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2013年8月2日金曜日

最も近くて遠い国・「韓国と中国」・日韓のサッカー試合と尖閣諸島問題に見る日中韓の関係!

 理性よりも感情が先行し、さらに暴徒化する。わが国とは隣国である韓国と中国にその姿を見る想いがした。両国との間には「竹島」「尖閣諸島」の領土問題を抱え、解決には前途険しい。
その上に「憲法改正」「軍備増強」の「目には目を、歯には歯を!」の安倍路線が敷かれるのであろうか?この度の対韓国男女サッカー戦の韓国応援団に日本に対して牙をむく韓国民衆の姿を見た。彼の国の日本の国を教えるのは、北朝鮮同様日本が侵略した憎悪のみ教えているのか?

  韓国側はさきに日本のサポーターが「旭日旗」を振り回したと主張するのだが・・・
サッカー日韓戦で起こった横断幕騒動をめぐり、韓国サッカー協会は「日本側が旭日旗を振り、韓国応援団を刺激したのが発端」として、非は日本にあるといわんばかりの見解を発表している。


   しかし、問題となった横断幕は韓国側が先に張り出していた。その上、こうした政治的なアピールは以前からたびたび掲げられていた事実があり、韓国サッカー協会の言い分は、無理筋だ。
韓国応援団が掲げた横断幕や安重根や陳舜臣の肖像画は明らかにさきに用意して持ち込んだモノを出なければ、すぐには掲げられよう筈もない。感情がさきに立つモノを冷やす術はない!

 

韓国サポーター、日韓戦で政治的な横断幕:7月29日

  28日、韓国・ソウルで行われたサッカー・東アジアカップの日韓戦で、韓国のサポーターの一部が「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕を掲げ、波紋が広がっている。 日本対韓国の試合で掲げられたのは、ハングルで「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕。歴史認識問題をめぐり、日本への反発を示したものとみられる。



「歴史を忘れた民族に未来はない」とハングルで書かれている
そして伊藤博文暗殺を企てた安重根・秀吉の朝鮮侵略から祖国を守った
陳舜臣の肖像画まで掲げ、日本への勝利に向けて応援が繰り拡げられた

韓国のサッカー協会は、「政治的な主張を禁じたFIFA(=国際サッカー連盟)の規定に抵触する可能性があり、試合の途中に撤去させた」と話している。 去年のロンドン・オリンピックでは、韓国の選手が竹島の領有権を主張するメッセージを掲げ、FIFAの処分を受けている



<サッカー東ア杯>韓国の政治的主張の横断幕、「品がない」「マナーに欠ける」―中国版ツイッター:7月29日   

 韓国を応援すると見られた中国メディアでさえ、余りにも感情的な韓国応援団の横断幕には批判的な意見が多数ツイートされた。
 
その中国でかつてこんな出来事があったのを今でもそして鮮明に覚えている。サッカー日中戦で中国人観客が騒動、紙コップ投げつけ罵声。 [読売新聞]

 http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20070803i216.htm?from=main2


 【瀋陽=牧野田亨】中国遼寧省の瀋陽で1年後の北京五輪のプレ大会として3日夜行われた男子サッカーのU―22(22歳以下)代表による日本対中国の試合終了後、中国人観客が日本人観客の一部に紙コップを投げつけ、集団で罵声(ばせい)を浴びせる騒ぎが起きた。
 

 けが人は出なかったが、日本人観客が一時、場外に出られず、スタンドで待機した。
 会場の瀋陽五輪体育場に集まった中国人観客は5万人。日本人観客は約100人で、うち9人がゴール裏手で日の丸を掲げて応援していたが、試合終了と同時に9人に紙コップが次々と投げつけられた。
 さらに、スタンドからの出口通路に100人以上の中国人が殺到、中国国旗を振り回しながら、「小日本(日本に対する蔑称(べっしょう))」などと叫んだ。9人は公安当局の車でホテルに送られた。
 

 サッカーの日中戦をめぐっては、2004年夏に中国で開催されたアジアカップで、中国の敗北に腹を立てた観客が暴徒化し、日本大使館の公使らを乗せた公用車が襲われる事件も起きた。(2007年8月4日1時36分 読売新聞)     

28日、サッカーの東アジアカップで日本は韓国と対戦。韓国側のサポーターは「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕を掲げた。これに対し、中国のネット上でも多くのユーザーが意見を書き込んだ。


 

 

