性化イベント「第7回紀州夢祭り」が9月8日午前11時(開場10時)から午後8時まで、和歌山市の和歌山城西の丸、砂の丸広場で開かれる。職業やスポーツの体験ブース、県出身アーティストのステージなど、和歌山が夢を実現できる地域であることを感じられるイベントが満載。実行委員会(今中千菜美委員長)は「盛りだくさんの内容で一日中楽しめます」と来場を呼び掛けている。

 今回は「温和知新~輪を広げ 和を繋げる~」をテーマに掲げ、日本の「和」の伝統文化や和歌山の文化を改めて知り、新しい人と人の輪を生み出し、つながる場にしたいという願いを込めた。

 今回は、砂の丸広場ステージのオープニングに、サックス奏者のNazukiさんと共に県内の中学・高校の吹奏楽部員約150人が登場し、ファンファーレを響かせる。

 浴衣ファッションショーでは、本谷紗己さんらプロのモデルと、SNSで募集した小学生が共演する。応募はすぐに定員を超え、抽選で選ばれる10人が本番のステージに立つ。

 MCは今回もお笑いコンビ「すみたに」が務め、夢祭りテーマソング「夢と共に」を作詞作曲したSAYAKAさん、マジシャンのTOKIさんはじめ、音楽、ダンスなど多彩なパフォーマンスが繰り広げられる。フィナーレは阪南大学によるプロジェクションマッピングとなっている。

 「はたらく車大集合」には、消防、警察、自衛隊の車両、地震体験車やクレーン車などが登場。和歌山からモーターレースに参戦しているレーシングカーも展示される。

 約20店が出店する「夢祭り横丁」では和歌山の代表的なグルメが楽しめ、人気のミニSL列車の乗車体験もある。

 西の丸広場には職業・アスリート体験のブースが並ぶ。競輪やバスケットボール、フットサル、ボルダリング、大工、しょうゆ造りなどさまざまな体験ができる。和歌山大学の研究者やNPO団体の協力で、役立つ防災の知識を学べるコーナーも設ける。

 実行委員会は、1月から打ち合わせを重ね、出演者や協力する企業・団体との交渉など準備を進めてきた。過去の夢祭りにボランティアとして参加したことがきっかけで実行委員となったメンバーが多く、今回も今月31日までボランティアを募集中。申し込みは、夢祭りのフェイスブック、インスタグラムまたはメールへ。

 今中実行委員長(25)は「家族や友人、カップルなど、どんな関係の人と来ても楽しめる一日になります。新しい友人やつながりができるチャンスもいっぱいです。ぜひ遊びに来てください」と話している。


 問い合わせは事務局長の藤田さん(℡080・5710・3685)。


2019年8月28日水曜日

紀州徳川家入国400年で特別展

紀州徳川家入国400年で特別展


紀州徳川家が、和歌山に入国してからことしで400年になるのを記念して、戦国時代の和歌山市の様子を知ってもらおうという特別展が、和歌山市立博物館で開かれています(徳川御三家の紀州德川藩)。

この特別展は戦国時代、和歌山市周辺に勢力を張り、織田信長を相手に戦った地侍、「雑賀衆」が使っていたかぶとのほか、和歌山市の伏虎義務教育学校が建設されるにあたって平成27年までの3年間に鷺ノ森遺跡を調査した際に見つかった小刀や鉄砲玉などあわせて116点が展示されています。
このうち、「鉄錆地雑賀鉢兜(かなさびじ さいかばち かぶと)」は、かぶとの後頭部に「紀※シュウ宇治住雑賀吉久作」と作者の名前が彫られていて、武力にたけていた雑賀衆が自分たちで装備品を作っていたことがわかります。
また、展示室入り口に置かれている「橋脚」は、今回の調査で新たに見つかったもので、かつて鷺ノ森に幅およそ17メートルの大きな堀があったことを裏付ける貴重な資料だということです。
和歌山市立博物館の太田宏一学芸員は「雑賀衆の暮らしぶりがわかる展示会だと思います。多くの人たちに和歌山の歴史を知ってほしいです」と話していました。
この展示会は、9月29日まで開かれています。

