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2013年4月29日月曜日

近場の「琴ノ浦温山荘園」でゴールデンウイークを愉しむ!


春の陽気に誘われて、最近はすぐ東に隣接する「琴ノ浦温山荘園」と同園内のある「和歌山県立自然博物館」を訪ねる機会が随分増えた。

というのも「温山荘園」の一部は無料開放されていてサクラの見どころにもなっているし、自然博物館は65歳以上者は証明になるもの持参で無料になる。勿論ご近所付き合いということで「顔パス」も効くが・・・最近TVや新聞等で珍しい生物が寄贈されて展示しているとの情報も飛び込んでくる!

そういうことで、園内を散策していたら高校時代の国語の恩師・久世正富先生が「琴ノ浦」を詠んだ句碑がいつの間にか「琴ノ浦温山荘園」内に移築されていたのを発見した。

この句碑は元々同園から黒江湾を回り込んだ5Km南西の和歌浦湾や琴ノ浦が眺望できる場所に建立されていたが「説明書き」によれば昨年夏に有志の手によって「琴ノ浦温山荘園」に移されたようだ。短歌の内容は琴ノ浦を詠んだ句であるから、やっと安住の地を得たという処か!

                            (以下クリックすれば拡大し見やすくなります)









 


世正富先生は伊勢の皇學館大学を卒業、長年にわたり旧制中学校・新制高校の「国語(古文)」の教鞭をとられ、県下各高校の校長を務められるなど、県下教育界の重鎮でした。
一方、若い頃から短歌に親しまれ、短歌集や句碑それの県下小中高校の校歌の作詞をされるなで、県下に大きな足跡を残されました。わたしが海南高校在学中は国語(古文)を分かりやすく詳しくお教え頂いたことが、現在でもわが国の古典好きにつながっている。若い頃に受けた薫陶は歳を老いても生き続けるモノだと思う次第である。
          ☆              ☆               ☆



    海南高等学校 校 歌
               作詞 久世 正富
               作曲 永井 幸次

   風は緑に   大野ヶ原   
    希望果てなき 若き日の   
     睦ぶ集いに  香りも高き  
      文化の殿堂  真理の泉   
       幸ある我等  楽し学舎   
        誇れ我等の  海南高校   


   光満ちたる  大野ヶ原   
     燃ゆる若さの 輝きを    
      謳え朗らに  心も清し   
        自由の殿堂  平和の光   
          栄ある我等  床し此の校風 
           薫れ我等の  海南高校   



黒江つつてん踊り  あが家(あがえ)訪問 (県議会議員・雑賀光夫)

◯年◯月十九日あさ、海南市黒江の川端通りの「あが家」を訪問して、「つつてん踊り保存会」の方のお話を聞きました。 「雑賀が訪問する」と聞いて、小学校時代の恩師で保存会の顧問格の先生がわざわざきてくださ ったのには感激。  つつてん踊りは、享和三年飢饉の際、黒江の人たちを救おうと直訴した重根屋伊七の法要とし て盛んになったという。  重根屋伊七のことは、「海南郷土史」に久世正富先生が紹介しておられるのを、たまたま数日 前に読んでいたが、説明の途中で、やっと思い出したような次第。
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・「和歌山県立自然博物館」・・・自宅から東へ約60mにある


 






同館には庭石を鑑定して貰ったら珍しい化石だった石や、地元海南市下津町の川で捕獲して同館に寄贈された大ウナギ、日高川で発見された稀少なハゼ・それに発掘途中の恐竜の化石の一部が展示されるなど、訪ねる毎に新しい発見がある。

同館の駐車場のすぐ西がわが家というヨシミで普段から親しくさせて頂いているが、この度は夫婦で訪ねたので同館の学芸課長さんがお相手をしてくれ、同館で開催するイベントのことでハナシが弾んだ。また、わたしのブログで同館のイベント紹介することも了解をもらい、お互い持ちつ持たれつの関係を保持してゆくことで同意した、というのも同館が屋上に設置している駐車場監視用のカメラが、幸か不幸かわが家も視界にはいっているので、防犯上ありがたいのだ。

