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会見であいさつする山田泰行・代表理事組合長(中央)ら=和歌山市友田町5丁目
     JA紀の里は1日、農産物直売所「めっけもん広場」(紀の川市豊田)の来店客数が、近く1千万人を突破する見込みだと発表した。同JAによると、来場者数は10月31日現在999万6756人で、このペースでいくと4日午前中に1000万人を突破する。全国に約2千あるJAの直売所では初めてという。
2日から始まった13周年祭と合わせて、感謝祭「めっ家(け)のサンクスフェスタ」を来年3月末まで開く。
 めっけもん広場は、都市と農村の交流拠点、生産者と消費者の交流の場として、2000年11月3日にオープン。大阪との府県境近くにあることから県外からの人気も高く、半数以上が大阪府からの来店だという。年間約100万人の来店客数があり、JAの直売所のなかで、02年から農産物の売り上げナンバーワンを続けている。
 JA紀の里の山田泰行代表理事組合長は「農業情勢は厳しいが、安全・安心で新鮮な農産物が手に入るということが、消費者に評価されている結果。消費者と生産者、地域・関係機関は一つの家族『めっ家』のようなものであり、今後もご家族一緒に楽しんでいただきたい」と話した
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