2010年1月から綴ってきたブログをマイナーチェンジしました。09年にはアメリカで初の黒人大統領オバマが誕生し「CHANGE]という言葉が流行語となりましたし、わが国でも政権交替が行われました。 このブログでは歴史ある地元紀州の「温故」と「知新」に倣って、さらに一歩踏み込んだ「創新」を視点として「温故創新」を採り上げて参りましたが、「街おこし」に熱心に取り組まれておられる方々とも連携しながら、さらなる充実を図ってゆきたく、タイトルも[徒然なるままに地元の『温故創新』を訪ねある記]と、より視点を明らかにしました。 なにとぞ、従来にも増してご支援下さるようお願い申し上げます。
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2010年2月6日土曜日
7日・泥酔暴行の責任をとり「朝菁龍、引退表明!」その3
「朝青龍」引退、ハワイで静養、あと母国モンゴルに帰国し政界進出か?
去る4日のわが国のマスコミ界は、大いに揺れた。その一つはご存じ大相撲の横綱「朝青龍」関の突然の引退声明であり、あと一つは今年初試合となるゴルフは石川遼選手の米国西海岸の「ノーザントラストオープン」での第9位発進である。石川選手は5日もスコア―をさらに2つ伸ばし、日没サスペンデッドとなった翌日は残り5ホールでスコアを1つ伸ばし、通算6アンダーで順位を首位と5打差の第4位と順位をあげ、決勝ラウンドに進んだ。今日明日の決勝ラウンドでの活躍が待たれる!
それにしても角界では、「平成の大横綱」と呼ばれた「貴の花」親方、現役横綱「朝菁龍」で大きく明暗が分かれ、大揺れに揺れた。「貴の花」親方は、封鎖的、封建的な相撲協会にあって、大方の予想に反して理事選に見事当選、角界に新風を巻き起こすようである。もう一方の現役横綱「朝菁龍」にあっては、1月場所中の泥酔暴行事件を引き起こし「横綱」まで登り詰めた「朝青龍」のこの不祥事は、長い間の大相撲の歴史に一大汚点を汚したのみならず、国技である「相撲道」の「道」を地に陥しめたことは、極めて嘆かわしい限りである。
たまたま、5日はわたしのブログで、爽やかで清々しい話の代表に石川遼選手を、悪の代表として相撲の朝青龍の事件を取り上げたが、石川遼選手の試合は6.7日(日本時間7.8日)と、あと2日あるので、さきに悪い方に代表である朝青龍事件の後篇をアップし、そののち石川遼選手の話を続けたいと考えている。
では、まず朝青龍事件の続編から・・・
平成の大横綱であった「貴の花」と「朝菁龍」、貴乃花親方の理事選に続き、朝青龍の突然の引退劇と、このところ世間を騒がせている相撲界。どちらも平成に名を残す名横綱だが、今現在の世間の注目では、2人ははっきりと明暗を分けるかたちとなった。
朝青龍の相撲界引退声明は、形式上は本人が相撲協会に申し入れた格好であるが、事実上は協会の引退勧告の意向を察知した親方および朝青龍本人が,勧告を受ける前に申し出たものであり、協会の引退勧告と同じである。
泥酔暴行の被害者とは、恐らく多額の示談金を積み金の力で強引に示談に持ち込んだものと思われ、これが仮に警察沙汰になっていたら、刑事事件に発展していただけに、単なる引退勧告では済まなくなっていただろう。
そうであれば、明らかに除名処分が相当であり、前代未問の事件に発展していた可能性があった。それにしても相撲協会にとっては歴史に残る不祥事に間違いない。
これを、ひとり朝青龍だけの問題とすることなく、協会および親方の在り方の問題と受け止め、猛省を求めたい。そして、昔から伝わっている伝統ある「相撲道」に立ち返って、これを機に封建的、封鎖的な相撲協会ではなく、国民みんなの信頼を勝ち取る相撲協会に生まれ変わってほしいものだ。
その意味では、今回の相撲協会理事投票で大方の予想に反して元横綱「貴乃花」が新理事に選出されたように、協会の在り方も変わりつつあるようにも受け取られ、どうか信頼される相撲協会に生まれ変わり、このたびの朝青龍事件を「他山の石」とすることなく新生「相撲協会」となるよう切望する一相撲ファンである。,
では、新聞等に報道された「朝青龍」事件の粗筋を掲げ、結びとしたい。
朝青龍は、まだ29歳という若さであり、引退は惜しまれるが、彼自身には母国のモンゴルで大統領か実業家になる夢があり、また彼が有する技は格闘界やプロレス業界等引く手あまたであろうから、ハワイでゆっくり一息つき、反省のうえに立って、再びみなの前に元気な姿を現して欲しい。性格的には悪ガキそのもので、愛嬌もあり憎めないキャラクターの持ち主なんだから、ファンも再起を見守っていることだろう!