そこで、今日訪ねたときの画像を貼り付けて置きたい。




上の2枚は大水槽・大きなモノはエイです

光るクラゲ

最近発見された恐竜の化石の一部・現在発掘継続中です

庭石は実は巨大アンモナイトだった


・オオウナギ、和歌山・海南で捕獲 県立自然博物館で公開 

               海南市下津町の加茂川で捕獲されたオオウナギ=同市船尾の自然博物館

写真・図版 
 

 県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているオオウナギが、海南市下津町の加茂川で捕獲され、寄贈された県立自然博物館(同市船尾)で18日から一般公開が始まった。
 オオウナギは、体長約65センチ、重さ約640グラム。主に熱帯に生息し、ニホンウナギと違い、体にある黄色っぽい斑点が特徴という。
 加茂川で土木工事をしていた海南市内の建設業者が2月20日、ウナギを見つけた。かった。
 同館によると、これまで県内のオオウナギの生息域は印南町が北限とされてきた。楫善継(かじよしつぐ)学芸員は「オオウナギの生息分布を知る貴重な手がかり」と話す。
 同館は、月曜休み(祝日の場合は次の平日が休館日)。入館料は大学生以上460円、高校生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同館(073・483・1777)へ。

・「和歌山県立自然博物館」HP:アドレス:http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/


県内北限を大幅更新!  下津のオオウナギ


 県立自然博物館では海南市下津町の加茂川で
捕獲されたオオウナギを展示します。
 オオウナギは和歌山県のレッドデータブックで、
準絶滅危惧種に指定されれている稀少種です。
これまで県内では印南町の切目川水系が分布の
北限とされてきました。下津町での捕獲はこれまで
の北限を大幅に更新する記録です。

 
種  名オオウナギ
学  名Anguilla marmorata
分類学的位置ウナギ目ウナギ科
採集日2013年2月20日(水)
採集場所和歌山県海南市下津町方 加茂川
寄贈者佐々木 雄一氏
採集方法手網
展示数1個体
全長・重量約65cm・約640g
10展示場所玄関ホール
11展示日2013年4月18日(木)~


 
オオウナギとは
最大2m以上になる大型種で、ウナギ(ニホンウナギ)と異なり体に斑紋があります。
主に熱帯域に分布し、国内では茨城県以南、長崎県以南で記録があります。九州以北では
数が少なく、各地で生息地が天然記念物などに指定されています。和歌山県でも白浜町、
上富田町、田辺市を流れる富田川の一部が国の天然記念物に指定されています。


これまでの県内での記録
白浜町、那智勝浦町、古座川町など県南部では、しばしば捕獲され、これまでの北限は印南
町の切目川水系でした。今回の記録は、大幅に県内の北限記録を更新する貴重な発見です。


寄贈までの経緯
このオオウナギは河川の工事中、重機で川底の砂をさらっていた際に発見されました。工事
関係者が手網で採集し、海南市下津町内で食堂を営む佐々木氏の所へ持ち込まれました。
体色などが普通のウナギと異なる事に気づいた佐々木氏は「もしやオオウナギでは?」と思
い、4月9日に自然博物館へ連絡を頂きました。その後当館学芸員がオオウナギであるだろう
と確認し、寄贈いただきました。






日高川で発見!  稀少なハゼ2種


タビラクチ

ヒゲワラスボ類
 県立自然博物館では御坊市の日高川河口で採集
されたタビラクチとヒゲワラスボ類の稀少なハゼ2種を
展示します。
 タビラクチは、環境省のレッドリスト(2013)では絶滅危惧Ⅱ類に、和歌山県のレッドデータブック(2012)では絶
滅危惧Ⅰ類に指定されている稀少種です。和歌山県内では2002年の田辺市以来11年ぶり3例目の貴重な記録です。
 ヒゲワラスボ類は、分類学的な混乱があるものの環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定され、和歌山県のレッドデータブック(2012)では情報不足に挙げられている種です。県内からの記録は2例目であり、非常に貴重な記録です。

 
種  名タビラクチ
学  名Apocryptodon punctatus
種  名ヒゲワラスボ類
学  名Trypauchenopsis sp.
分類学的位置スズキ目ハゼ科
採集日2013年4月12日(金)
採集場所和歌山県御坊市 日高川河口 干潟
採集方法たも網等
採集者平嶋健太郎(当館学芸員)
全  長タビラクチ 約3~6cm、
ヒゲワラスボ類 約6~10cm
展示場所第1展示室「いろいろな生き物」水槽
10展示日2013年4月25日(木)~


