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2010年3月19日金曜日

3月20日・「只今!」南紀に小旅行してました(その3)

   ◎南紀小旅行2-3日目、「すさみ(周参見)にて!」



 16日夕、周参見到着、きょうのお宿は周参見駅の約2Km西の高台にあるホテル・ベルヴェデーレ、比較的新しくて西日本では割合評判がよい。知り合いが機会があったら是非にと奨めてくれていたので、今回の旅行に当たって、ここをコースに組み入れた訳だ。

海岸の近くでしかも高台ということなら、歌に出てくる「枯木灘残照」が見られるかも、きょうの天気だと期待が高まる、すこしはもやっているが、あとはお天気が良くなることを祈るのみ、夕日に明日の日の出が楽しみ。それに今晩の名物「くえ料理」が何よりも楽しみである。









(太平洋上の「日の出」「日の入り」風景)




 だが、酒飲みの習性で、昔から大食漢ではなく、「クエ鍋」をメインに少量多品種いうなればミニ懐石風にいろいろな料理が数多くある料理コースを選んで注文しているので、あとはゆったりくつろぐのみ!露天風呂をヒト浴びしようっと、あとは「くえ」「喰え」るかなぁ~!お酒も半分残している。楽しみ一杯、酒一杯!

 熊野地方には数回旅行しあちらこちら泊まったが、周参見は熊野詣での帰路、「イノブタレース」を見物に立ち寄ったことはあるが泊まるのは初めて、ここは季節によって伊勢海老やカツオが楽しめる。くえもその一つ!イセエビはシーズンオフでいまはないが、クエは3月一杯楽しめる。あとはカツオにバトンタッチか。ここのカツオ釣りは「ケンケン漁法」の名で知られる釣り方だそうで、あすでも土産話に聞いて帰るとしようか、そうするべえか!そうすべぇ!



(上・イセエビの刺身)

(左・クエ料理)

(右・カツオの刺身)
(クリックで拡大します)




 品名       賞味期間
「イセエビ」・  10・15-翌年 2.28
「幻の魚・クエ」 11. 01-翌年 3.31
「カツオ」    04. 01- 5.31

地元の人でもなかなか手に入らない「幻の魚」本クエ
 本クエは大きいものでは1 m以上もある大型魚でほとんど市場に出回ることはありません。そのために高級食材として扱われ、よく「幻の高級魚」とも呼ばれています。特に南紀で獲れる本クエは、豊かな黒潮の流れで育まれた 紀伊水道のものが珍重されています。

見た目からは想像できない美味しさ
 本クエは獰猛な顔つきで見た感じ、美味しそうに思えないかもしれま せんが、見た目からは想像できない上品な味の白身は、脂が良くのっているのに決してしつこくなく、まろやかな甘みがあり、鯛と平目を合わせたようなとても上品な味わいです。食通の人からもフグや鯛よりも美味とされ、皮際のゼラチン質にはコラーゲンたっぷりでお肌にハリを与えます。 地元の人もめったに食べることが出来ない「幻の魚」本クエ。一度試してみませんか!
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 さて、明けて最後の17日、風は強いが空は晴れ渡り、春の陽光を受けた太平洋の海原はキラ☆キラと、白浜まで電車で出て、特急電車に乗り換え、午後3時帰宅した。

 あちらこちらというのではなく行動範囲が150-200kmぐらいまでの処で、ゆっくりのんびりが一番いい。昨年秋に体調を崩してこれから先を心配したが、今年に入ってから体調も徐々に回復基調だったので、楽しく行けた。欲張らずに自分のペースで動ける範囲で充分楽しめた。
また、つぎの近場で安上がりの旅行を探そうか、という気分で無事帰ってきた。

 だが、留守中15日夜に吹いた「春一番」の置き土産が・・・

 南に面した二階の屋根の庇が昨年の台風で西の端が銅板がめくれ上がっていたのを、直さずにそのままにしていたのが、帰ってきてみたら、次から次へとメクラれて2枚、庭に落っこちていた。
報道によれば和歌山市で15日の「春一番」が最高風速29.6.mを記録したとあった。

 やらねばならないことを先送りせずに、やることはちゃんとやっておかなかったツケが回ってきたようだ。これも自分が播いた種だけに何処へも云ってゆくところなしで、諦めざるを得ない次第である。 すべてあとの祭である。とんだ置き土産になりました。

 そうして、ブログに記事を書いているきょう桜の開花宣言がでた。紀三井寺のハヤサキの桜が昨日開花したそうだ。この処のお天気で本格的な春が、駆け足でやってきた。そう、すでに春の彼岸入り。

 こんな次第で、天候不順はお天気だけにして、政治の世界は民主党、自民党とも「モヤ」で視界不良ではなく、スカッと爽やか視界明遼となって欲しいものだ。

 では、春の彼岸を迎えて、この週末はしばしゆるりとさせて貰おうか!
では、一昨晩のご馳走と周参見界隈の画像、名物「イノブタ王国」の記事をアップし、今回の小旅行のことをひとまず閉じることにいたします。お付き合いありがとうございました。

☆「すさみ」・スサミ・すさみ・遊み・荒み・周参見
☆周参見八景・http://www15.ocn.ne.jp/~gogo2898/susamihaxtukeiumi.html
☆「イノブタ」1970年猪を父に豚を母にして「イノブタ」誕生する。その後繁殖させ「イノブタ」王国ができた。「イノブタ」に肉だけでなく、イノブタレース等企画し、イノブタを周参見名物として売り出し中。 ◎「イノブタ」王国・ http://www.inobuta.jp/kingdom/history.html

4 件のコメント:

  1. しげやん^^おはようございます^^
    周参見の海の色はきれいですね^^
    しかもくえが食べれるなんてしあわせ者^^
    以前知人がくえ釣ってきて捌いて貰って鍋にしたことがありますが最高に美味しかったですよ^^
    いずれにせよしげやんが元気になって旅行でもしよう!と言う気持ちになれたことはatitiにとってもうれしいことですね!
                    atiti

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  2. RE: atitiさん
    昨日、今日と強風が吹き荒れています。桜の開花が宣言され
    たのに、天候よくなって欲しいですね!
    周参見海はキレイですよ!太陽が照ればキラキラ輝きます。
    南紀、中紀ではクエ食べられる処多いです。料理は大変な
    ように聞いています。鱗を一々毛抜きで引っこ抜くとか?
    タイやフグより美味しいです。ピンク色してキレイです。
    最近のツアー随分安くゆけますが、悲しいかな健常者のペー
    スに合わしてには、とてもついて行けません。
    したがって、乗り換えが少ない近場になります。
    案ずるよりも生むが易し、の喩どおり、身体を動かすことを
    兼ねてマイペースで頑張ります!

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  3. こんばんは。
    おいしいものとお酒を召し上がって、きれいな景色をいっぱい眺めて、温泉に入っていい旅でしたね。
    夫の下の妹のだんな様が串本の出身です。
    串本のロイヤルホテルでの結婚式にも出かけました。
    和歌山をまわるだけでも多彩な旅が楽しめますね。
    南紀白浜椿温泉にある海椿葉山というお宿に泊まったことがあります。
    ここは若い人向けかもしれません。

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  4. RE: megさん
    わたしぐらいの歳になってくると、あちらこちら駆けずり
    廻るより、近場でゆっくりを選ぶようになってきました。
    じっくり見回したら近場にもイイトコ沢山ある、発見が
    これからの楽しみになりそうです!

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