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2013年6月13日木曜日

ときには「下ネタ」を召し上がれ!古典落語の世界にみる「男」と「女」!

「古典落語」の世界は奥が深くて面白い。internetでnetsurfingしていると、思わぬネタに出会うことがある  最近の例で云うと・・・

世の中亭主が知らない女房の「不倫」が増えているそうな!男と女では「勘」の働きが違うと見えて女は勘が鋭いというが、男は女房の微妙な変化に気付きにくい鈍感なようだ。


「最近キレイになった?」夫が妻の浮気に気づくポイント4つ!





  以前、『WooRis』の「五感をフル活用!? 男の浮気を見破る必勝テクニックまとめ」でお伝えしたように、女性が男性の浮気を見抜く際、全ての感覚から来る観察力が決め手になります。

最近は、女性の浮気が急激に増えている様子が伺えます。女性ならではの、浮気をするときの特徴が顕著に現れています。その特徴とは……。
実際に、女性の浮気に遭遇した男性クライアントの実例を通してお伝えしたいと思います。

■1:メイクに対しての疑念
それまで、普段は化粧に対して無頓着だったのに、急にきちんとするようになった時、男性は「あれ?」と感じます。メイクの仕方、頻度、メイク後の雰囲気、化粧品へのこだわり。美に対する意識の変化から、女性が変わっていく様子を、男性は何のため?と、疑念を持つことから浮気への疑念を持ち始めます。

■2:急にダイエットを始める
今まで、自分の容姿よりも食事を大切にしていた妻が、理由を付けてダイエットを始めたことで、最初は気にしない夫も、数ヶ月後、その理由に気がつくときがあります。
そういえば、あの頃から? ただのお母さんと思っていた妻が、最近キレイになったな~と実感したときはすでに時遅し。おかしいなと思ったときから、妻の浮気が始まっていたのでした。

■3:外出時に身にまとう服が新しくなる
夫が妻の衣服を見て、見たことのない服が増えたかな?と最初は、軽い違和感を感じます。
それが、「アレ?また見たことない服だ!?」と、妻の服の数が増えていることを実感。
さらに、おかしいと感じるのは、その新しい服を自分と出かけるときには着ない。仕事と言っている日に着ていく。そんな積み重ねで、最初は軽い違和感が、「もしかして浮気?」と、疑念に変わっていくのです。

■4:下着が派手になる
妻の身にまとうモノで、怪しく感じる時は、着用時だけではありません。実は身に付けているときではなく、脱衣所の洗濯カゴの中で疑いを持つ男性は少なくありません。なぜ洗濯をしない夫が、なぜ気がつくのでしょうか?
それは、帰宅後、何気なくおかしいなと感じる日々が続き、たまたま覗いた脱衣カゴの中にある、新しくて派手な下着にまずは気がつきます。さらに、洗濯前の下着に付着する汚れや、タンスの中のある見たこともない下着で、浮気を確信するのです。
実は、この下着のお話。男性の相談者の多くが気がつくポイントです。実際に、調査の現場でも、追跡中に下着売り場で、派手な下着を物色する女性を多々見ます。
このように男性が、女性の浮気に気がつくとき、女性の見た目の変化に気がつく男性もいます。なかなか、女性の変化に気がつきにくい男性でも、女性の変化に気がつくということは、それだけ大胆に女性が他の男性を意識しているからかも。
そして、もしかしたら、浮気をしている女性も、「もっと早く気がついて! 何とか言って!」と、寂しさを他で紛らわそうとしている自分に葛藤しながら、心の中で叫んでいるのかもしれません。

今回は、あまり表には出て来ない、男性が“女性の見た目の変化で浮気に気付く時”についてご紹介しました。旦那・彼氏の目を改めて考えてみてくださいね
 


いまの世の女房の不倫より、「古典落語」の世界は格段に面白い、人生の機微といおうか悲哀を面白おかしく聞かせてくれる。洒落ッけがあるのが特にいい!!!「にぎり寿司にワサビ」といった処だろうか!そういうことで「古典落語」の世界へ訊ね先を替えることにした次第>
 
 
 「古典落語」の世界では、圓生や米朝師匠が絶妙な語りを聞かせてくれるが、人間の一寸した感情の隙間をのぞく想いで、人生の機微を垣間見る想いがする。
今日は台風一過、途端に真夏日が襲うてきた。昨日は台風のフェーン現象と思われるが33.6度の真夏日だったとか、この夏の暑さがいまから思いやられる今日の日である。

いつもは、固い話ばかりで恐縮しているが、たまには「下ネタ」の一つでも披露して、固いばかりがノウじゃないところもみて貰うよう、幕間狂言風に採り上げてみた!

地元「黒江ぬりもの館」が開く「◯◯落語会」は開催毎に人気が高まり、「黒江の町」をスッカリ笑いの町へ変化させたと、聞き及ぶが、今の世の中、人々が求めているのは、この「笑い」の世界ではないだろうか。世の中をさっと吹き去る一陣の笑いの一風!!!