 
タビラクチとは
三重県から九州の干潟に生息する日本固有のハゼの仲間です。体長は最大7cm程度で、大きな口が水平に開き「カエル」のような印象を受けます。干潟の減少や汚染により生息数が減っています。和歌山県では日高川河口以外に田辺市と有田市から見つかっていますが、非常に生息数の少ない魚です。


ヒゲワラスボ類とは
 和歌山県から鹿児島県の干潟や内湾に生息するハゼの仲間です。最大体長は15cm程度で、頭部のヒゲの状態などで複数の種に分かれる可能性があります。普段は泥に潜っているため眼は退化しています。




外に近場で見過ごしていた新しい発見があるものだ!
下は博物館ベランダより西側の和歌山マリーナシティーを臨む!その下はわが家です!




博物館ホールから西へ約60mでわが家です

                                           以上

「たま社長代理」が“古希” 29日の14歳誕生日にイベント開催!

   

"たかがネコ1匹、されどネコ1匹!

 

たま駅長がもたらす経済効果は関大宮本教授の試算によれば、和歌山県に年間11億円とは!並みの人間にできろことではナイ!この日本一有名なネコ・たまを発掘し、育て上げた和歌山電鉄の小島社長の眼力は凄い!人を見る眼、いや「ネコ」を見る眼が備わって、なおかつ育て上げ抜擢する能力も素晴らしい!仕えるならこういう社長のもとで働きたいものだ!

 

たま社長代理が“古希” 29日の14歳誕生日にイベント開催


和歌山電鉄・貴志川線・貴志駅の猫の駅長で社長代理の和歌山電鐵のたまが、14歳の誕生日を迎え、今日29日紀の川市貴志川町の貴志駅で、お祝いイベントが開かれます。
1999年4月29日生まれのたまは、29日14歳の誕生日を迎え、人間では70歳の古希に相当するということです。

お祝いイベントは、誕生日当日の29日午前10時半から貴志駅で開かれ、和歌山電鐵の小嶋光信(こじま・みつのぶ)社長からのプレゼントが渡されます。
また、高級またたびやおもちゃなどが入った猫缶をケーキ代わりにして、ろうそくの火を消し、たま社長代理の誕生日を祝います。

現在、たまは、社長代理として非常勤勤務が認められていますが、今後は週3日ほどの平日に、重役出勤するということで、たまファンとのふれあいの機会が増えます。
 

・駅長からのお知らせ! 「たま駅長」古希のお祝い催事開催!


たま駅長14歳(人間でいえば約70歳)の誕生日となる4月29日(月)10時30分より、貴志駅にて、古希のお祝いとして弊社社長からのお誕生日プレゼントの贈呈を行います。
たま駅長の元気な姿をご覧いただけるチャンス!
是非貴志駅へお越しください。

貴志駅・小山商店がご家庭の事情により、長期休店をすることになり、和歌山電鐵が代わって営業いたしております。 なお、たま駅長は元気に暮らしておりますが、小山商店の諸事情により非常勤役員となりますのでお知らせいたします。 この間は、まだまだ力不足ではございますが、土・日・祝日はニタマ駅長代行がしっかり貴志駅を守って参りますので、変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
勤務内容についてのお問い合わせ
電話 073-478-0110(和歌山電鐵)
駅長の勤務体制
・たま駅長  非常勤勤務です



・ニタマ駅長 木曜日公休(水曜日は当分の間お休みを返上します!)
 平日は伊太祈曽駅、土・日・祝日は貴志駅にて駅長代行

 

・「たま駅長」誕生日お祝い式典動画:http://www.ktv.jp/news/index.html#0434465

 

 
また誕生日を記念した新しい写真集も、26日から発売されるなど、たま社長代理の活躍は、   まだまだ続きそうです。  たま駅長、写真集4日冊目 和歌山、26日全国発売。


