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2010年1月22日金曜日

23日.「勘とか閃き」、ついでに「女の勘」について!




     赤い矢印で示している黄色の部位が「脳梁」

『勘』と『閃き』の関係について,いろいろ考えましたが結局こういうことではないでしょうか? それに、ついでに「女の勘」の考察から「男女の脳の構造の相違」について!

 「勘」といえば直感力や動物的に本能的に働く感性とでもいおうか、「閃き」もこれと同じように今まで積んできた経験から瞬間的にパッと感じる無意識に働く動物的な勘とでもいおうか、以下もう少し考えてみよう。

物事をとことんまで突き詰めていると、勘の当たりが良くなるような気がします。
 ― 小柴 昌俊 ―  (ノーベル物理学者)

 勘とは、物事を直感的に感じ取る能力です。 直観的に感じるというと、偶然の産物だと思われがちです。

 しかし、勘というものは、洞察力ですから、繰り返された過去の経験によって構築された洞察力によって培われるものです。
 ですから、何事も、とことん突き止めたことに対して、勘のあたりが良くなるものなのです。したがって、人のなかには「敏感な人」「鈍感な人」がおります。この違いは上にある「物事をとことん突き詰めているか、どうか?」にかかってきます。

「職人の勘」というのもあります。これも大工だったら大工の仕事をとことん突き詰めてやっているうちに、長年の経験によって定規を用いなくとも、ぴったりの寸法に収まる仕事ができるのです。

『勘』については、勘がよい、悪いに始まって、上にあげた「職人の勘」「勝負勘」や「女性の勘」等いろいろ言われますが、今回はこのうち「勝負勘」と「女性の勘」について書こうと思います。

 わたしのBLOGの常連さんはほとんど女性方ですので、コメントを沢山書き込んでください。では「勝負勘」から・・・

 岡部元中央競馬騎手の著作「勝負勘」から名言といわれる「勝負勘を得る手がかりは努力と経験であり、勝利を獲得するポイントは、その瞬間に選択しなければばならない」という一言です。

 勝負勘=押し引き又はここぞの決断と言えなくはないだろう。

 麻雀は勝負事であるから、「勝負勘」が無いと勝てないのは自明の理。
ここで注目したいのは、勝負勘の素養が「努力と経験」で培うものということ。

 努力は、とにかく麻雀が上手くなろうと、色々な事を絶えず貪欲に吸収しよういう姿勢であり、経験は、正に自分の理想の型を、無いかもしれない、或いは何時得られるかをわからない型を何時も求めつつ実践するものではないだろうか!

 かの有名なエジソンは「99%の汗と1%のひらめき」という名言を残しました。
それは論理と感情の関係にも似ています。言うなれば、99%の論理力と1%の直観力です。アイデアマンと呼ばれている人達も、おそらく最初は1%の発想から出発するのです。
 
 ただ、言いっぱなしではダメで、それを実現して初めて意味があるのです。状況によっては50%の論理力と50%の直観力でもいいのです。いずれにしても、私が言いたいのは、論理と直観の両方がなければいけないということ、そして、アイデアやプランを実行するときには強い論理力が必要だということです。

 1%のひらめきを実現するには、99%の論理力が必要になるのです。逆に言えば、ヒット商品のアイデアの基となる1%の「ひらめき」を生むためには、99%の「論理力」という土壌がなければならないのです。

「ひらめき」と聴くと、あるとき偶然生まれる、空から降ってくる天からの啓示?的な?…そんなもののような感じを受けてしまいがち。しかし、実のところはそうではないのではないか?と。もしかしたらひらめき、直感とは「必然」なのではないか、との思いがある。

 スポーツだってそうでしょう。右か左か。ある究極の選択を迫られた瞬間に、頭は右だと分かっている…しかし身体が「左だ!」と言っている…そういうことに出くわす瞬間があるそうだ。しかもそれは一流であればあるほど、だ。一流である自分の「経験」から導き出される、論理を超越したモノ…。動物的な勘。これこそがひらめきの正体なのではないだろうか。

 一見、こいつは非論理的だ。しかしてそれは非・論理的でありながら、実は最も論理的なのである。心理っぽく言えば、意識の処理を超えた、無意識の処理の賜物、だろうか。

 99%の経験の集積が、1%のひらめきと直観を生むのだ。そのひらめきを起こしたくば、一日一日の修練こそが大切であり、陽の当たらない陰での努力が必須になる。

 話が変わりますが、みなさんよくご存じの女の人には「おんなの勘」というものが備わっていて、これがまた鋭いのですね~!どうしてこうも当たるのか?と思われるぐらいよくあたります。

 女性って、なんで勘が鋭いんかなぁ…とふと思ったので、とりあえず調べてみたのです。
調べてみれば、勘っていうのは特殊な能力でもなんでもなくて、実は脳の一部の器官が、「勘」に関わっているんですね。そこでちょっと脇にそれますが、男と女の「脳」の違いを調べたのです。そこにはこうありました。