 

 知らぬは亭主ばかりなり・・・・

tadanobu今日は、「艶笑噺」にはいるのでしょうが、圓生師や米朝師もやっていた「二階の間男」です。

上方では「茶漬間男」と言います。また、「二階借り」と言う演題で演じる時もあります。

 

ある不倫中のカップル、男のほうは、女の亭主の友人なんですねこれがw。

ある日なんと、女の亭主がいる家で、◯◯をしようと思いつきます。刺激が足らない模様ですね。

男は、亭主に、相手が彼の女房だとは教えずに、どこかの人妻だということにして、二階を貸してもらいます。

いざ、その時には女房は顔を見られないように二階へ上がります。

亭主は茶漬を食うことに夢中で、二階で抱かれているのは自分の妻だということに、気づかない。


ことが終わったあとに女房は何食わぬ顔で帰宅する。亭主は、「今日、あいつに二階を貸したよ。相手は人妻だってさ。まったく、旦那はどんな男で、何してるんだろう」と、茶漬を食いながら、妻に語る。妻は、「今頃その旦那は、お茶漬でも食べてるんじゃない?」

この粗筋は「茶漬間男」の方です。「二階の間男」はもっと単純で亭主がひとりごとでつぶやきます。「町内で知らぬは亭主ばかりなり。ああ、その間抜け野郎の面が見てえもんだ」

原話は、天保13(1842)年刊の「奇談新編」中の漢文体笑話です。
明治23年5月、「百花園」に掲載された初代(鼻の)三遊亭円遊の速記が残っています。
 
 

「二階貸します お望みならば  下も貸します  後家じゃモノ!」

(これは都々逸でも有名な歌です)

これなんかは、亭主と別れて独り身になった後家、いわゆる未亡人が貸間をするのにまず二階を貸し、後家ゆえに下(下半身の◯◯)も空いているので、それも貸してもいいですよ!という。(蜘蛛の巣がはるという)今どきこういう貸家があるのなら、喜んで借りるンだが、そうは「問屋が卸しゃせぬ!」、下手の「間男」でもしようモノなら、見つかろうものなら、そこには「きついお仕置き」が待っていたそうな! 「苦」あれば「楽」あり!この世は~!

楽」や「愉しいこと」ばかりが続かぬようになっていることを、心して処してくだされ!!!

 
 

・「間 男」・「町内で知らぬは亭主ばかりなり!」

江戸時代も昨今の不倫といささか変るところはないようである。 しかし、現在の不倫と根本的に異なるのは、当時「密通」(不倫)は死罪となるという点であろう。妻が密通すること、またその密通した相手の男のことを、俗に「間男」(まおとこ)と言った。                           
 

 

 「間男は首を拾って蚊に食われ!」             
 当時の不倫は命がけの行為なのだ。俗に間男と重ねて四つに切るなどとも言われるが、これは当時の法律に 
「密通の男女共にその夫が殺し候はば、紛れも無きにおいては、おとがめ無し」                    
と、定められており、密通の現場を夫が押さえれば、二人を束にして斬り殺しても構わないことから重ねて切れば体が四つになると、間男を制する意味で使われた言葉でもある。       

 しかし、現実には示談金で済ませるということが行われていたようで、しかもその相場は五両と決まっていたとの記述もある。
 

 

「その罪を許して亭主五両とり」(明和六年)       
 「密男の首代昔からお定まり銀三百匁」(たとえづくし)、
銀三百匁は、金に直して五両である。従って、銀が通用していた上方(関西)では古くから間男の示談金は銀で支払われ、江戸では五両ということになったわけであろう。ただし、時代が下がる
と、その相場も高騰し、                  
 

 

 「据えられて七両二分の膳を食い」(柳多留拾遺)     
七両二分となる、七両二分とは大判一枚に相当する金額で、この句は、据え膳に応じたら、なんと夫婦共謀で示談金を巻き上げるいわゆる「美人局(つつもたせ)」だったのだ。この様に命がけ
の不倫も幕府にばれなければ金になると、金儲けの材料に利用する者が続出、天保期には幕府の取り締まりが強化された。   
 

 

「密男せぬ女房は無いもの」(たとえずくし)       
 「密男七人せぬ者は男のうちにあらず」(世話詞渡世雀)
などと、命がけだったにも関らず、この迷いの止め難きは、結局いつの世も替わらぬのが人間社会であろう。

 

そんなことで、現在の「女房・不倫の変化振り」を書かないといけないんだが、江戸時代の「間男」や「知らぬは亭主ばかりなり」に比べると、なんとも味がまずくなって仕舞いうま味もなくなった感がしないでもないので今回は採り上げるのを辞めることとした。ご了承を願いまする! 

 

2 件のコメント:

  1. ばっちゃん。2013年6月14日 6:37

    私は今
    小三治でございます。


    勉強になります。

    間 の微妙な意味が
    あれでございますな。

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  2. ばっちゃんさま
    神出鬼没の忍者がごとき「ばっちゃん」さま!
    欲のお越しを、歓迎します!
    古典の世界いいモンですな!奥ゆかしくて、粋で洒落っ気がある!
    演劇をやられたりシナリオを書いたりと・・・
    創作の世界に身を置く「ばっちゃん」さんが羨ましい!

    このしげやン、まだ学生の頃「親父が小唄・端唄」を母親が「三味線}を!
    定期的のお師匠さんが家に来ていて習い事をしてました。
    その当時からメカに強かったしげやンは「テープレコーダー」を組み立て
    録音をしてました。親父は晩酌をしながら録音テープを聴くのが日課でした。
    しげやンはいつの間にか、習わぬ経を読むように頭に入ってました!!!

    ソンなことで「端唄・小唄・都々逸」をしげやン世代では珍しく歌えます♪
    これに生来の古典好きです。古典モノには、ミナ味があります。間があります!
    古典落語いいですね!お芝居や演劇にも「間」は大事でしょうね!ご精励を!

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