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2017年8月30日水曜日

城下町ロゲイニング 街を舞台に〝宝探し〟

城下町ロゲイニング 街を舞台に〝宝探し〟




   


 マップを手にチェックポイントを巡り、街中の魅力を再発見するイベント「わかやま城下町ロゲイニング」が10月8日(日)、和歌山市内で行われる。地域活性化を目的に和歌山商工会議所青年部が初開催。

 藤井友彦実行委員長は「和歌山県内外の人に和歌山の良いところを知ってもらう機会にしたい。多彩なポイントを用意するので、歴史、グルメなど好みのコースを創作して回ってほしい」と呼びかけている。
 
 地元の人に愛される飲食店や歴史スポット、風景などを巡るロゲイニング。スポーツと観光、グルメを組み合わせた取り組みとして各地で開かれており、2年前、御坊市のイベントに実行委メンバーが参加した。「宝探し感覚で楽しめ、街を満喫できる」と、和歌山市での開催を決めた。
 
 当日は同市手平のビッグウエーブ集合。マップを参考に、時間内にできるだけ多くのチェックポイントを回り、現地で自分が入った写真を撮る。地図は当日まで公表されず、いかに効率よく回れるか、体力と作戦が勝負のカギを握る。和歌山のグルメを味わうとボーナス点が得られる。
 
 午前9時半スタート。2~5人のチームで、一般(4時間)と小学生以下を必ず含むファミリー(3時間)の2部門。一般は1人2000円、ファミリーは1チーム3000円。参加者全員に同日開催の商工まつりで使える500円の商品券、上位チームに特産品などの賞品がある。申し込みは9月18日までに同会議所HPから。同会議所(073・422・1111)。
写真=マップを手に街を巡ってみよう
(ニュース和歌山/2017年8月26日更新)

2017年8月27日日曜日

お宝ザクザク、ここ掘れワンワン!10万円金貨もゲット!砂浜で5千人がお宝探し 和歌山白良浜海水浴場

10万円金貨もゲット!砂浜で5千人がお宝探し 和歌山白良浜海水浴場




約5千人の参加で始まった白良浜の「熊野水軍埋蔵金探し」=白浜町
 

2017年8月23日水曜日

イチロー特大132M決勝弾、スタントン凌ぐ一発に米驚嘆「パワーを舐めるな」/8月23日

イチロー特大132M決勝弾、スタントン凌ぐ一発に米驚嘆「パワーを舐めるな」/8月23日


画像:イチロー特大132M決勝弾、スタントン凌ぐ一発に米驚嘆「パワーを舐めるな」

同じ回に出た本塁打王スタントンの46号を約27M凌ぐ

 マーリンズのイチロー外野手が22日(日本時間23日)、敵地でのフィリーズ戦で代打出場し、3号決勝3ランを放った。これでロス・グロードが持つ球団最多代打安打記録21本に並んだ.         

 イチローの一発は、球場最深部に届く飛距離432フィート(約132メートル)の大きなアーチ。MLB公式ツイッターなどは43歳の強力無比な大飛球に「イチローのパワーを舐めてはいけない」「史上最高。それがすべて」と賞賛している。試合は12-8でマーリンズが勝利している。
 ダブルヘッダーの1試合目に背番号51のバットが唸りを上げた。3-3で迎えた7回1死一、二塁で代打出場したイチローは、フィリーズ先発ノラの5球目となる92マイル(約148キロ)のツーシームをジャストミート。打球は右中間スタンド最深部に到達する圧巻の3号3ランとなった。MLBのデータ解析システム「スタッツキャスト」によると、飛距離は432フィート(約132メートル)の大飛球となった。
 マーリンズの球団公式ツイッターは、イチローが放った華麗な一撃の動画を紹介。「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字(GOAT)にちなんだヤギの絵文字6連発に加えて「それがすべて」と賞賛すると、ファンは「今まで見た最も美しいホームランスイング」と反応するなど、大興奮のコメントが次々寄せられた。
 この回、メジャー本塁打争いトップのスタントンも46号ソロ弾で続いたが、そこで再び衝撃が走った。MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は「イチローとスタントンが同じイニングにホームランを打つ。片方のホームランは明確に飛んだ。そして、それはスタントンのものではなかったのだ」とツイッターでレポート。地元紙「サンセンチネル」のティム・ヒーリー記者は「イチローのホームラン、432フィート、スタントンのホームラン、346フィート(約105メートル)。スタッツキャストによるもの」とツイートし、43歳のメジャー最年長打者が見せた底知れぬパワーに驚嘆していた。
 MLB公式ツイッターもイチローのホームラン動画を紹介し、「イチローのパワーを舐めてはいけない」とレポート。さらにYahoo!スポーツでは「イチロー・スズキがキャリア最長となるであろう本塁打を放つ」、SBネーションでは「イチロー・スズキがパワフルなホームラン、432フィートかっ飛ばす」との見出しで、イチローが披露したパワーに注目した。
 試合前の打撃練習では簡単に柵越えを連発し、オールスターのホームランダービー出場の待望論が毎年のように巻き起こるイチローだけに、面目躍如の一発となった。