※シュウは「刀」が3つ森の「木」がすべて「刀」。

2019年8月25日日曜日

タマ・二タマ駅長で有名な和歌山電鐵 路線永続へ〝キシカイセイ〟

和歌山電鐵 路線永続へ〝キシカイセイ〟



タマ駅長」「二タマ駅長」で全国にその名を知られた和歌山電鉄では、その後業績が伸び悩み、新しいプロジェクトを発表、起死回生(キシカイセイ)を目指す
貴志川線の乗客増と地域活性化を目指し和歌山電鐵は8月11日、〝キシカイセイ〟プロジェクトを発表した。「起死」と「貴志」をかけた企画名で新たに考えた10事業に取り組んでゆく。小嶋光信社長は「培った再生と経営のノウハウを駆使し、鉄道再生だけでなく地域活性化と一体になった第2の創業に取り組む。これまでに続き、熱い応援をお願いします」と呼びかけている。
駅命名権や枕木オーナー募集
 年間5億円もの赤字を出した貴志川線を2006年に南海電鉄から引き継いだ和歌山電鐵。いちご電車、うめ星電車といったユニークな車両や猫のたま駅長人気で、年間利用客は05年度の192万人から15年度は232万人に増えた。行政から運行補助金を10年間受け、廃線の危機を乗り切ることができた。
 行政の補助金は16年以降、鉄道施設の更新に特化したものに変わり、自力営業での再建を目指すことに。初年度は黒字だったものの、ここ2年は少子高齢化で通勤、通学客が減り、海外観光客も減少、台風や酷暑による出控えなどで18年度の利用客は引き継ぎ後初めて210万人を割り、一昨年と昨年の台風被害の復旧工事費もかかり、累計5000万円の赤字を抱えている。
 プロジェクトは、9月1日㊐まで実施中の「迷探偵コンナンクイズラリー」、新聞風に電鐵の現状を紹介した5枚つづり切符の「あと5回きっぷ」の販売、枕木オーナーや副駅名の命名権の募集、登録有形文化財である伊太祈曽車庫の観光資源化、キャッシュレス決済への対応など。
 小嶋社長は「構造的な少子高齢化を観光客などで補うのでは鉄道の持続的発展は難しいと実証でき、『公有民営』に取り組まなければならない時期に来た。安定的な永続運行に向け、多くの人に関心を寄せてもらい、主体的にかかわってもらえるよう取り組んでゆく」と意気込んでいる。
写真=プロジェクトを発表する小嶋社長(右)

(ニュース和歌山/2019年8月24日)

2019年8月23日金曜日

砂山に10万円金貨も 白浜の「白良浜」で「埋蔵金探し」

砂山に10万円金貨も 白良浜で「埋蔵金探し」



浜に埋められた容器を探し砂を掘る参加者(23日、和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で)
浜に埋められた容器を探し砂を掘る参加者(23日、和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で)
 和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で23日、夏恒例の「熊野水軍埋蔵金探し」が始まった。砂浜を掘って10万円金貨などの「宝」を探し出す催し。25日まで。

 遭難した熊野水軍が宝物を白良浜に隠したという伝説にちなみ、白浜観光協会などでつくる実行委員会が1999年から開いている。

 今年も砂浜に大人用と子ども用の二つの山をつくり、いずれの山にも賞品引換券が入った容器を埋めている。

 この日の参加者は約3500人(主催者発表)。時折、雨が降る中、開始の合図で山に駆け上がり、手や足で砂を掘った。容器を見つけるとすぐに本部まで持ち込み、豪華な賞品が当たると大喜びしていた。その後も何度も挑戦していた。

 賞品は10万円金貨のほか、1万円銀貨、宿泊券、食事券、施設入場券、家電製品などがあり、1日当たり千点以上が用意されている。

 開催時間は連日午前10時~午後3時。無料。悪天になった場合は途中でも中止になる。

2019年8月20日火曜日

日清食品と和歌山市がコラボ 和歌山ラーメンの新商品を開発「日清麺NIPPON 和歌山特濃豚骨しょうゆ」

日清食品と和歌山市がコラボ 和歌山ラーメンの新商品を開発「日清麺NIPPON 和歌山特濃豚骨しょうゆ」・8/20

今回ご紹介しようとしている商品は、ある有名会社の「新商品」ですが、商品誕生には和歌山市が大きく関わったこともあり、「和歌山」の地名が附されていることもあり、あえて採りあげました。このことをご理解のうえお読み下さい。

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 即席ラーメンなどの最大手「日清食品」が、和歌山市と協力して開発したインスタントの和歌山ラーメンが、今月下旬から全国で発売されることになり、今日、記者発表が行われました。今日、和歌山市役所を日清食品株式会社大阪営業部部長の浅井雅司さんと、マーケティング部のブランドマネージャー 磯一徳さんらが訪れ、記者発表に臨みました。今回発売されるのは「日清麺NIPPON 和歌山特濃豚骨しょうゆ」で、コクとキレのあるしょうゆと炊きだした豚骨のうまみが感じられる仕上がりになっています。
 パッケージデザインには、濃厚な豚骨しょうゆをイメージさせる茶色がキーカラーに使用され、また、フタの裏面には「卓上の”早なれ寿司”や“ゆで玉子”は有料」などといった「食の作法 三原則」が掲載され、和歌山中華そばへの理解を深められる工夫が凝らされています。「日清 麺NIPPONシリーズ」は、日清食品が「日本の麺を楽しもう」をテーマに全国各地に根差した麺文化を発信していこうと平成26年から発売を開始しました。現在は札幌、尾道、博多などの6種類が発売されていて、今回新たに発売される和歌山は、7種類目の商品になります。このカップ麺は、今月26日から全国のコンビニエンスストア、スーパーで発売されます。

