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2015年12月20日日曜日

安倍首相と橋下氏が会談「憲法改正」などで意見交換か?

 またしてもこの年末になって「台風の目」が発生、日本の安倍政権と歩みを共にする人、その人の名は18日で政界を引退した橋下徹氏「憲法改正」論者で安倍首相の信奉者。                この年末・年始はこの人と安倍氏の言動に目が離せない!

安倍首相と橋下氏が会談 「憲法改正」などで意見交換か? 菅長官と松井代表も同席:12月20日

 今年は終戦後70年間「戦争がない国・日本」と世界に誇りうる平和が続いたが、安倍首相の「憲法改正」発言や「安保諸法案」の強行採決など、わが国の行方が気がかりの度が強くなった。

 そこへ、今度は従来から安倍首相と思いを一にする維新の党最高顧問の橋下徹前大阪市長と
会談するなど、安倍政権の政策固めをより強めようと懸命だ!
 
 そうは言っても国政選挙は、まだ先の話、知名度は抜群の橋下徹氏だが、それまでは元の弁護士稼業の戻って、それも「名誉棄損」を専門に扱う弁護士になるとのモッパラの話。
 わたしはそれもありうることかと憶測する。というのは従来からマスコミ相手に対立的な発言が何よりの根拠であろう!
 

 安倍晋三首相は19日夜、都内のホテルの日本料理店で約8年間の政治活動を終えて18日引退した
 
会談を終え、ホテルを出る安倍首相(左)と維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長=14日夜、東京都港区
と会談した。
 
 菅義偉官房長官とおおさか維新の会代表の松井一郎大阪府知事も同席した。
 4人の会談は6月14日以来。首相と橋下氏は双方が目指す憲法改正や、来年夏の参院選の連携などについて意見交換したとみられる。
 
 首相は会談前、記者団に「(橋下氏の)慰労会だ。『ご苦労さま』と言おうと思う」と述べた。     
 
 関係者によると、会談は首相側が持ちかけたという。
 
会談を終え、ホテルを出る安倍首相(左)と維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長=14日夜、東京都港区
 
 
  「憲法改正」について、橋下、松井両氏は参院選で「自民」、「公明」、「おおさか維新」の3党で改正の発議に必要な「3分の2以上」を確保すべきだと強調。
 橋下氏は「安倍首相にしかできない」と述べている。首相側には参院選を視野に「おおさか維新」の協力を取り付けたいとの思惑もありそうだ。
 
 自民党推薦候補と橋下氏側が対決した11月の大阪ダブル選で、菅氏は中立の立場をとった。首相も大阪都構想に理解を示し、橋下氏らと気脈を通じてきた。首相は都構想が住民投票で否決された後の6月の会談で、引退を表明した橋下氏に政界復帰を期待する発言をしており、この日も話題に上ったとみられる。
 
 橋下氏は法律政策顧問として今後もおおさか維新に関与するが、党内には政界復帰への期待が大きい。首相が野党のトップと個別に会談するのは異例で、他の野党は「野党の分断工作」との安倍首相と橋下氏が3時間にわたって会談 官房長官や松井府知事も同席…維新の「与党寄り」路線で意見交換か?  
 
 橋下、松井両氏は会談に先立ち、維新の松野頼久代表、柿沢未途幹事長とも会談した。出席者によると、橋下氏は、維新が与党と歩調をあわせる現在の国会運営について異論を挟まなかったという。

維新は、民主党など野党3党で共同提出した「同一労働・同一賃金」推進法案について、与党との間で修正案をまとめ、その代わりに労働者派遣法改正案に反対しつつ採決には応じることを決めている。与党との交渉は橋下氏に近い大阪選出の議員が主導し、維新内では、旧結いの党や民主党出身議員を中心に「大阪系」への反発も出ている。

 ※ あと10日もすれば、2016年の新年を迎える。来年は安倍首相の信念の塊である「憲法改正」と「防衛法案」の具体化に向けて陣頭指揮をとるに相違ない。そこで、具体的にそれを担当する「自衛隊現実問題」にスポットを当てて、来年の安倍政権の行方を見守ることにしたい!                                
 
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・18日で政界を引退した橋下徹氏は最後の記者会見で「憲法改正は絶対必要だ」と訴え、なお政治への関心の強さをうかがわせた。 
強烈なカリスマが表舞台を去ったおおさか維新の会は「与党でも野党でもない是々非々路線」を目指すが、「橋下ロス」の今後が正念場となる。

 

 退任会見での橋下氏は首相官邸との親密ぶりを隠そうとしなかった。与党が消費税再増税時の軽減税率導入を決めたことを挙げ、「押し切った官邸はすごい」と持ち上げたかと思えば、大阪都構想に一定の理解を示してきた菅義偉官房長官を「感謝している。とんでもない政治家だ」と絶賛。これには、菅氏も会見で「ありがたく受け止めたい」と応じた。
 
 両者を結びつけるのは憲法改正だ。橋下氏は会見で、9条改正ではなく統治機構改革が重要だと強調。同時に、来年夏の参院選では自公両党とおおさか維新で改正の発議に必要な「3分の2以上」を「確保するのが大切だ」とも訴えた。
 
 おおさか維新には、安全保障関連法の審議過程で対案の提出を強く求めた議員が多い。
「責任野党」として、安倍晋三政権とつかず離れずの関係を持ちたいとの思いもある。
 一方、おおさか維新が与党との一体化を進めれば埋没する危険もはらむ。同党の国会議員は19人で、衆参とも単独で法案を提出できず、質疑の時間も限られる。
 