2017年8月18日金曜日

夏の甲子園・高校野球:和歌山代表・智弁和歌山:選抜王者の大阪桐蔭と対戦

和歌山)智弁和歌山 「王者」に肉薄 高校野球



五回裏、マウンドの黒原(右)に声をかける智弁和歌山の蔵野=阪神甲子園球場

 和歌山代表の智弁和歌山は17日、最後まで選抜王者の大阪桐蔭にくらいついた。一球一打に湧き上がるスタンドからの歓声。惜しくも敗れた試合の後には、4万7千人からの温かい拍手が選手たちを包み込んだ。

■冷静で強気なリード 捕手・蔵野真隆君
 選抜王者の大阪桐蔭を相手に捕手の蔵野真隆君(3年)は堂々のリードだった。
 初回から強気で攻めた。一回裏、1死三塁のピンチで3番の中川卓也君(2年)に対し、粘られてからの10球目。135キロの直球で三振に取った。この回1点は失ったが、その後、内外に球を散らし、緩い変化球で打者の気持ちをそらす。勝負どころでは内側の直球で攻め、相手打線に的をしぼらせなかった。ロースコアの展開に、高嶋仁監督(71)も「思い描いた通りになった」。
 捕手に定着したのは今年の春から。「バッテリーが課題」と、高嶋監督は昨秋まで捕手への不満を漏らしていた。しかし、蔵野君がマスクをかぶるようになってからは失点が減り、「守りがしっかりしてきた」。和歌山大会でも1試合平均で失点は2。2年生右腕の平田龍輝君も「リードを任せたら抑えられる」と信頼を寄せる。
 
 4月に就任した元阪神の中谷仁コーチ(38)の影響も大きかった。それまで、蔵野君自身、「(捕手は)捕って投げて、周りを見ていたらそれでいい」と考えていたが、中谷コーチがプロで培った経験を目の当たりにし、「野球にちゃんと取り組むようになった」。投手への気配り、打者への注意、配球など学べることはどんどん学んだ
 この日は、相手ベンチから「データ通り」と声が聞こえ、配球が読まれていると察知。すぐさま「自分だったら次どう攻めるか考えてその逆をいった」と組み立てを変える冷静さを見せた。
また、相手打者が直球にタイミングを合わせていると気づくと、変化球を軸にした配球にするなど打者への観察も怠らなかった。
 2人の投手をリードし、強打の大阪桐蔭を7安打、2得点に抑えた。それでも試合後、蔵野君の口から出たのは、「投手がよくやってくれた」と、投手をたたえる言葉ばかりだった。
 「プロでやりたい気持ちも芽生えた」と捕手に定着して、目標も一段階上がった。敗戦の悔しさは次のステージで必ず晴らす。