2019年8月19日月曜日

過去最大の客船来和 ダイヤモンド・プリンセス号

過去最大の客船来和 ダイヤモンド・プリンセス号



  世界三大クルーズ会社の一つ、プリンセス・クルーズ所属の英国籍客船「ダイヤモンド・プリンセス」(全長290㍍、11万5875㌧)が17日、和歌山県和歌山市の和歌山下津港に初入港した。同港に11万㌧以上の大型客船が停泊するのは初めてで、岩壁では歓迎パフォーマンスや物産販売などがあり、多くの見物人が訪れた。
台風10号の影響で当初の予定から一日遅れ、同船は15日に横浜港を出港し、和歌山下津港に寄港。乗客2710人と乗組員1061人を乗せて午前11時半ごろに到着すると、和歌山児童合唱団が「ビリーブ」やベートーベンの「第九」の日本語版など5曲を歌い、旗を振って歓迎した。晴れわたる夏空の下、爽やかな歌声に乗客はデッキから拍手を送った。
入港した17日には、乗客は和歌山城や高野山、加太などを巡るツアーに出掛け、和歌山に半日滞在した後、同船は午後9時に出港した。
入港を歌声で歓迎する和歌山児童合唱団
入港を歌声で歓迎する和歌山児童合唱団

2019年8月18日日曜日

なぜパンダが和歌山に来たの?

なぜパンダが和歌山に来たの?





和歌山県白浜町の

「アドベンチャーワールド」で飼育中のパンダは6頭で、日本一です ここのパンダ飼育技術は中国と並び世界水準ですが、たまたまニュース和歌山の愛読者の「やすけ」さんからの問い合わせに応えて下記のようにあります 

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今回の疑問は、和歌山市のやすけさんから届いた「なぜ和歌山にパンダが来てくれたの?」です。
 丸々とした体形とかわいらしい仕草で多くの人を魅了するジャイアントパンダ。白浜町堅田のアドベンチャーワールドでは永明(えいめい、写真)を筆頭に6頭が暮らしています。昨年8月にわずか75㌘で生まれた彩浜(さいひん)は1歳を迎え、25㌔にまで成長しました。
 和歌山にパンダがいつ、どのような理由で来たのかアドベンチャーワールドに聞きました。



希少動物の繁殖実績があった
 「なぜパンダが和歌山に来たの?」。アドベンチャーワールド広報課の長谷川穂波さんに聞きました。
 ジャイアントパンダが和歌山に初めて来たのは、1988年9月。中国の四川省から来たシンシンとケイケイでした。同年3月から岡山で行われた中国三大珍獣展と青函トンネル博でのお披露目を経て、アドベンチャーワールドでも3ヵ月間公開され、人気を博しました。
 当時、中国政府は森林伐採やえさ不足による野生のジャイアントパンダ減少に危機感を募らせ、保護への取り組みを始めていました。これを機に、同園は中国側に飼育繁殖を共同で行いたいと申し出ました。白浜のきれいな空気、水、えさとなる竹が手に入りやすいこと、チーターやシロオリックスなど希少動物の繁殖実績が評価され、94年、繁殖を目的に飼育動物を貸し借りするブリーディングローン制度により、日中共同自然繁殖研究を開始しました。
 その後、16頭の子宝に恵まれた同園。9月に27歳となるオスの永明は、飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダです。これからも白浜のパンダファミリーは、全国に笑顔を届けていきます。
(ニュース和歌山/2019年8月17日更新)

2019年8月14日水曜日

阿波おどり、14日は中止 台風10号接近で16年ぶり・8/14


阿波おどり、14日は中止 台風10号接近で16年ぶり・8/14 

土佐の高知の「よさこい踊り」と双璧をなす徳島の「阿波おどり」は思いもよらぬ台風10号の接近で14日の開催予定を中止と決定した。甲子園で開催中の令和元年の夏の高校野球も15日は中止が発表されていて台風という自然の猛威には、なす術なしと云ったところ。
先に高知の「よさこい踊り」を掲載したので、途中中止となった「阿波おどり」も同様掲載することにしたしだいである。
徳島市の阿波おどりを主催する実行委員会は13日、台風10号の接近に伴い14日に開催を予定していた演舞場での演目全ての中止を決定した。すでに前売りチケットを購入した人への払い戻し方法については14日午前中に実行委の公式ホームページなどで告知する。阿波おどりの中止は2003年以来、16年ぶり。

