ブログ アーカイブ

2011年3月11日金曜日

11日・今年も吹きまくるのか「韓流ハングリーの嵐」(ゴルフ・経済)は?

 今年も「韓流ハングリー」の嵐が吹きまくるのか?


2010年日本女子賞金ランキング
   去る3月4日、開幕した日本女子ゴルフ・トーナメント開幕戦は、昨年に引き続き韓国選手の優勝で幕を閉じた。昨年の日本プロゴルフの賞金王は男子は金庚泰(キム・テ・ジュン)女子はアン・ソン・ジュ、ともに韓国選手、女子に至っては年間34試合中、韓国選手の優勝は15回を数えた。
 また、女子は年間賞金ランキングBEST.5に3人まで韓国選手が占めた。

10年日本賞金王



10年日本女子賞金女王
  







2011年開幕第1戦優勝インビ・パーク
 韓国人女子選手の活躍は何も日本に限られたことでなく、米国のツアーでも韓国・日本・台湾等アジア勢の勢いが凄くて、米国人選手が勝てなくなり人気が落ち、スポンサーが撤退し、試合数・賞金額が減少する現象がおこり、わが国も例外ではなくなってきている。

 韓国にもゴルフ・トーナメントはあるが試合数にして21~2試合、賞金総額約8億円と、日本の試合数34試合、賞金総額28億6500万円の1/3~1/4にとどまり、韓国からの移動距離も近いだけに彼女らにとっては恰好の草刈り場を提供しているといえよう。
 それ以外に円高や米国の試合数減少等で、白人選手にとっても日本のゴルフトーナメントは魅力が増して来ているのである。
 今日11日から、日本女子ゴルフ第2戦「ヨコハマタイヤ・ゴルフ・トーナメント」が始まった。最終結果はどうなるのだろうか?韓国人制覇を止めれるのかどうか?
 
 ゴルフの世界だけではない。オリンピックの成績でも韓国に大きく水をあけられ遅れをとっていることはご承知の通り。民主党の◯◯大臣が、かつて仕分け作業の質問で声を大にしてこういうた。”1位でないと駄目なんですか?2位ではいけないんですか?”そうでしょうとも、この世の中。1番になろうと懸命に努力しても、3.4番になるのがいいところ、それを初めから1位でないといけないのかとは、イヤはや、開いた口が塞がらないような、情け無さ!こういう国の考え方を反映してか、いつの間にか、日本が得意とした最先端半導体や薄型テレビ、原子力発電の分野まで、韓国勢に追いつかれ、追い越されているではないか!

 ようやく半年前になって、自己の愚かさに気がついたのか、「仕分け」発言とは逆に国を挙げて先端技術や原子力、新幹線、水道事業の売り込みに力を入れ始めたとおもったが、その窓口の外相がこうも頻繁に交代する体たらくでは、誰を相手に的を絞れない愚かしさ、いつまで続く「ヌカルミぞ!」・・・
 
 昨年も日本女子プロゴルフ開幕戦を初出場の韓国人選手に優勝を奪われ、その勢いをかってか、その彼女がダントツで年間賞金女王の座まで獲得した。
 丁度昨年も今の時季に、このブログで「韓国人選手の強さの秘密に迫る」を3回シリーズで書いたが、同じようなことになるが、再び韓国人選手の強さを追い、さらには産業界、政策面でも韓国に動向に注目して、なにが一体こうさせたのか?その秘密に迫ってみたい。

 では、まずゴルフの世界から・・・(朝日新聞3.8記事より)

 国内女子ゴルフツアーの開幕戦で、朴仁妃(パク・インビ)(韓)が優勝し、今季も韓流旋風がゴルフ界に吹き荒れそうだ。韓国のゴルファーはなぜ強いのか。
 その秘密を中嶋常幸らを指導してきたプロコーチ、井上透さん(38)が、社会人入学した早大大学院の修士論文にまとめた。世界に類を見ないジュニア育成方法などについて聞いた。
日米賞金ランキング