写真・図版
写真集とメダルをお披露目するたま駅長
=紀の川市貴志川町神戸

 写真集は約4年ぶりで4冊目。「たま」駅長が29日に14歳の誕生日を迎えるのを前に発売される。今回は、たま駅長をモデルにデザインされた新駅舎や、伊太祈曽駅(和歌山市伊太祈曽)の「ニタマ」駅長と一緒に撮影された写真などが収録されてい
る。たま駅長のこれまでの写真集3冊の総売上数は3月末時点で約5万500冊に上っている。
 この日、お立ち台に登場したたま駅長は、首にさげてもらったメダルがよく見えるようにあごをぐんと持ち上げ、持ち前のサービス精神を発揮していた。

和歌山電鉄(和歌山市)の社長代理になった三毛猫「たま駅長」の写真集「駅長たまプラス~ネコの駅舎で会えたなら~」が26日から全国の書店で発売される。「たま」が駅長を務める貴志川線の貴志駅(紀の川市貴志川町神戸)で24日、写真集の発売と1月の社長代理任命を記念し、贈られたメダルのお披露目があった。A5判1365円(税込み)。
問い合わせは同電鉄(073・478・0110)へ。

                                                  以上                          

 

2013年4月26日金曜日

紀の川の源流から河口まで 写真展開催さる!

4月20日から23日まで、「ラ・フェスタ・プリマヴェラ2013」の追っかけで、あちらこちら駆け廻っておりましたが、無事終了し、やっと一息つきました。



そうしたところ、地元和歌山で涸れることなく滔々と流れ続ける「紀ノ川」の水源地から河口まで、写真に収めたその写真展が開催されたとのこと、普段水の恵を忘れがちなわれわれには、ときにはこういう写真展を観覧して、水の有り難さを再認識するのも、いいのじゃないかと想い紹介することとしました。お近くに出向かれることがあれば、ぜひどうぞ!

ところで和歌山の一級河川を観ると、それぞれが個性があり「紀ノ川」は古来から都人が往来し、聖武天皇の行幸など、万葉歌人が詠んで歌が多数残されているし、「有田川」は「紀ノ川」と同じく有吉佐和子の小説のタイトルとなり、夏場は鮎の徒(かち)漁法でも有名である。「日高川」は娘道成寺で知られる「安珍/清姫伝説」の河であり、最後の「熊野川」は一昨年の台風12号による氾濫で堰止め湖の出現等、多大の被害をもたらしたが、上流には名勝「瀞八丁」や「筏下り」観光等の川であり、本宮町の川原の中州には明治22年の大洪水で流出した熊野本宮大社があった場所で、いまでは「大斎原(おおゆのはら)」として址が残されている。このように、よくみると川そのものにもそれぞれの個性があることがよく分かる。
このうち、今回は母なる川「紀ノ川」に焦点を当てて観てみよう!

 

紀の川の源流から河口まで 写真展開催:(wbs/和歌山放送2013-04-25(木) )

    紀の川について学習できる“水ときらめき紀の川館”(和歌山市有本462)が3月21日にリニューアルオープンしました。今回、新しくなったパネル展示では、昔の紀の川と人々のくらしの様子、過去の水害写真、紀の川の源流の保全の取り組みなどを紹介しています。また、オープン記念として、平成23年9月に発生した紀伊半島大水害パネル特別展を同時開催します。入場は、無料です。(休館日:土曜日、祝日)    

わが国では有数の年間雨量が多く涸れることを知らない奈良県大台ヶ原にその源流を発し、河口の和歌山市まで滔々と流れ続ける、様々な表情を見せる紀の川の写真作品展が今日25日から和歌山市で始まりました。

 

写真展は、和歌山市有本の国土交通省和歌山河川国道事務所「水ときらめき紀の川館」で、日曜日に来館者の案内などを行っているNPO「きらめき紀の川」が初めて開きました。

「きらめき紀の川」は、美しい紀の川の大切さを発信し、将来に引き継ごうと「写真コンテスト」を行い、写真展には源流の奈良県川上村から河口の和歌山市の人まで67人の作品が展示されています。

 「水ときらめき紀の川館」〒640-8390 和歌山市 有本462

( 国道24号 地蔵の辻交差点 北進 ・              紀の川堤防上流 900m)