演舞を披露する踊り手(12日、徳島市)
実行委では「台風10号の影響により安全確保が困難」(事務局)と判断した。中止するのは有料・無料演舞場での踊り込みのほか、市内ホールで実施を予定していた選抜阿波おどりの全公演。最終日15日の開催については、台風の進路などを見極めた上で、14日中に判断する見通しだ。今年から運営を委託された民間共同事業体の前田三郎総責任者は「安全・安心な祭りとすることを優先する」との方針を打ち出していた。


2019年8月12日月曜日

前畑秀子に脚光! 日本女性初五輪[金メダリスト]

前畑秀子に脚光! 日本女性初五輪[金メダリスト]



 8月11日は「ガンバレの日」――。1936年のこの日、ベルリン五輪の女子200㍍平泳ぎで、和歌山県橋本市出身の前畑秀子(1914~95)が日本人女性初の金メダルを獲得。
アナウンサーが「前畑がんばれ!前畑がんばれ!」と連呼した実況中継が日本中を沸かせたことにちなんでいる。前畑はNHK大河ドラマで現在放送中の「いだてん」にも登場。前畑の功績を伝える「前畑秀子・古川勝資料展示館」(同市橋本)を訪れる人も増え、市内では「前畑の偉業発信を」との機運が高まっている。

 同施設では写真や新聞記事などの資料約60点を展示。同市名誉市民で水泳界の発展に尽くした前畑の生涯をたどることができる。

 昨年1年間の来館者数は240人だったが、ことしは4月から8月上旬までで、すでに320人が来館し関心が高まっている。

 春には、大河ドラマで前畑役を演じる上白石萌歌(かみしらいし・もか)さんも役づくりの参考にと、展示館を訪ね、ゆかりの地を巡ったという。

 前畑は家の近くの紀の川をプール代わりに泳ぎを覚えたといい、同施設の池西孝仁さん(64)は、「紀の川なくして前畑なし」と、熱っぽく語る。

 同館では、橋本市ゆかりの水泳選手・小島一枝や守岡初子と前畑の交流、ベルリン大会優勝の際の逸話、結婚後の家庭生活、現役引退後も水泳教室を開き水泳界の発展に尽力する姿など、前畑自身も色紙に残した「水一筋」の生涯を伝えている。

 ベルリン五輪優勝前後の思いを綴った日記も紹介し、金メダルを獲得したレースで、アナウンサーが何度も「前畑がんばれ」を繰り返したラジオ放送の音声も聞ける。

 池西さんは「生涯を通じて水泳に関わり、選手としてスポーツの価値を伝えた人。やり始めたら努力を惜しまず、とことんやり抜く前畑さんからは、自分なりの人生の金メダルを目指すことの大切さを教わります。郷土の偉人を知り、ふるさとを愛する気持ちを深めてもらえれば」と来館を呼び掛けている。

 入場無料。開館は来年3月末まで(年末年始を除く)で、午前9時から午後5時まで。問い合わせは同所(℡0736・26・8288)


前畑秀子の功績を伝える資料が並ぶ





前畑秀子資料展示館
上に掲げた記事と重複する部分が多いが、それをわきまえた上で掲載することにした
和歌山県出身のわたしも、この展示館があることを知らなかったのだから・・・・
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前畑秀子資料展示館は、和歌山県橋本市にある。
前畑秀子(1914-1995)は、日本人女性初のオリンピック金メダリストで、昭和11年(1936年)ベルリンオリンピックの200m平泳ぎで優勝した。
NHKラジオ実況中継で、「前畑がんばれ!」と23回連呼した河西三ナウンサーの実況音声が良く知られている。
前畑秀子は、大正3年(1914年)に橋本市紀ノ川近くの豆腐屋を営む父、前畑福太郎と母、前畑ミツヱの長女として生まれた。
当時は、橋本橋の上流付近の紀ノ川で水泳の練習をしていた。
大正15年(1926年)には、12歳で50m自由形の日本学童新記録を出し、13歳で100m平泳ぎの日本新記録を樹立するなど早くから注目されていた。
昭和4年(1929年)に愛知県の椙山女学園に編入し、昭和7年(1932年)には、ロサンゼルスオリンピック200m平泳ぎで銀メダルを獲得した。
現役引退後も、積極的に水泳に関わり、後進の指導に努め、53歳の時に日本初の「ママさん水泳教室」を開校した。
前畑秀子資料展示館は、橋本市まちの歴史資料保存会付属の橋本まちかど博物館の展示として一般公開されている。
資料館では、日本ポリドールの湯地富雄が録音した「前畑がんばれ」の実況音声を聴くことが出来る。
また、オリンピック優勝の瞬間の写真(白黒写真からカラー写真に補正)なども展示されている。
令和元年(2019)に名称が、橋本市「前畑秀子・古川勝資料展示館」となった。
南海電鉄高野線橋本駅下車、徒歩10分。