2017年8月15日火曜日

三毛猫駅長「たま大明神」鎮座2周年 名誉永久駅長のメダルかけた招き猫グッズ発売

三毛猫駅長「たま大明神」鎮座2周年 ニタマも参加し名誉永久駅長のメダルかけた招き猫グッズ発売

 和歌山電鉄




「たま招き猫」とツーショットのニタマ駅長=紀の川市
たま招き猫」とツーショットのニタマ駅長=紀の川市
 和歌山電鉄は14日、三毛猫駅長として親しまれた「たま」(平成27年死亡、現・名誉永久駅長)を祭る「たま大明神」の鎮座2周年を記念し、たまの招き猫グッズ第4弾を発売した。同電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)では三毛猫駅長「ニタマ」も参加して発売を祝う除幕式も行われ、多くのファンらが駆けつけた。
 たまの招き猫グッズ「たま招き猫」は、平成20年7月に第1弾、9月に第2弾、25年9月には第3弾が発売され、いずれも約1カ月で売り切れたという。今回は「たま大明神」の鎮座2周年を記念し、「名誉永久駅長」メダルを首にかけた第4弾を新発売した。
 たま招き猫は愛知県瀬戸市の陶器職人が制作した千個限定で、値段は「福来い」にかけて2951円。同駅や伊太祈曽駅(和歌山市)のほか、同電鉄のネットショップなどでも販売される。
 この日の除幕式には、貴志駅のニタマ駅長も参加。同電鉄の小嶋光信社長は「亡くなってからも、たまの人気が世界に広がり、ありがたく思う。『たまに負けないよう頑張るニャン!』とニタマも話しています」と述べた。たま招き猫を購入した奈良県大和郡山市の高校1年、茨木優輝さん(16)は「たまの賢かったところが好き。今日のニタマは少し不機嫌だったけど、そんな姿もかわいい」と笑顔を見せた。

2017年8月8日火曜日

紀州おどり「ぶんだら節」「おどるんや・よさこい祭り」大熱演!

紀州龍神が3連覇 おどるんやフィナーレ・8/8

 和歌山市の真夏の風物詩「第49回紀州おどり『ぶんだら節』」と「おどるんや~第14回紀州よさこい祭り~」が5日、けやき大通りや本町通りなどで行われ、同時開催が定着した2大イベントは約15万人でにぎわった。「おどるんや」は6日夜まで行われ、和歌山城周辺など中心市街地はフィナーレに近づくほどに熱気が高まった。
 
 NPO紀州お祭りプロジェクト(西平都紀子会長)主催の「おどるんや」は、5日はJR和歌山駅前、ぶらくり丁、和歌山城砂の丸広場、イオンモール和歌山の4会場、6日はモンティグレ、けやき大通り、和歌山城砂の丸広場、西の丸広場、高松の5会場で演舞が行われ、6日夜に砂の丸広場でフィナーレを迎えた。

 今回も真夏の炎天下、先月30日の開幕から計3日間にわたり、初参加8チーム、県外参加17チームを含む計94チーム、約3600人が踊り切り、総踊りでは喜びと達成感を分かち合った。
各会場では、オリジナル地方車から響く熱い爆音に乗せて踊り子たちが激しい演舞を見せつけた。夜になるほどに踊り子たちの疲れは募り、汗や涙でメークが崩れるなどしたが、祭りのテンションはますます盛り上がり、踊り子たちの笑顔は輝き、演舞はキレを増した。


 審査発表は和歌山城砂の丸広場で行われ、おどるんや大賞は「紀州龍神」(和歌山市)が3年連続6回目の受賞。金賞・県知事賞に「紀州天下華酔組」(岩出市)、銀賞・和歌山市長賞に「和歌山MOVE」(和歌山市)が輝き、3チームはステージで再演舞を披露した。
審査員代表の津村周和歌山新報社社長は「年々演舞のレベルが高くなっており、和歌山を愛している皆さんの気持ちが伝わってきます」と講評した。


 その他の受賞チームは次の通り。
【地方車賞】喜笑花(和歌山市)▽紀楽蝶(湯浅町)
【衣装賞】紀州龍神▽近畿大学よさこい連洗心(大阪府東大阪市)
【ホゴちゃん賞】合同連太陽(和歌山市)
【県議会議長賞】近畿大学よさこい連洗心
【県教育委員会賞】夢屋舞組(御坊市)
【和歌山市議会議長賞】四天王寺大学YOSAKOIソーラン部仏喜踊(大阪府羽曳野市)
【和歌山市教育委員会賞】関学よさこい連炎流(兵庫県三田市)
【高知市長賞】嘉們―KAMON―(大阪市)
【高知よさこい祭り振興会賞】神戸大学よさこいチーム山美鼓(神戸市)
【審査員特別賞】夢コスモス(和歌山市)



おどるんや大賞3連覇を飾った「紀州龍神」
おどるんや大賞3連覇を飾った「紀州龍神」