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2011年3月3日木曜日

3日・「坂の上の雲」所縁の「琴ノ浦温山荘園」(その3)

池越に主屋を臨む

 前2回で、温山荘園創園の新田長次郎氏と同郷の陸軍大将に昇った秋山好古氏との関わりを書いてきたが、今回以降は同庭園のことについてお話を進めて行きたい。
(同じく「わかやま新報」から借用)
10.7.23加戸愛媛県知事が「坂の上の雲」の主人公が来園の温山荘園訪問
三方解放された大座敷の外

主屋への路地

庭園から遠くに主屋を臨む


9.「茶室」を臨む

8.北冠木門
 
6.西冠木門

玄関の扁額
主屋・大座敷
大座敷の扁額の説明を聞く見学者達
「琴ノ浦温山荘園」に新田長次郎氏を訪ね来た明治政府の首脳、軍人の錚々たる面々の顔ぶれ!
・桂 太郎(かつら たろう、弘化4年11月28日(1848.1.4~)- 大正2年(1913.10.10))は、武士、、陸軍軍人、政治家、。階級陸軍大将。従一位。大勲位。功級は功三級。爵位は公爵。諱は清澄(きよずみ)。井上馨とは義理の親子の関係。

・清浦 奎吾(きようら けいご、嘉永3年2月14日(1850.3.27) -昭和1717年(1942.11.5))は、日本のの司法官僚、政治家。正二位。勲等は大勲位。伯爵。幼名は普寂(ふじゃく)。旧姓は大久保(おおくぼ)。

・東郷 平八郎(とうごう へいはちろう、弘化4年12月27日(1848.1.27- 昭和9年年(1934.5.30)は、日本の武士(薩摩藩士)、軍人である。元帥海軍大将、従一位、大勲位・功一級、・伯爵。

・秋山 好古(あきやま よしふる、安政6年1月7日(1859.2.9)- 昭和5年(1930.11.4)は、日本のの陸軍軍人。陸軍大将・従二位・・勲一等・功二級。幼名は信三郎。
陸軍騎兵学校を参観に来たフランス軍人に「秋山好古の生涯の意味は、満州の野で世界最強の騎兵集団を破るというただ一点に尽きている」と賞されているとおり、日本騎兵の父と云われた。日本海海戦で、先任参謀として丁字戦法を考案、ロシア・バルチック艦隊を撃滅した秋山真之は実弟にあたる。
波を乗り越える兎・榊原雲楽の作

屋久杉で拵えた兎・榊原雲楽作
   (つづく)

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