 他の野党はすでに、「与党の補完勢力」(民主党幹部)と見て野党幹事長会談などの枠組みから外しており、来年の通常国会も継続する方針だ。おおさか維新幹部は「けんかを売られた方が燃える」としているが、やせ我慢を強いられる局面も予想される。
 松井一郎代表(大阪府知事)は18日、橋下氏の引退を「休憩だ」と記者団に強調。「日本に必要な政治家だ。また政治の世界で思う存分暴れてくれる」と期待を寄せた。

--------------------------------------------------------------------------------------------------                                                  橋下ロス”正念場おおさか維新 「与党でも野党でもない」カリマ失い埋没危機も                    

 
 

  18日で政界を引退した橋下徹氏は最後の記者会見で「憲法改正は絶対必要だ」と訴え、なお政治への関心の強さをうかがわせた。
  ときに敵対者を“口撃”する型破りの政治手法で、中央政界にも影響を与えた橋下氏。

強烈なカリスマが表舞台を去ったおおさか維新の会は「与党でも野党でもない是々非々路線」を目指すが、「橋下ロス」の今後が正念場となる。


 退任会見での橋下氏は首相官邸との親密ぶりを隠そうとしなかった。与党が消費税再増税時の軽減税率導入を決めたことを挙げ、「押し切った官邸はすごい」と持ち上げたかと思えば、大阪都構想に一定の理解を示してきた菅義偉官房長官を「感謝している。とんでもない政治家だ」と絶賛。これには、菅氏も会見で「ありがたく受け止めたい」と応じた。
 
 両者を結びつけるのは憲法改正だ。橋下氏は会見で、9条改正ではなく統治機構改革が重要だと強調。同時に、来年夏の参院選では自公両党とおおさか維新で改正の発議に必要な「3分の2以上」を「確保するのが大切だ」とも訴えた。
 
 おおさか維新には、安全保障関連法の審議過程で対案の提出を強く求めた議員が多い。
「責任野党」として、安倍晋三政権とつかず離れずの関係を持ちたいとの思いもある。
 一方、おおさか維新が与党との一体化を進めれば埋没する危険もはらむ。同党の国会議員は19人で、衆参とも単独で法案を提出できず、質疑の時間も限られる。
 
 他の野党はすでに、「与党の補完勢力」(民主党幹部)と見て野党幹事長会談などの枠組みから外しており、来年の通常国会も継続する方針だ。おおさか維新幹部は「けんかを売られた方が燃える」としているが、やせ我慢を強いられる局面も予想される。
 松井一郎代表(大阪府知事)は18日、橋下氏の引退を「休憩だ」と記者団に強調。「日本に必要な政治家だ。また政治の世界で思う存分暴れてくれる」と期待を寄せた。
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菅官房長官が安倍・橋下会談を解説「橋下氏が憲法改正や安全保障を質問し、首相が答えた」:12月20日(日)



菅義偉官房長官が20日のフジテレビ「新報道2001」に出演し、軽減税率やふるさと納税、19日夜の安倍晋三首相や橋下徹前大阪市長らとの会談などについて語った。
 
−−軽減税率で公明党に譲歩したのは菅氏の判断か
 「譲歩ではない。軽減税率導入は政権公約だ。国民視点で考えれば生鮮食料品だけでは軽減税率とはいえない。昨年4月の消費税率上げ後の国内総生産(GDP)でも消費への影響は予想をはるかに超えていた。軽減税率導入は当然のことだ。安定財源確保は政府・与党で責任をもってやる」
 
−−安倍首相と一緒に橋下氏と会談した
 「市長退任のあいさつに来たいとのことだった。いろんな今までの話が多かった。橋下氏が、安全保障や外交について、いろんな質問をしていた。そういうことに首相が答えていた」
 
 −−政界復帰の話は
 「なかった。本人も政界を引退すると言っている。(将来のことは)全く分からない」
 
 −−憲法改正の話題は
 「橋下氏はそれを前からずっと言っている」
 
 −−憲法改正を掲げた衆参ダブル選挙の可能性は
 「衆院解散は首相の専権事項だから、私が触れることは控えたい。憲法改正は国民が議論を深めていくことが大事だ。今は深まっていない」
 
 −−菅氏が発案した「ふるさと納税」で、大きな効果を上げた自治体がある
 「日本に寄付税制を根付かせる突破口になればいい。(特典の豪華さの競い合いで)行き過ぎの部分もあるようだが、活性化しているのは間違いない。地方が自分で考えることが地方自治にとって最も重要だ」

 昔の諺に「衣の下からヨロイが見える!」というのがあるが、この頃の安倍首相の言動を見ていると、これをはるかに通り越して、己の「やりたいこと」をなりふり構わず、やり遂げよう、という強い意志を感じ取れる。これがうまくゆけばいいのだが、道を踏み外せば「日本の国」は崖から転落、いまは崖っぷちに追い込まれているように感じてならない!消費税10パーセント引き上げを目の前にして、低所得者に3万円を現金で手渡すなんて、貧乏老人の「人気取り」政治の他ならない。この強引な安倍政治は年明け早々から米国オバマ大統領との密約実行のために沖縄問題を強引に処理し、米国の犬(ポチ)たらんとする姿が大写しになること必定なり!

・上にあげた「衣の下から鎧が見える」とは、平安時代に平清盛が行った所作で、この意味は「うわべは平和を装いながら、武力行為をほのめかす」ことです。
(平清盛が鎧姿を息子の重盛に隠そうと衣を上からまとったことから)です。

※「安倍政権」の課題と来年にやろうとしている課題について!は、改めて自衛隊問題として描きます!

                                                  以上

 

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