開館時間 午前9:30~午後4:30
 (入館は午後4:00まで)
・休館日 土曜日、祝日
・年末年始(12月28日~1月4日)
・TEL・FAX 073-424-9292






夏の川遊びや釣り、河口付近の夕日、水源地の森など、様々な川の表情が捉えられていて、最優秀作品には、奈良県川上村の前羽朋子さんの作品が選ばれました。
今日は表彰式も行われ、入選や特別賞などを含めた13人に賞状が贈られました。
NPO「きらめき紀の川」では、川上村のグループとの交流も進めていて、藤上和男理事長は、「紀の川の大切さをPRするため、今後は河川敷を利用したコンサートなどのイベントも開催したい」と話していました。写真展は、来月10日まで開かれています

 
水系一級水系 紀の川
種別一級河川
延長136 Km
水源の標高1,695 m
平均流量37.4 /s(船戸観測所 2002年)
流域面積1,750 km²
水源大台ヶ原(奈良県)
河口・合流先紀伊水道(和歌山県)
流域奈良県・和歌山県
 
 
「紀ノ川」と云えば、地元和歌山出身の女流作家・有吉佐和子(1931~1984)の小説「紀ノ川」(1959年)は、彼女の代表作として、つとに有名であるが、故人となられてすでに久しく、



 これれを土台にして作詞/作曲された「紀ノ川」を同じく地元・上富田町出身の演歌歌手・坂本冬美が唱って、これまた全国に拡がったが、これが縁で坂本冬美は和歌山県知事から「和歌山ふるさと大使」の大役を委嘱されたことは、記憶に新しい。
そこで、故郷を離れて久しい坂本冬美さんに、故郷・和歌山に寄せる想いを、歌「紀ノ川」の歌詞と共に、「ふるさと大使」委嘱を受けたあと、県知事との対談を通して語って貰ったのを紹介したい。


「紀ノ川」 ・歌手:坂本冬美 ・作詞:たきのえいじ・作曲:弦哲也




「紀ノ川」 ・歌手:坂本冬美 ・作詞:たきのえいじ・作曲:弦哲也



次の世の 我が子の幸(さち)を
祈って流れる 川がある
逆らわず 生きるが善(よ)しと
両手合わせて 立ち尽くす
母の願いが 叶うなら
せめて届けて 紀ノ川よ
-----------
(台詞)
川と同じや 人の世も
流れに逆ろうてはならんのやえ
-----------

 
いつの世も 変わらぬ川よ
どんなに時代が 変わろうと
燃え盛る この血を誰に
受けてもらおか 渡そうか
どうか親子の いさかいを
洗い流して 紀ノ川よ

人の世の 澱(よど)みに沈み
早瀬に運命(さだめ)を 流される
惜しむ春 桜の情(なさけ)
散って又くる 春はくる
花の命は 尽きるとも
今も流れる 紀ノ川よ
     


     ☆                      ☆                    ☆

『和歌山県ふるさと大使』(坂本冬美さん)委嘱式・平成20年10月5日 知事室

委嘱式前の懇談

知事:ようこそおいでくださいました。
坂本:海外からお帰りになったと伺っておりますが、時差は大丈夫ですか。
知事:スペインから、今日のためにあわてて飛んで帰ってまいりました。どうぞあちら側におかけください。
坂本:ありがとうございます。

知事:「観光大使」という制度があったのですが、人数が多くなりすぎ、また、お願いする役割も明らかになっていませんでしたので、今回「ふるさと応援団」という制度に改めてはどうかと考えています。坂本さんにはより重要な役割を担っていただくため、「ふるさと大使」の第1号になっていただきます。人数につきましては、今後増やすかもしれません。お仕事のじゃまにならないようにいたしますが、ちょっとしたミッションをお願いすることになると思います。
坂本:今日、さっそく和歌山マリーナシティでまぐろの解体をやってきました。
知事:ご自身でされたんですか。
坂本:ほとんど専門家にやっていただいて、いいところだけをさせてもらいました。

