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2010年8月7日土曜日

7日・「たまステーション」その2(駅舎インテリア)!

 今日は7日、炎天下のもと甲子園では開会式に続き高校球児たちの熱戦が始まろうとしています。地元代表智弁和歌山が千葉代表の成田高校と第2試合で対戦することになっています。

 その一方で地元では去る4日完成オープンした「たまミュージアム貴志駅」がオープン後はじめての週末を迎え、お子様連れの家族客で大賑わいになること間違いなかろうと思われます。何処も暑い夏の1日になることかと思います。


 この度の「たまミュージアム貴志駅」の完成にあたり、和歌山電鐵小嶋社長が同駅改築に踏み切った熱い思いをメッセージとして述べられておられるので概略掲げるとともに、前回は同駅の完成式典の様子と外構・アウテリアを紹介するに留まりましたので、主だった内装を併せて紹介することにしました。


◎「たまミュージアム 貴志駅」完成!!
         和歌山電鐵株式会社 社長 小嶋光信
 

 世界で唯一、檜皮葺きの猫の顔をした屋根を持つこの貴志駅は、素晴らしい出来映えで、世界一の地方鉄道の駅舎として名を馳せるだろうという期待で、久し振りにワクワクしました。

 8月1日、竣工前検査に来たとき、出来映えもさることながら、たまスーパー駅長が気に入ってくれるかが気掛かりでした。ところが、たまスーパー駅長は新しい駅長室に入るや否や、警戒するどころか、気持ち良さそうに寝そべって、大きく身体を伸ばして寛いでくれました。初めての場所でこんなに気に入ってくれると思っていなかったので、安堵するとともに感激しました。これが木の温もりなのですね。

 貴志駅の新駅舎構想が持ち上がり、古いままの駅舎を残すか、それとも思い切って新しい駅舎を作るかの意志決定には、大いに悩みました。というのは、基本的に投資能力の無い再生鉄道ですので、経営の重石になってしまっては再生にとって不味いのです。しかし、日本一、世界一の駅舎が創れれば、むしろ再生のみならず、紀の川市や和歌山市、また和歌山県の観光の大きな資源としてプラスになると思いました。

 行政やサポーターの皆様方の熱い声援にお応えして、思い切って木の国和歌山に相応しい木造の駅舎を、鉄道デザインの魔術師の水戸岡さんに託して創ることを決意しました。

 たま執行役員も、「メタボになるから役員報酬は辞退するニャン。素晴らしい駅舎を造ってくれればそれで十分ニャゴ」というので、この世界で一つのたまステーションをプレゼントしようということにしました。

 たまステーションは、和歌山県勲功爵で弊社執行役員たま駅長に相応しい駅舎であり、木の国和歌山県の紀の川市の表玄関に相応しい駅舎となることを目指しました。
 
 水戸岡さんは、エコでネコロジーをテーマに擬猫化された素晴らしいデザインを考えてくれました。たまをモデルにした駅舎として、たまの駅長室、たまカフェ、たまトイレそして、いちご、おもちゃとねこのお社など、まさにたま(玉)手箱です。檜皮はじめ自然素材を中心に、世界に二つとない駅舎になり、地域の誇りとなるでしょう。

 全国の大勢の和歌山電鉄のサポーターの皆様と和歌山県知事、和歌山市と紀の川市の両市長はじめ行政と議会のご来賓の皆様にご出席いただき、このたまミュージアム・貴志駅が竣工出来たことに感謝しています。

    (提供・和歌山電鐵)


 この駅舎が和歌山県、紀の川市や和歌山市の名物になって、地域の発展に寄与してくれて、そのうえ和歌山電鉄の50年、100年の存続のモニュメントになれば幸いです。 是非皆さんも、この素晴らしい貴志駅とたまスーパー駅長に会いに来て下さい!

(提供・市民列車で行こう!貴志川線応援ブログ)









(左・貴志駅玄関(外側) 右・貴志駅玄関(内側・ステンドグラスはたまの口)
(たまミュージアム・内部)









(左・たまグッズ 右・たま神社(プラットホーム)) 


 なお、貴志駅の周りには、季節の樹、例えばサクラ・かえで・クヌギ・楠等を植樹し、「森の駅」に相応しい駅舎にし、市民・乗客の憩いの場所にしてゆく予定です。

2 件のコメント:

  1. しげやん^-^こんにちおは~
    たま駅舎完成しこの夏休みも賑わっていることでしょうね!
    内装も綺麗だし500人入る待合室は豪勢です^^
    以前のは小さくて古くてたま駅長もご不満だった事でしょう?ワハ
    今度は綺麗になってますますの活躍を期待したいと思います!
    今日も暑くて買い物に行って帰るだけで汗だくになります!
    高校野球見ていますか?ゆっくりして下さいね^^
    しげやんも体少しずつよくなっているようで良かったね^^

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  2. atitiさん
    7日は暦の上では「立秋」だけに、午前中は少しは涼しく
    感じましたが、午後はいつもの暑さに戻りました。
    高校野球の智弁和歌山も早くも1回戦で敗退してしまい、
    高校野球も興味が半ば薄らいでしまい残念です。

    「たまミュージアム貴志駅」は面積165平方米といわれ
    ますから約50坪、総工費1億円というので坪当たり200
    万円という計算になります。外回りの植樹も入れての計算
    でしょうが、坪当たり200万円とは?勿論オーダーメイド
    でしょうが、建築関係に詳しいatitiさんが一度見られて
    どこにどう金を掛けているのか教えて下さい!
    それと500人という数字は4日完成披露時の参加者数で駅舎
    に収容できる人数ではありません。総面積165平方米と
    いうことからもとても収容不可能です!

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