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2013年7月19日金曜日

麦茶は地味にすごい健康飲料 生活習慣病の予防効果も期待可です!

麦茶は地味にすごい健康飲料 生活習慣病の予防効果も期待可!

 
全国的に「熱中症」が激増している。汗をかいた分水分補給は欠かせない。高齢化とともにのどの渇きが鈍感になり、水分不足は血液をドロドロにする。血栓は生じそれが何処かに詰まる。いわゆる梗塞である。これの予防にもこまめな水分補給は夏場に大切である。

その水分補給に何を飲むかですが、以前申し上げたように炭酸飲料の多量摂取は身体によくない。この点「麦茶」はサラリとしていて喉ごしがいい!そして以下にあるように「知られざる効用」があるそうだ!

麦茶は地味にすごい健康飲料 生活習慣病の予防効果も期待可
 
麦茶は地味にすごい「健康飲料」です!
 
 夏に欠かせない麦茶。その知られざる実力が最近の研究で明らかになってきた。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が解説する。
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 日本の夏といえば冷えた麦茶である。香ばしい麦の香りにほのかな甘み。子どもからお年寄りまで幅広い層に愛される飲み物だ。

 

 その麦茶、「ノンカフェイン」ということは知られていても、他の成分や特徴はあまり目にすることがない。どうにも地味な印象があるものの、だが実は意外と本気の健康飲料でもある。

地味にすごい麦茶その1麦茶に含まれるピラジンという成分には、血流を改善させる作用がある。農林水産省などの研究で、麦茶を飲むことで血液の流動性が高くなることが判明。ちなみにピラジンは原料をローストする際、褐色に色づくメイラード反応とともに生成されるという。さらに血圧降下作用のあるギャバ(GABA)も含まれている。

・地味にすごい麦茶その2抗酸化作用──つまりがんや脳卒中、心筋梗塞などの原因にもなる活性酸素を攻撃する成分が含まれており、生活習慣病などの予防効果も期待できる。麦茶に含まれるPクマル酸などが酸化因子のペルオキシナイトライトに対し、高い消去活性があることが静岡大学の研究で判明。

・地味にすごい麦茶その3静岡大と京都薬科大との共同研究で、麦茶の抽出成分をテストしたところ、胃の粘膜を保護、糖尿病の合併症防止、炎症を抑える作用などの機能が判明。

・地味にすごい麦茶その4東洋医学的な考え方でも、原料の大麦は体を冷やすはたらきがあり、ほてった体をさます効果が期待できる。

・地味にすごい麦茶その5バクテリアの定着を予防する作用があり、虫歯菌とも言われるミュータンス菌の菌膜生成を阻害する作用がある。
 

 また、カフェインが含まれている飲み物は、利尿作用が強く夏場の水分補給には不向き。この季節の水分補給には、麦茶のようなノンカフェイン飲料が適している。便秘や貧血につながるタンニンの量もお茶やコーヒーの数分の一。
 

 ちなみに麦茶の原料となる大麦は、代用コーヒーの材料としても使用される。もしコーヒーを切らしたら、麦茶を通常の3~4倍の濃度で淹れれば、ノンカフェインの代用コーヒーができあがる。

牛乳を注げばカフェオレ風に。この季節なら、コーヒーゼリー風のデザートにもいい。
お茶漬けや茶粥など料理への使い勝手も実はいい麦茶。
流行りの健康法や飲み物に飛びつく前に、まずは身近な飲み物を見直してみてもいいのかも~!

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