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2010年8月5日木曜日

5日・和歌山電鐵「たまステーション」完成~「たま」げた駅舎だニャー!~

 日本一有名な、いや世界的にもその名を知られた三毛猫の「たま駅長」がいる和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)が建て替えられ、4日午前、新駅舎「たまミュージアム貴志駅」の完成式典と披露があった。

 セレモニーには仁坂吉伸知事、 中村愼司紀の川市長、 大橋建一和歌山市長らが駆け付け、 たま駅長と一緒にテープカットして完成を祝った。 駅舎の一般公開も行われ、 約500人が待合室の 「たまカフェ」 などを見学。 記念入場券やグッズも販売された。

 地元の大国主神社による神事に続いて、 完成披露セレモニーが行われ、 小嶋社長は 「この完成が素晴らしい情報発信をしてくれると期待している。 駅舎内にはたまの影絵もある。 何匹いるか探してほしい」 とあいさつ。

 仁坂知事は 「たまちゃんにふさわしい駅舎ができた。 地域を盛り上げるため、 みんな一致団結して頑張っていきましょう」 とエールを送った。

 新しい駅舎は、 前駅舎が昭和初期の建設で老朽化していたのと「たま駅長」が人気化すると共に見物客が急増し手狭になったため建て替えたもの。 外観はデザイナーの水戸岡鋭治さんが総合プロデュースし、 猫をモチーフにデザインされた。
駅舎は木造平屋建て165平方メートル、 工費は1億円。 最大の特長は、 日本古来から伝わる屋根工法の檜皮 (ひわだ) ぶきを用いた点。 職人の古家敏男さんらが丹精込めて造り上げた。

 施設には駅、 待合室、 カフェ、 トイレ、 駅長室、 事務室、 小山商店ほか、 ホームに 「ねこ」 「おもちゃ」 「いちご」 の3つのお社も設置されている。 カフェでは、 季節のフルーツを使ったジュースやデザートが販売される。

 駅名は正式には「たまミュージアム貴志駅」と称し、駅長の「たま」との相乗効果で「たまミュージアム貴志駅」は地元和歌山の人気スポットとして名所化することは必至で、ときあたかも夏休みと相まって連日家族連れで賑わうことだろう。
 


「たまミュージアム貴志駅」の完成式典で、小嶋光信社長(左から5人目)とともにテープカットをするたま駅長ら=4日午前、和歌山県紀の川市
完成した「たまミュージアム貴志駅」で小嶋光信社長に抱かれるたま駅長と飼い主の小山さん 
     テープカットのテープを付けて貰ってご満悦の「たま駅長」
 

 今回は完成披露の記事が中心となったので、駅舎内部のしつらいについては次の機会に紹介させていただくことにしたい!乞うご期待!

8 件のコメント:

  1. こんにちは、とっても暑かったですけど、「写真に撮るにはもってこい」のいいお天気でしたね(^^)v
    最後のたまちゃんのなんともうれしそうに見えるお顔が可愛い♪ ベストショットですね〜。。

    えっとたまちゃんが付けて貰ったのはテープカットのテープではなくて、たまステーションのキィー(猫型の鍵)なんですよ、ちょっと光って見えにくいですけど、可愛い鍵です。

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  2. しげやん^-^おはようございます^^
    ホント^^しげやんの領域に入ったようで^-^
    たま駅長も綺麗な駅舎でますます頑張ってくれる事でしょう
    飼い主の小山さんも引っ張りだこでいいですね^^ふふ
    今日も朝から暑いですが十分注意して下さいね^^
    これからプールの教室に行ってきます^^

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  3. ロダンの「カレーの市民」には、城門の鍵を持つ人物が描かれています。たま駅長、立派に「ぬし」の象徴を手に入れられましたね。
    伝統の桧皮葺が、どことなくほのぼのとした風情を助けてますね。すばらしい自然とのコラボです。
    たまさまもお変わりなくお元気そう。暑さが応えませんよう、ブログの主さまともども、ご自愛くださいませ。

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  4. こんばんは。
    「たまステーション」は桧皮葺なんですね。
    古来の工法が使われているというのは、いいですね♪
    六義園、櫻や紅葉の季節に2度行ったことがあるだけですが。
    和歌の浦や古今和歌集に詠まれた日本の名勝を88境として取り入れた庭園だったんですね。
    知りませんでした!

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  5. みみさん
    はじめまして!
    「たま」の的確にして貴重な情報提供ありがとうございます
    「たま駅長」のことに大変お詳しいところを見ると「貴志川
    線を守る会」のメンバーさんか、地元の「たま駅長」の大フ
    ァンでは?とお察ししています。

    わたしのブログの常連さんのなかに他府県の方ですが、たま
    の大ファンが2人おられ、ワタシがたまの情報を提供する役
    を努めておりますが、情報源が限られています。

    厚かましいお願いですが、みみさんは「たま」のことにお詳
    しく「たま」の大ファンのようお見受けしますので、今後と
    もお越しいただき「たま」の情報提供願えればまことにあり
    がたく存じますので、これを機に今後ともよろしくお願いし
    ます。

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  6. atitiさん
    小山商店の小山さんは「たま駅長」の飼い主として「たま」
    が出席する機会に必ず出席されるし、たまの健康管理等に
    大変ご多忙と思われます。
    「たま」は和歌山電鐵から報酬はキャッツフード1年分です
    が、小山商店さんにとっては「たま」は「たまグッズ」の
    売上やその他まさに宝物で稼ぎ頭と思われます。

    ただ、いかにせん、11.3歳の老猫ですのでどこまで役目
    を務められるか気掛かりです。子供もおりませんし、折角
    「たまミュージアム」まで建ててもらい、これからという時
    ですので、何処かからか同じ三毛猫の養女を跡継ぎにしてゆ
    くことも考えねばならない時期かとも思われます。

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  7. EYASUKOさん
    「たま」はこの4月末に満11歳になりました。まさに老猫
    です。子供もおりません。
    折角「たまミュージアム貴志駅」を建てて貰い、「たま駅長」
    との相乗効果を期待してのことでしょうが、「たま」の後継
    者について如何に考えているのか気にかかる処です。

    駅舎の周りには季節の樹、例えばサクラ・クヌギ・楓・楠等
    を植樹し、もう一方で将来「森の駅」として、市民・乗客の
    憩いの場所にしようとの長期構想のようです。
    地元のわれわれとしては「たま」の長寿を祈るばかりです。

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  8. megさん
    「和歌浦」はこの5日国の名勝指定が官報交付され、正式
    決定しましたので、「たまミュージアム貴志駅」の紹介の
    後は、予告通りアップしてゆきます。
    そのなかにはmegさんお気に入りの「根上がり松」(天然
    記念物)や古典ものによく登場する歌の神様を祀る「玉津島
    神社」等いろんなことが出てきます。
    どうぞ、お越しの上ご覧くださるようお願いします。

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