知事:プロの世界では、和歌山県のまぐろは、我々が感じているより評価が高いそうです。東京で寿司屋のおやじさんに聞いたのですが、和歌山の勝浦のものが一番いいと言うことでした。大間が有名ではと聞いたら、大間のものは季節により質が一定していないと言うんです。年中質が良いのは勝浦のものと聞いて、にやっと笑いました。坂本さんが解体しただけで、ぱっと売れるかも知れませんね。
坂本:売れるかどうか分かりませんが、ひと切れいただきましたけれど、たいへんおいしいですね。色的には油っこそうに思われますが、意外とあっさりしていましたね。
知事:那智勝浦町の企業が、冷凍焼けしない冷凍技術の開発をしましてね、そのまぐろが航空会社に採用されたんですよ。

委嘱式

知事:委嘱状。坂本冬美殿。あなたに「和歌山県ふるさと大使」を委嘱します。ふるさと和歌山県を末永く愛し、このすばらしさを大いに伝え、広めていただけることを心より期待します。平成20年10月5日、和歌山県知事仁坂吉伸。どうぞよろしくお願いします。坂本さんは、和歌山県ふるさと大使第1号です。これで、和歌山県は無敵です。なぜならば、およそ大使と言われる人たちの中で、坂本さんは一番の美人であり、また、歌がうまいからです。これから大いに和歌山県のPRをしていただこうと思っております。どうぞよろしくお願いします。
坂本:こちらこそよろしくお願いします。ありがとうございます。
知事:この委嘱状は海南の漆器でできています。紀州漆器は和歌山県の伝統工芸です。
坂本:委嘱状はだいたい紙が多いですが、これはすごいですね。
知事:ぜひお飾りください。
坂本:ありがとうございます。

記者からの一問一答

記者:坂本さんが、ふるさとと言われて思い出す風景は何ですか。また、季節はいつですか。
坂本:子どもの頃、父親が白浜の円月島とか千畳敷とか、あるいは那智の滝とかによく連れて行ってくれました。だいたい子どもの日にそういうところに連れってくれましたので、家族の思い出とともに思い出します。

記者:県のPRのための抱負を聞かせてください。
坂本:宮崎の東国原知事が有名になっているように、地方が脚光を浴びていますが、そんな中、仁坂知事さんから和歌山を頼むと言ってくださったことを光栄に思っておりますし、私も本当にデビュー22年目にして初めてこの和歌山を舞台にした歌を歌わせていただいて、これも何かのご縁かなと思います。これからはいままで以上に、梅干し、ミカン、それからまぐろや柿など、いろんなものをPRしていきたいと思っています。

記者:これからお城のコンサート会場に向かわれるそうですが、どのような気持ちで向かわれますか。
坂本:今日はあいにくの天気ですが、こちらに向かってくる途中にコンサート会場を通りかかりますと傘をさして待ってくれている方が大勢いらっしゃいました。私の歌を聴いて、「よし、明日も頑張ろう」と思っていただけるように、しっかりと歌って帰りたいと思っております。

記者:現在の心境をお聞かせください。
坂本:ふるさと大使としての初仕事は、本まぐろの解体でした。普通は経験できないことだと思いますが、これもふるさと大使に選んでいただいたおかげです。なかなか思うようには包丁が行かなかったんですけれど、初仕事として、大きな仕事をやり終えたような満足感はあります。

記者:坂本冬美さんをふるさと大使第1号に選ばれた理由は何ですか。
知事:言わなくても明らかなことですが。坂本さんはお歌もお上手ですし、おきれいですし、それから何よりも和歌山のことを思ってくれる真心があります。そういう意味では、この人以外にないと思いました。その真心にこれからも期待をいたします。    和歌山県庁 〒640-8585 和歌山市

2013年4月24日水曜日

「ラ・フェスタ・プリマヴエラ2013」大会4日目(最終日)大阪城にゴールと表彰式!

La Festa Primavera 2013」大会終了!(大会4日目、大阪城にゴール!)