 当たり前の話ですが、男と女は違います。体の造りが違うのもさることながら、その考え方も違います。まあ、中には男らしい女の方もいますし、女らしい男の方もいますが。

 何が男らしくて何が女らしいのかは個人的な意見が分かれるところでしょうが、違うことだけは確かですよね。考え方が違うということは、脳の何かが違うということは推測できますが、では具体的に男と女の脳の違いってどこにあるのでしょうか。
 
 男と女の脳の物理的な違い
 まず、見た目である程度それとわかる男の女の脳の物理的・機能的な違いから見ていきましょう。
大きさ・重さの違い基本的に、男の脳の方が大きく、重いです。
生まれたばかりの赤ん坊の時は男女差はほとんど見られませんが、成長するにつれて徐々に差が生まれ、大人になると男は1400~1500グラム程度、女は1200~1250グラム程度になります。

 ただし、あくまでも重さと大きさが違うだけなので、これをもって「男の方が女より賢い」というのは間違いです。脳の大きさ・重さと知能の高さの間に因果関係は全くありません。

 周期性の違い
 大人の女の人には、生理というものがあります。これに代表されるように、女の脳には周期性があり、さらに精神的にも周期性があるといわれています。これは、女の脳から発生するホルモンの分泌に周期性があるからです。
ちなみに、男性には女性のような周期性は存在していません。

 構造の違い
 人間の男女間の脳の構造の違いはいくつかありますが、代表的なのは右脳と左脳をつなぐ脳梁の形と大きさが違うところです。女性の方が丸みがかっていて、比率が大きいです。明確な違いがあるため、男と女の意識を決定付けているのはこれだと指摘する専門家も少なくありません。どうも「女の勘」がこれに関係しているようです。

 男と女の脳の思考に関わる違い
 物理的な違いは今見てきましたが、では、内部の仕組みから見ると男と女の脳はどう違うのでしょうか。

 空間認識の違い
 ある調査によると、男と女にある建物の設計図を見せたところ、男性の場合はある決まった場所が集中的に働いているのに対し、女性の脳が働いている場所はこれといって決まっていなかったそうです。このことから、男性は空間把握がうまくできるが女性は余りうまくできないといわれています。
女の人は理論的に物事を考えることが余り得意ではないのでしょうか。もしかしたら、理系方面に女性が少ないのもそれが理由なのかもしれません。
ただ、女性でも理系が得意な人はいますから、ここは個人差が出る部分でもありますね。

 言語力の違い
 よく、「口げんかじゃ女性には勝てない」とか「女性はよくしゃべる」とか「女性は感情的になりやすい」とか言われていますが、こういう現象を脳の働きという観点から見ると、非常に面白いことがわかります。
先ほど、女は右脳と左脳をつなぐ脳梁が男のものよりも大きいという話をしましたが、これにより、会話をする時に女性は脳全体を使って話をしていることがわかっています。逆に、男性はほとんど言語中枢がある左脳だけを使って会話をしています。男性は理論立てて必要事項を話そうとするのに対し、女性は無駄な話も会話の中に入ってきます。ですから、余計な会話が多くなりがちな女性はよくしゃべるといわれるわけですね。

 また、女性が感情的になりやすいのは、会話しているときに言語中枢以外のところも使っているので全ての情報が混在し、理論立ててまとまった話ができなくなる傾向があるからだと言われています。
男性の場合は、会話するときに使う部分、理論を組み立てるときに使う部分、感情的になる部分というのが脳の中で区分けされているので会話中などは感情的になりにくいとのこと。従って、異性と口げんかしたときに大体女性に男性が言い負かされてしまうのは、男が必要事項をまとめようとし、感情的になりにくいからだというわけです。

 ただし、女性でも常に冷静な方もいますし、男性でも感情丸出しな人もいるわけですから、あくまでも傾向であって万人に通用することではありません

「勘」を司っている器官は、うえにも出てきましたが脳梁(のうりょう)と呼ばれるものです。これは、右脳と左脳を繋げている器官なんです。
男性と女性とではこの脳梁の大きさが異なり、男性より女性のほうが大きいです。

 脳梁が大きければ大きいほど、右脳と左脳の情報交換が活発に行われるので、女性のほうが過去の経過とか未来の予想を算出するのに適しているといえます。
医学の側から見た「女性の勘が鋭い理由」って、こういうことだったんですね。

 記憶力とかも関係するんだろうけど、それらも調べれば「エストロゲンという物質うんぬん」っていう難しい話になるし、これは女性特有の女性ホルモンの一種です。ところで、中高年になって、これら女性ホルモンが切れたり、切れかかった女性はどう変化してゆくのか、よ~く観察、観察!
どうして、女性には自己防衛のために本能的に動物の勘に似た感覚があるのでしょうか?

 “弱きもの、汝の名はおんな也 ” ではなくって”若き草食系男子也”!この世の未来はどうなるの?