朝青龍よ!これらに期待にこたえ再起を図って欲しい。
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朝青龍が引退 泥酔暴行問題の責任取る(02・05)
大相撲の横綱朝青龍関(29)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル・ウランバートル市出身、高砂部屋=が4日、自身が初場所中に泥酔して知人男性に暴行したとされる問題の責任を取り、引退を表明した。横綱が不祥事をきっかけに現役を退くのは、1949年に休場中に野球観戦した前田山、87年12月に失跡騒ぎを起こした双羽黒の例があり戦後3人目。
朝青龍はこの日午後、日本相撲協会の理事会に急きょ呼ばれ、問題の経緯を説明した。看板力士の度重なる不祥事に理事からは解雇や長期出場停止という厳しい処分を求める声が相次いだ。一度退席していた朝青龍側にその雰囲気が伝えられると、自ら身を引く決意を固め、再び理事会に戻り、「お世話になりました」と告げた。事実上、引退に追い込まれる形となった。
日本国籍を持たず、協会には残れないが、3千万円を超える退職金は支払われる。また、監督責任を問われ、高砂親方(元大関朝潮)の役員待遇委員から主任への2階級降格も決まった。
◇朝青龍を巡る主なトラブル◇
03年5月・夏場所9日目の旭鷲山戦で軍配を不服として土俵を指さしたり、土俵上で肩が触れた旭鷲山をにらみ、さがりを振り回す
7月・名古屋場所5日目の旭鷲山戦でマゲをつかんで横綱史上初の反則負け。ひじが当たり、旭鷲山の乗用車のドアミラーを壊す
04年3月・春場所後の横綱審議委員会で内館牧子委員(脚本家)から左手での手刀に苦言を呈される
7月・泥酔して高砂部屋(東京都墨田区)の玄関ドアガラスを破損する
06年5月・夏場所中にモンゴル巡業開催を求める署名活動を行い、北の湖理事長から厳重注意を受ける
07年7月・夏巡業休場中にモンゴルでサッカーをしたことが発覚。翌月に2場所出場停止と減俸30%4カ月の処分を受け、「解離性障害」と診断されてモンゴルへ帰国する。師匠の高砂親方(元大関・朝潮)も減俸30%4カ月。
08年5月・夏場所千秋楽で白鵬との取組後、土俵上でにらみ合い。両横綱が北の湖理事長から厳重注意を受ける
09年1月・初場所の白鵬との優勝決定戦を制して、土俵上でガッツポーズ。高砂親方が武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)に呼び出され、厳重注意を受ける
5月・夏場所取組編成会議当日に白鵬らモンゴル出身力士たちとゴルフに興じる。両横綱と師匠が武蔵川理事長から厳重注意を受ける
9月・秋場所の優勝決定戦を制して、再び土俵上でガッツポーズ。場所後の横綱審議委員会で高砂親方が異例の謝罪を行う
10年1月・場所中に泥酔暴行問題が発覚。場所後に師匠とともに武蔵川理事長から厳重注意を受ける。理事会で再調査と報告を求められる
朝青龍は、2005年に史上初の7連覇を達成。幕内優勝回数も歴代3位の25度だが、トラブルも絶えず「横綱の品格」が問題視されてきた。朝青龍は引退会見で「師匠と話し合い、引退を決めた。横綱の責任を感じ、迷惑をかけた。モンゴルの大草原の少年を横綱まで支えてくれて、感謝している」などと話し、涙を浮かべる場面もあった。泥酔暴行問題の真相については「この話は控えたい」と述べ、協会からも経緯説明はなかった。
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【横審史上初の引退勧告】
横審にとっても今回の騒動で、その存在意義が問われていた。生ぬるい調査委員会に任せておけぬと、横審では横綱のトラブルでは史上初めてとなる独自調査を行い、朝青龍のマネジャーや示談に奔走した関係者から直接、話を聴いたという。
鶴田委員長は暴行を受けたとされる一般男性の鼻の1ミリ程度の傷を撮影したビデオと写真を入手。「刑事事件にするべき話なんだ。今までは、わんぱくということで許せる範囲だったが、今回は国民の目線で見たら許していただけない」として、1950年の横審設置後初の引退勧告に至ったことを説明した。
解雇か、引退か。午後1時からの理事会に出頭した朝青龍は、道は2つしか残っていないことを知り、いったん退席。役員室にこもり、1時間後に引退を選択した。
過去、不祥事で引退した横綱は前田山、双羽黒の2人いるが、いずれも最終的には協会から処分される前に自ら引退を申し出ている。これまで悪態の限りを尽くした朝青龍だが、最後の最後にわずかな名誉を大事にしたと言っていい。
こちらなら、引退相撲をやって1億を超える手切れ金も手にすることができる。