 

 
 ウェスティン都ホテル京都

京都/里の駅・大原

 
                      福井県・若狭町・熊川宿 
 
ロテル・ド・比叡(昼食)

                         琵琶湖畔走行


いよいよ大会第4日目。朝7時にウェスティン都ホテル京都を出発した参加車輛は渡月橋、里の駅
大原を経て滋賀県内へ。さらに、かつて若狭から京都へ物資を運ぶための生命線であった鯖街道
をとおり、福井県の熊川宿へ向かいました。
そして再び滋賀県内を通って京都に戻った参加者たちは、昼食会場である・ロテル・ド・比叡にて、
琵琶湖を一望しながらゆったりと昼食。



大阪城公園・ゴール


4日間1,000kmの旅の集大成、大阪城のゴールセレモニーでは、多くの観客から完走した参加者

に大きな声援が送られました!

 

歳老いた愛車をいたわり、労りながらの4日間だったろうと思います!今後とも愛車と共にご健勝に! 

また、来年もお目に掛かりたいです!!!


「La Festa Primavera 2013」H.Pより転載・http://www.lafesta-primavera.com/2013/index.html

4月23日(火)【京都府・京都市/ウェスティン都ホテル京都】239.0km



京都府京都市・ウェスティン都ホテル京都午前7:00〜7:30

京都市・渡月橋 7:40〜8:40

京都市・里の駅大原 8:30〜9:30
滋賀県高島市・グリーンパーク想い出の森 9:10〜10:10
福井県若狭町・熊川宿 9:30〜11:30
滋賀県高島市・今津総合運動公園 10:50〜12:20

大津市・比叡山延暦寺午後12:40〜1:40
京都府京都市・ロテル・ド・比叡 12:45〜3:00

京都市・平安神宮 2:25〜4:00
大阪府大阪市・大阪城(ゴール地点) 4:00〜5:30

大阪市・帝国ホテル 大阪
 
 4:50〜5:50

 
帝国ホテル/大阪

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・優勝・エントリーNO. 01・D:竹元京人・竹元淳子
・②位・エントリーNO.48・D:福原英之・二見光壽
・③位・エントリーNO.16・D:滝川弘幸・猪田昌明

・優勝車・1925年製・BUGATTI T22/T13R
 
・②位車・1955年製・TRIUMPH TR2
 
・③位車・1949年製・OSCA MT


La Festa Primavera 2013 表彰式」:2013年4月24日  

東海、近畿地方2府6県の約1,020kmを走破する4日間の行程が無事すべて終了し、帝国ホテル大阪にて表彰式が行われました。
La Festa Primavera 2013 の優勝は、ゼッケンNo.1 竹元京人様・竹元淳子様です。

準優勝はゼッケンNo.48 福原英之様・二見光寿様、

第3位はゼッケンNo.16 瀧川弘幸様・猪田昌明様でした。



  参加者の皆様お疲れ様でした!

そして多大なるご協力を頂いた地方自治体の皆様、ボランティアの皆様、そして沿道やスタンプポイントなどでのたくさんのご声援、ありがとうございました!
 
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(最終順位表4日間通算)
・順位・ドライバー氏名   ・車種名                         ・年製  ・日付順位・得点数



11竹元 京人
竹元 淳子
BUGATTI T22/T13R19253 3 2 17970.00
(-500)
248福原 英之
二見 光壽
TRIUMPH TR219551 2 1 17645.00
316瀧川 弘幸
猪田 昌明
OSCA MT419492 1 3 16234.00

