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2012年5月4日金曜日

いつまでも命(いのち)長らえて欲しい話二題!

 岩手県陸前高田市の高田松原に2キロにわたって7万本の松が植えられていました。
夏は多くの観光客を迎え、地域住民の安らぎの場となっていた松林。
しかし、その松林は、平成23年3月11日大津波に飲まれたった一本に・・・・
高さ30メートル、樹齢250年を超える老松はいま、「奇跡の一本松」と呼ばれています。
奇蹟の一本松


江戸の昔からら海と人の間に立ち続け、私たちの営みを見守り続けた一本松・・・・・
津波による塩害で、本来青々と茂っているはずの葉が茶色く変色しとても心配されていました。
このたび、接ぎ木が成功し、一本松の遺伝子を持ったクローンを作ることに成功しました。
一本松が元気になると、私たち・そして陸前高田市も元気になるような気がします。
既に、葉はすべて落ち、既に立ち枯れしていると思っていた木ですが、思わぬ朗報に、市民を元気付けています。

<東日本大震災>奇跡の一本松 「子ども」たちがすくすくと・・・(毎日・5月3日)
はじめはこのお話です。

 岩手県陸前高田市で東日本大震災の大津波に耐えた「奇跡の一本松」の「子ども」たちが順調に育っている。住友林業筑波研究所(茨城県つくば市)が発芽させた18本。5.5センチに伸びた1本に4月半ば、若緑の葉が生えた。「自力で栄養が取れている証拠」と中村健太郎・主席研究員(45)は胸をなでおろしている。

奇蹟の一本松のクローン松
  同社は日本造園建設業協会岩手県支部の依頼を受け、昨年4月から一本松の後継樹育成に取り組んできた。30個の松ぼっくりから25粒の種を採取、試験的に3粒をまいたが発芽しなかった。
経験を生かし、種の成熟を試みた。セ氏4度の環境で4カ月間低温成熟させたところ、18本が芽吹いた。「立ち姿が一本松そっくりでしょ。7、8年後に必ず里帰りをさせます」と中村さん。一本松の復活は絶望的だが、その命を受け継いだ若木が高田松原に立つ日が来る。一本松から命を受け継いだ希望の若松の成長に愛する郷土の復興をのせて、すくすくとしかも逞しく成長して欲しい。みんなの夢と希望をのせて・・・!



二題目はこんな話です。
「水色チェックおしゃれ路面電車、タダで譲ります・読売新聞5月3日(木)
 5日に開業100年を迎える岡山電気軌道(岡山市北区)が、路面電車1両を希望者に無償で譲り渡す。岡山電気軌道というと、「たま駅長」で有名な和歌山電鉄の兄貴に当たる兄弟会社で両備HDに属し小嶋社長が率いる会社です。

「おしゃれ電車」と呼ばれる水色チェック柄の車体が特徴。5日に公開し、申し込みを受け付ける。
1953年製で栃木県日光市で路面電車として走り、69年から岡山で活躍し、数年前に引退。
引き取り手が設置場所を用意し、輸送費も負担する。公開は5日午前9時〜午後4時、岡山市中区徳吉町の同社車庫で。問い合わせは同社電車営業部(平日午前10時〜午後6時、086・2725520)。

去る4月21日に歴史的名車による「ラ・フェスタ・プリマヴエィラ」2012が開催され、第一日目には約50台の名車が春の紀州路をパレードした。わたしもこれらを一目見ようと近場で大勢の観客に混じって観覧したが、当日走行した中で最も車歴が古いモノは1926年製とあり、1927.1928年製も4.5台あった。
 メンテさえ十分行えば歴史的名車として名を馳せることができるのだ、と思った次第。
この60歳になろうとする「おしゃれ電車」は果たして何処へ貰われて行のだろうか?行き先でも命長くみんなに愛されレ欲しいと願う次第である。

(GWで帰省中の孫どものわたしのパソコンを占領されている間隙にアップしました)

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