引退会見も手狭な記者クラブで「今すぐにも行いたい」という朝青龍を、周囲が「最後なんだから(歴代横綱が引退会見に使った)国技館の大広間でやりましょう」と説得して行われた。
朝青龍の激動の引退劇は、相撲協会、横審の迅速な厳しい対応をアピールでき、かつ横綱のメンツも保つ格好で幕を閉じた。
横審の「朝青龍関引退勧告書」全文
横綱審議委員会が作成した朝青龍への初の引退勧告書の全文は次の通り。
朝青龍関引退勧告書
平成二十二年一月十六日未明に発生した横綱朝青龍関の一連の不祥事は畏敬さるべき横綱の品格を著しく損なうものである。示談の成立は当事者間の和解に過ぎない。横綱に対する国民の期待に背いた責任を免れるものではない。
よって横綱審議委員会規則の内規5、ロ、の「横綱としての体面を汚す場合」により横綱引退を勧告する。
平成二十二年二月四日 横綱審議委員会 委員長 鶴田 卓彦
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「朝青龍 単身ハワイへ!」・2月06日
朝青龍関が引退から一夜明けた5日、成田空港からの航空機でハワイへ脱出した。一連の暴行問題で警視庁麻布署は依然として事情聴取を検討する中での日本脱出。今後、来日かそのままモンゴルへ帰国かは未定で、引退してもお騒がせは健在だ。
関係者によると、元朝青龍関はこの日夕方の便でハワイに向かったという。相撲関係者を帯同せず事実上、単身で常夏の島に向かった。4日の引退会見で「少し休みたい」と明かしていた。08年から2年連続で2月は母国モンゴルが氷点下20度の極寒のためハワイで静養していた。
08年はホノルル空港でアロハシャツ姿を撮られ、来日した関西空港で報道陣に「死ね! この野郎」と暴言を吐き、騒動に発展。警視庁の事情聴取が浮上する渦中に現役時代に問題を起こした因縁の地で11年間の現役生活の疲れを癒やすことになる。
電撃引退を決めた前夜は、都内の自宅で大関・日馬富士とモンゴルから同部屋の幕内・朝赤龍らと明け方まで飲んで語り合った。朝赤龍は「記録を残したいと言っていた」と後悔していたという。一方、役員待遇から主任の2階級降格処分となった高砂親方(元大関・朝潮)は指導普及部に配属。春場所からは木戸番を担当することが濃厚。こうした指導力に「今年中にはほとんどの弟子が辞めてしまうのではないか」と部屋関係者。不肖の元弟子がハワイで休養を楽しむ一方で、名門部屋は風前のともしびとなる。
◆朝青龍とハワイ 08年2月、兄・スミヤバザルさんの結婚式出席のため、日本相撲協会に渡航届を提出後出国。再来日時、ホノルル空港にアロハシャツに短パン、ビーチサンダルで現れ、撮影した本紙カメラマンに「撮った写真を消せ」とどう喝。機内で着物に着替えて関西空港に到着したが、報道陣に「死ね! この野郎」と暴言を吐いた。
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〇「貴ノ花」親方の初仕事コメント!
「ハッピーな相撲界を」 貴乃花親方が教習所長初仕事(2月6日)
日本相撲協会の理事選挙で初当選した貴乃花親方(元横綱)が5日、相撲教習所長として初めて出勤し、報道陣に抱負などを語った。
教習所は東京・国技館にあり、新弟子検査に合格して協会に登録された力士を、半年間指導、教育する機関。貴乃花親方は「22年前に私もここに来たのでなつかしい」と感慨深げ。「こういう場を与えられて感謝しています。なるべくそばで(新弟子を)見守りたい。雰囲気、表情など、わかりにくいところをよく見たい。やる気満々です」と話した。
朝青龍が不祥事で引退したことについては「ダーティーなイメージではなく、ハッピーな相撲界を伝えたい」と語り、教習所長として「ただ強くなるのではなく、強靱(きょうじん)な精神と肉体を育てたい」と話した。
以上
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しげやん^^こんにちは~^^
返信削除朝青龍モンゴルに帰って実業家?政治家?
しかし降格処分になった親方も情けない話ですね!
貴乃花親方にはこれからの相撲界の新風となって頑張って
ほしいものですね^-^
しげやん今日も寒いですね^^また雨降るようですね
今日は久しぶりに昼からゆっくりしています^-^
atiti
RE: atitiさん
返信削除今はハワイですが、モンゴルの正月(中国は旧正月で祝い
ますから、14日=春節)までに母国に帰国予定です。
母国モンゴルで何かやるのか?それとも日本に再度来て
格闘技かプロレスやるのか?朝青龍のタニマチ(スポンサ
ー)の某氏が興行的に何か企みあるようです。
何といっても「悪役」がピッタリのキャラクターの持ち主
だけに、周囲が放って置かないでしょうよ!