4
62横田 正弘
横田 明美
ALFA ROMEO SVZ195723 5 5 16108.00
550森田 典尚
森田 めぐみ
TRIUMPH TR3195512 8 4 15724.00
657小林 康隆
小林 淳子
AC ACE19576 9 6 15608.00
79出川 勇人
久住 寿人
FIAT 508S BALILLA COPPA D'ORO19355 4 7 14136.00
846久富 浩
久富 邦子
JAGUAR XK140 OTS195520 27 13 14129.00
947山﨑 学
千葉 健士
AUSTIN HEALEY 100/4 BN119558 11 11 14044.00
1022平野 喜正
貝塚 吉貴
MG TD19524 7 10 13786.00
1143近藤 真彦
松戸 修
ALFA ROMEO GIULIETTA195625 23 8 13757.00
(-500)
1235岡野 正道
岡野 大介
AUSTIN HEALEY 100/4 BN2195516 24 12 13339.00
1314山崎 剛
吉村 公彦
FIAT FARINA MM194715 19 14 13198.00
1425瓜生 典史
瓜生 裕之
BANDINI SILURO 750 S195318 17 9 12783.00
1531湯川 晃宏
湯川 葉子
JAGUAR XK120 DHC195311 10 25 12743.00
(-500)
1644鈴木 亜久里
鈴木 瑞翔
TRIUMPH TR3195534 22 18 12649.00
(-500)
1723山口 明孝
住野 義久
STANGUELLINI 750 SMM195322 21 17 12522.00
1812松下 兼昭
松下 真理
STANGUELLINI S1100194728 14 16 12518.00
197鈴木 英仁
松村 敬太
ALFA ROMEO 6C 2300193430 25 20 12515.00
202上島 孝行
上島 美佳
BNC 527 MONZA192737 20 23 12323.00
(-500)
2110鈴木 康夫
鈴木 俊枝
RILEY 12/4 SPECIAL193817 12 22 11728.80
2249青木 龍之
青木 渚佑子
AUSTIN HEALEY 100 BN1195514 18 27 11635.00
(-500)
2327××
××
ALFA ROMEO 1900 C SUPER SPRINT195529 26 24 11391.00
2438荒木 一実
荒木 悠作
PORSCHE 550 RS195526 13 19 11360.00
2536堺 正章
田代 正
MASERATI 200 SI19577 15 29 10789.00
2619中野 敬士
石川 光輝
GIAUR TARASCHI 750 SPORT195124 30 32 10337.00
2732前田 義夫
北野 和行
AUSTIN HEALEY 100/4 BN1195435 31 28 10220.00
2869速水 高義
速水 真美
AUSTIN HEALEY196727 32 30 10049.00
2940増田 純男
増森 建雄
ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER195738 34 33 9571.00
(-500)
3018篠塚 建次郎
絲木 建太
HEALEY SILVERSTONE194932 28 31 9525.00
313下田 哲也
宮本 隆士
BNC 527 SPA192919 36 34 9157.00
(-1000)
3265澤田 益男
澤田 良子
PORSCHE 356A195944 39 39 8372.00
(-500)
3311青井 茂秋
青井 正恵
CITROEN TRACTION AVANT 7CV193836 44 38 8106.00
3463西川 大輔
西川 幹子
GIAUR TARASCHI195740 33 35 7748.00
(-500)
3521佐藤 陽一
垣屋 光江
FIAT 8V ZAGATO195233 37 40 7660.00
3617比嘉 成夫
比嘉 理恵
MG TC MIDGET194939 38 44 7474.00
(-300)
3759宗政 潤一郎
西尾 祐人
ALFA ROMEO GIULIETTA195749 53 42 7454.00
3837大山 洋治
大山 多恵子
LANCIA AURELIA B24195542 47 41 7336.80
398勝部 英城
森 至布
ASTON MARTIN MK Ⅱ LE MANS SPECIAL193552 40 43 6962.40
4028土田 耕作
小野田 友弘
AUSTIN HEALEY 100 BN1195431 42 47 6592.00
4164カンタトーレ・ドメニコ
佐川 雅彦
FERRARI 330GT 2+2196441 46 46 6513.20
(-1000)
4255山下 保彦
山下 敦子
FIAT 1200 TV195646 49 52 6013.00
4360浦川 雅弘
古賀 祐一郎
FIAT 1100 TV PININFARINA195443 45 50 5952.00
4441小栗 一朗
横井 克一郎
TOYOTA 2000 GT196847 50 51 5880.00
(-100)
4533村瀬 啓方
村瀬 教友
MORETTI 750 SPECIAL195455 54 48 5814.00
4626小川 雅史
長野 佳久
JAGUAR XK120 OTS195353 55 53 5370.00
4766西口 和輝
浮田 好雄
ALFA ROMEO GIULIETTA SZ196050 52 54 4464.00
4870丸山 辰史
小松 愛
AUSTIN HEALEY SPRITE MK-1196161 58 55 3676.00
(-100)
4961上住 道宣
上住 道人
LOTUS 11195758 60 57 3086.00

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・全エントリー数 67台=( 完走 49台  N.C. 8台・  RIT 10台)
※N.C.:No Check/RIT:Retire
※トータルポイントの値はペナルティーを引いた合計の値です
                                                 
                                                                                                                                     以上