 2013年7月28日、サッカーの東アジアカップで日本は韓国と対戦。最終的に日本が勝利し、今大会の優勝を勝ち取った。宿命のライバルである日韓は、サポーター同士の応援も白熱。韓国側のサポーターは「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕を掲げた。このスポーツに政治を持ち込んだ行為は、国際サッカー連盟の規定に抵触する可能性もあり、中国のネット上でも多くのユーザーが意見を書き込んだ。以下はその代表的なコメント。
     

「東アジアカップの日韓戦で、韓国側のサポーターは『歴史を忘れた民族に未来はない』とハングルで書かれた巨大な横断幕を掲げた。彼らの主張が正しいのなら、漢字という歴史を忘れた韓国にも未来はないということになる」


「この横断幕に書かれたことは、日中韓のいずれにも言えることだ」

「スポーツに政治を持ち込むなど品がない」 「韓国側のやり方は、日本に対し国際的なマナーに欠けている」 「日韓戦は、サポーター同士の戦いも白熱していた。韓国側は『歴史を忘れた民族に未来はない』と書かれた巨大な横断幕を掲げたが、ハーフタイムで撤去された。その後、韓国側の一部のサポーターは退場し、少数の日本サポーターに圧倒された」  

「米国、尖閣で手のひら返した!」 中国、上院「非難決議」に反発・7月31日

 一方、政治的な問題では、中国の尖閣諸島や東シナ海での日本側に対する度が過ぎた威嚇行為に対して中国を非難する決議を行った。  
  米上院が2013年7月29日可決した「対中非難決議」に、中国側はいらだちを隠せない様子だ。尖閣諸島などでの中国の行動に「釘を刺す」この決議案が提出された6月以来、中国メディアやネットなどでは、米国の出方を警戒する記事がたびたび掲載されている。

レーダー照射事件や尖閣海域侵入など批判

上院に提出された「対中非難」決議案。中国側は反発を強めている
上院に提出された「対中非難」決議案。中国側は反発を強めている

   決議案は2013年6月10日、民主党のメネンデス外交委員長ら超党派議員により提出されたもので、6月25日に外交委員会で、そして今回29日に本会議で、いずれも全会一致で可決された。沖縄県・尖閣諸島周辺を含む東シナ海や南シナ海での中国の「威嚇行為」を非難し、全ての当事国に平和的な解決を求める内容だ。
   決議では、アジア太平洋地域の安定が、米国の国益に直結するとの立場から、すべての当事国に対し問題の平和的解決を求めている。特に念頭にあるのは中国で、尖閣諸島を含む東シナ海や南シナ海で活発な活動を繰り広げていることを指摘、また「地域の緊張を一段と高める」具体的な事例として、2013年1月に起こった海上自衛隊艦船への「レーダー照射」事件、尖閣諸島周辺での中国艦船・戦闘機による威嚇行為、このほかベトナム・フィリピンとの間の領土問題などが挙げられた。表面的には日本を含む関係各国に向けた内容だが、事実上中国を狙い撃ちにする形で自重・自制を促すものと言っていい。
   決議案提出直前の6月7~8日には、米中両首脳が会談を行ったばかり。この会談では尖閣問題も議論に上り、習近平主席が「国家主権と領土の統一を断固として守る」と主張したのに対し、オバマ大統領は挑発的な行動を避け、対話を通じての解決を図るよう求めた。今回の上院決議は、中国側の「実力行使」を認めないという米国側としての姿勢を改めて示すものと見られる。

「米国は尖閣で漁夫の利を狙っている…」

   当然、中国としては面白くない。決議案の内容が明らかになって以降、中国メディアは米国に対する警戒心も露わな記事をたびたび掲載している。
   たとえば中国の国営通信社・中新社は7月30日、日本の報道などを引用しながら、「アメリカ上院は事実を顧みず、中国を批判した」などと報じ、「レーダー照射事件」などに関する中国側の反論を掲載、
「米国は日本の尖閣横領を後押しするとともに、中国を封じ込める子分として利用している」
と、露骨な不快感を示した。作家・言語学者の関愚謙も27日、米国側の尖閣諸島をめぐる動きを指して、米国は日中に紛争を起こすことで「漁夫の利」を得ようと目論んでいるとの論を発表している。米国の日本寄りの姿勢に対する、中国側の不満がにじみ出た形だ。
   一方、嬉しいのは日本だ。菅義偉官房長官は30日の会見で、
「海洋における力による現状変更を非難するとともに、日米安全保障条約に対する米国の力強いコミットメントを米上院として表明するものになっているということで、我が国としてはその内容を高く評価したいと思っています」
と話し、積極的に歓迎する意向を示した。


 

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