学校より練習 月に18万円
 ――昨季の国内ツアーで男子は金庚泰(キム・キョンテ)、女子はアン・ソンジュが頂点に立ちました。
「ジュニアの世界でも力関係は同じです。日本のジュニア界で10番目の選手は韓国に行けば、大体50番目ぐらい。それぐらい韓国の層は厚い」
 ――その背景は。
「実は韓国のゴルフ環境は恵まれていない。平日のプレー代は平均で約7千円の日本に対し、韓国は1万1千円。ジュニア割引のシステムは日本ほど普及していません。国内のゴルフ場数(2007年統計)は日本は約2400カ所、韓国は280カ所。韓国のジュニアは練習場に併設された民間のアカデミーに入るしかない。
 ただ、そこでは最初からプロに指導してもらえる。これはとても大きい。親は平均で月に250万ウォン(約18万円)もつぎ込み、子供をプロにさせる夢を抱きながら練習させている」
――すそ野は広がっていますか。
「昨年の日本ゴルフ協会(JGA)のジュニア登録選手は約7800人、韓国協会(KGA)は3分の1以下の約2300人しかいません。
 しかし、ほぼ全員がプロ志望で、練習量が半端ではない。トップクラスのジュニア選手は、ほとんど学校に通っていないのが現状です。
 学校側も『韓国は日本と違ってゴルフ環境が悪い。だから、平日にラウンドや練習をしないと強化できない。学校に行く行かないは親が判断すること』とのスタンスです。
 指導はスパルタ式。プロになりたければ一日に千球打て、シード選手になりたければ2千球打てという言葉があるほど。よしあしは別に、選手や親、学校、協会がすべて同じ方向を向いてエリートを徹底的に鍛える。日米と大きく異なる点です」
■トップ選手 全スコア管理
――エリートたちはどう鍛えられるのでしょう。
「男女それぞれ6人選ばれるナショナルチームに入れれば、年間300日の合宿のすべてが無料。男子の場合はアジア大会で優勝すれば兵役を免除されるため、モチベーションは上がります。
 また、独自のスコア管理システムで、KGAに所属するすべてのジュニア選手の平均ストローク、平均パットなどのデータを一括して持っている。その選手の弱点がどこにあるのか、自分のランキングが一目でわかる。選手たちのやる気を引き出しています」
――韓国勢の活躍は続きそうですね。
「世界の選手層が厚い男子はともかく、女子は日米のツアーで韓国勢の優勢が当分続くでしょう。女子ゴルフの人気が低い米国には韓国に対抗する力は既にない。
唯一、対抗できる可能性が残されているのは日本でしょう」
――日本もジュニア強化に力を入れていますか。
「韓国のような極端な強化策は難しい。今、私の立場でできるのは、子供たちの練習、競技環境を少しでも改善することです。
 このほどジュニア育成の大会を立ち上げました。タイガー・ウッズ(米)や宮里藍が出場したこともある世界ジュニア選手権に向けた14歳以下の国内予選です。協賛企業のおかげで、出場権を獲得した選手の経済的負担はありません。
 宮里、横峯さくらのような女子ゴルフの歴史を変えるスターの卵を見いだしたいですね」
    ◇      ◇
 いのうえ・とおる 1973年、横浜市生まれ。高校2年からゴルフを始め、法大中退後、渡米してミニツアーを転戦。米国のゴルフスクールでプロの卵を指導した。帰国後はコーチとして、中嶋常幸、佐藤信人ら有名選手を指導。昨年、早大大学院スポーツ科学研究科に社会人入学。韓国ゴルフ界を研究した修士論文で最優秀賞を受賞した。国際ジュニアゴルフ育成協会理事長。
    ◇     ◇
 「開幕から強さ見せた韓国勢、日本ツアーの冠を守ることが出来るか?
「開幕から猛威をふるった韓国旋風」
 国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」はインビー・パーク(韓国)の優勝に終わった。昨年のアン・ソンジュに続いて2年連続で韓国勢が開幕戦勝利。      さらに、パークはこれで昨年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」から年をまたいで日本ツアー2連勝だ。
 昨年はアン・ソンジュの開幕Vに始まり、ツアー34戦中韓国勢が14、韓流旋風が吹き荒れた。
 その状況に横峯さくら、有村智恵ら日本のトッププロ達は「誰かが止めないと」と危機感を強めていた。しかし、終わってみれば開幕戦は韓国勢が優勝。2位の佐伯三貴とは3打差がつく完勝であることに加え、リーダーズボード5タイまでに4人の韓国勢が名前を連ねるなど日本勢は押され気味だ。



 試合数も賞金も充実している日本ツアーはお隣の韓国勢にとって魅力的に映る。今季もパク・ヒヨン、イ・ボミら注目の実力者がQT(クオリファイングトーナメント(Qualifying Tournament、略称QT)は、一般にプロゴルフツアーにおいてツアー本戦へのシード権を持たないプロゴルファーが、シード権を得るために参加する予選会のこと。 日本ゴルフツアー機構(JGTO)では、ツアートーナメント及びチャレンジトーナメントの出場権を争う競技としてQTを実施しており、そこでの成績に応じて、来年度のツアーに出場できる試合が確定する。)を突破し日本ツアーに参戦。世界ランキング2位の申ジエも日本ツアーには継続的に出場する意向を固めている。
 韓国人選手の流入をふせぐことは現状のシステムでは難しく、迎え撃つ形となる日本人選手達が実力で道を切り開いていくしかない。

JLPGA
  横峯は「誰かが止めなければ。その中の1人になりたい」と繰り返し、米ツアー組の上田桃子も「日本人として勝ちたいという気持ちでプレーしたい」と日本ツアー参戦時は必勝を誓う。宮里藍の後輩、有村智恵も打倒韓国勢に闘志を燃やす一人だ。日本勢のうち誰が彼女らの進撃を止めるのか、まさに日本勢:韓国勢と熱い戦いとなる今年の女子プロ・ゴルフ界である。
 今シーズンは“日本”ツアーの冠を守る戦いともなりそうだ。
(ゴルフの項、おわり)

(PS.急告)
 今週週末にインターネット回線を「EO光」に切り替え工事します。
ついては、ブログアドレス、メールアドレスが変更になりますが、現時点ではまだ決まっていません。再開時にお知らせしますので、今まで以上のご愛顧をお願いします。(終り)

2 件のコメント:

  1. こんにちは♪
    和歌山にも大津波警報が出ているようですが、琴の浦は大丈夫ですか?
    ご無事のようでしたら、返信コメントお願いいたします。
    ご」無事であることを祈念しつつ、取り急ぎコメントいたします。
    EYASUKO拝

    返信削除
  2. しげやん07102011年3月12日 12:43

    EYASUKOさん
    お見舞いありがとうございます。
    いまの処、無事です。
    和歌山でも南の串本、新宮等は130cmぐらいの津波が
    襲ってきているようですが、そこか大阪湾岸へ200km
    近く中へ入り込みますので、それで守られたいるようです。
    潮がいまは小潮の時期が幸いしています。
    TV等情報収集に努め、対応したく早速のお見舞いありがとう
    ございます。

    返信削除