 「創造力」「想像力」の説明は、ひとまずこれにて終わります。つぎは、何を書こうかなぁ~、しばらく考えて次へ進みます。

8 件のコメント:

  1. しげやん^-^おはようございます^^
    atiti働いている時まで勘が良いって人に言われていましたよ^^殆んど動物直感とでも言うのでしょうか?ふふ
    これはatiti思うに人に備わったものでしょうか?
    子供の時のほうがその勘もよく働いたような^^
    デジャヴーというものもです。以前このようなことが事があったような^-^と言うことです
    さてエストロゲン少なくなってきているatitiのこれからの行方は??ワハ 
                   atiti

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  2. 閃きは、ずっと考え続けているからこそ得られるものでしょうね。
    勘は経験則という意味でもあるし、遺伝的要素(危機察知能力)でもあるし、予知能力、霊感などかもしれないし、説明能力不足(論理的に説明できないので、勘と言ってすませる)でもあるかもしれませんね。

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  3. RE: atitiさん
    「勘」は確かに女のほうが鋭いのは、上にあげた説明で
    おわかり頂けるでしょう。勘にも鋭い人も、鈍感な人も
    おります。
    何処で聞いてきたのか一丁前フランス語でdeja-vuを
    書いてくれて!これを云ったフランスの超心理学者が
    いまから80年ぐらい前に唱えた学説で「既知感」と
    でもいおうか・・・

    ”玉磨かざれば光なし”という諺どおりいつもトレー
    ニングを続けていないと駄目だということです。

    エストロゲン、これは女性ホルモンの一種ですから、
    これが減ると、男まさりがいよいよ男化する。そんな
    atitiさん、怖いよう~そうなれば”三十六計逃げる
    にしかず”しげやん尻をからげて退散、退散!!!

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  4. RE:   megumeguさん
    かつて勤めたS電機の偉いさんがある時朝礼で
    ”果報は寝て待て”ではなくて練って待て!と云いまし
    たし”万策尽きた“と軽々しく口にするが、本当は3.4
    の策しか考えずしてこんなことを云う人が多い・・・と
    まさに閃きとは、考えに考えていたときパット閃く稲妻
    の感じでしょう。そう思います。
    感受性は人様々で鈍い、鋭い人がおりますが、MEGU
    さんはきっと鋭い方の代表でしょう。センスも大あり!

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  5. 三味線では
    糸を(音階の決まる場所)抑えるところを
    勘所といいますよね。
    三味線にはギターのようなフレット(仕切り)がない
    してみると女性脳の楽器なのか?

    アジアの楽器はそういうものが
    多いように思いますが
    どうでしょうね~。

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  6. RE: ばっちゃんさん
    しげやんちでは、しげやんがまだ学生時代で家におるころには、親父が小唄、端歌を、母親が三味線を習ってました週に一回お師匠さんが来て家で習ってました。

    そんなことで、”門前の小僧習わぬ経を読む”、の類で、端歌、小唄を自然と聞きおぼえました。
    唄や三味線のトーンに「本調子」二上がり」「三下がり」とありますが、あの三本の糸で自在な音を出す。これぞ、融通無碍なる日本人の性格が発揮された楽器ではないでしょうか?

    ですが、よく調べると確か「一弦琴」なる楽器もありますから、これらを参考にして日本人に合った楽器をつくりだしたのじゃぁないでしょうか?

    ギターやヴァイオリンと比べても弦の数が少ないですし、
    日本人の世界は西欧人のイエスかノーかでなくて、フィージー(ゆらぎ)の民族ですよ!イエスかノーかをハッキリさすのが勝間和代流です!

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  7. なるほど!

    私は三味線が好きなんですが

    最近中国語をやったり
    太極拳をしてみて

    二胡にちょっと
    興味が出てきました。
    二胡はやったことありますか?
    バイオリンは音は出せるんですが
    二胡はまた独特そうですね。

    って話がずれてますね。
    ふふふ。

    これはもうまさに女脳!!

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  8. RE: ばっちゃんさん
    「二胡」はやったことはありません。ですが、一弦琴や二胡の弦の数が少ない楽器でいろんな音色をだすのは、相当熟練を要すると思います。

    二胡を聞くのは、聞きますよ!
    かつて、お隣の琴の浦温山荘園の野外の黄昏コンサートに 有名な二胡奏者チェン・ミンがやってきて演奏したことがあります。哀愁の漂う響き、はかなげでうっとりします。

    ところで、脳は女脳で性格は男勝りで可愛げがないとは、これぞ、ばっちゃんの七変化、相手をみては変わり身の早い行動派。しげやんから見たら、ばっちゃんが男勝りにどうしても思えませんが・・・?

    最近云われているのは、男性の女脳化、女性の男脳化、これを聞くと「草食性男性」、男勝りの勝間和代、なんだか分からないでもないです・・・

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