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2012年11月25日日曜日

紅葉鮮やか根来寺「かくばん祭」開催さる!

覚鑁(かくばん)上人像

 23.24.25日の3連休は県下各地でいろんなイベントが開催されたが、昨24日は岩出市にある新義真言宗総本山「根来寺」で紅葉で彩られた境内で開祖覚鑁(かくばん、嘉保2年6月17日(1095年)~康治2年12月12日(1144年)は、平安時代後期に活躍した真言宗の高僧で、真言宗中興の祖にして新義真言宗始祖)を祀る「かくばんまつり」が厳かななかにも「根来能」「根来鉄砲衆演武」や地元芸能が盛大にに執り行われた。

 

根来寺を語るにはどうしてもこの寺の歴史と仏具や僧侶の食器として、この寺でつくられた「根来塗り」のことにも触れないとならないので、2.3回かに分割してご紹介するので、お含みのうえでご覧下さい。

・「根来寺の略歴」

 岩出市(和歌山市・北東部に隣接する)の歴史を彩り、また岩出市の歴史そのものといっても差し支えないのは根来寺である。

平安時代後期の高野山の高僧で、空海以来の学僧と言われた覚鑁(かくばん)が大治 5 年( 1130 年)に高野山内に一堂を建て、伝法院と称したことに始まる。

 

 鳥羽上皇は覚鑁に帰依し、荘園を寄進するなど手厚く保護した。覚鑁に対する上皇の絶大な庇護は、同年の寺領山崎荘(岩出市)・岡田荘(岩出市)・弘田荘(岩出市)・山東荘(和歌山市)・相賀荘(橋本市)の認可にもみられる。

 

 室町時代末期の最盛期には坊舎 450 (一説には 2700 とも)を数え一大宗教都市を形成し、寺領 72 万石を数え、根来衆とよばれる僧衆(僧兵) 1 万余の一大軍事集団を擁した。

また、根来寺僧(杉之坊“津田監物”)によって種子島から伝来したばかりの火縄銃一挺が持ち帰られ、 本州における最初の国産火縄銃が根来にて誕生したのである。

 

 この鉄砲により 僧衆による鉄砲隊が作られた。程なく生産地となった近在の雑賀荘の鉄砲隊とともに織田信長、豊臣秀吉に抵抗するが、天正10年(1582)年の本能寺の変で信長死去後天下取りを目論む豊臣秀吉:徳川家康と織田信雄(信長次男)連合軍が天正12年小牧長久手の戦で対立しのち和睦、このとき雑賀衆・根来寺僧兵集団他大方の紀州勢は家康の誘いに応じ徳川家康方に味方し、大坂の豊臣秀吉の背後を襲うべく河内岸和田辺りに出兵、翌天正 13 年( 1585 年)秀吉は紀州に十数万の兵を出し、根来寺に火をかけ、大師堂、大塔など数棟を残して焼討ちされた。

 また、雑賀衆が籠もる太田城を水攻めにし、紀州全土を平定、このとき紀州の大方の寺社が焼き払われるなどし、弟秀長に和歌山に築城を命じるなどしたが、徳川の世になり江戸時代には紀州徳川家の庇護のもと一部が復興され、現在に至っている。

 



根来寺山門

根来寺大塔

大師堂

大伝法堂

・「かくばん祭」ー根来寺の歴史と文化を紅葉の中で満喫ー

近場での紅葉の名所は根来寺か和歌山城・紅葉渓庭園と云われるが、根来寺では鮮やかな紅葉の中で様々なイベントが繰り広げられた。、秋恒例の「かくばん祭り」が、24日岩出市の根来寺(ねごろじ)周辺で開かれ、大勢の家族連れなどで賑わった。

根来寺の開祖(かいそ)・かくばん上人の名にちなんだ「かくばん祭り」は、岩出市や根来寺の歴史・文化に触れてもらおうと、岩出市観光協会などで作る実行委員会の主催で、1998年から毎年この時期に開かれていて、今年で15回目です。

 

24日のイベントでは、特設舞台が国宝の根来寺大塔前に設けられ、「根来能」, 歌に振りをつけた詩舞(しぶ)や、根来寺を中心に歌い継がれてきた「根来の子守唄」、琵琶の演奏などが披露されたほか、大伝法堂では根来寺法話が行われ、このほか、根来塗やクラフト体験のコーナー、野点の席も設けられるなど、訪れた人は鮮やかに色づいた紅葉の中で歴史に触れ、感慨深げな様子でした。




      ・第15回根来寺「かくばん祭」

 

 


「根来能」奉納
あざやかな紅葉の中で
様々なイベントが繰り広げられる、
秋恒例の「かくばん祭り」が、
きょう(24日)
岩出市の根来(ねごろ)寺(じ)周辺で開かれ、
大勢の家族連れなどで賑わいました。
根来寺の開祖(かいそ)・かくばん上人(しょうにん)の名にちなんだ
「かくばん祭り」は、
岩出市や根来寺の歴史・文化にふれてもらおうと、
岩出市観光協会などで作る実行委員会の主催で、
2008年から毎年この時期に開かれていて、
今年で15回目です。
きょう(24日)のイベントでは、
特設舞台が国宝の根来寺大塔(だいとう)前に設けられ、
歌に振りをつけた詩(し)舞(ぶ)や、
根来寺を中心に歌い継がれてきた
「根来の子守唄」などが披露されたほか、
大伝法(だいでんぽう)堂(どう)では
根来寺法話や琵琶の演奏が行われました。
このほか、
根来(ねごろ)塗(ぬり)やクラフト体験のコーナー、
野点(のだて)の席も設けられるなど、
訪れた人は、
鮮やかに色づいた紅葉の中で歴史に触れ、
感慨深げな様子でした。
カメラを携えて来場した、
九度山町の
今西定夫(いまにし・さだお)さん85歳は
「根来の子守唄の歌と踊りをしっかり撮りたいです」と
笑顔で話していました。
P1010064
特設ステージでは詩舞や根来の子守唄などが披露された
 

郷土民芸披露

根来鉄砲衆の演武

・「紀州・根来寺「かくばん祭」動画」・YouTube

音源 根来の子守唄
 

んしよ

     歌詞(郷土民謡)

        1.ねんねん根来の よう鳴る鐘はヨ~!♪
                 一里聞えて 二里ひびくヨ~!
        2.ねんねん根来の かくばん山でヨ~!
                としょじ来いよの 鳩が鳴くヨ~!
        3.ねんねん根来へ 行きたいけれどヨ~!
                川がおとろし 紀の川がヨ~!
         4.さんさ坂本 箒はいらんヨ~!
                  お不動詣りの 裾ではくヨ~!
        5.さんさ坂本 室谷(むろや)の娘ヨ~!
                嫁にいたとは 住蛇池(じゅうじゃいけ)
        6.ねんね根来の 塔の堂の前でヨ~!
                 横に這うかよ 臥竜松(がりゅうまつ) ♪

 

以下、根来塗り他へ続きます。  


 

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