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2012年5月16日水曜日

15日の「沖縄本土復帰40周年」にルービー元鳩山首相出席に呆れる?

沖縄は昨日15日は土砂降りの雨だった。40年前の15日も同じく雨だったそうだ。
この雨は沖縄の今後を占う雨だったのかも知れない気がする。

「本土復帰40周年記念式典」は政府と沖縄県の共催で普天間飛行場がある宜野湾市で行われ、ルース駐日大使ら内外から約1200人が列席した。
声明文を読み上げる野田首相、右から二人目は仲井真沖縄県知事
野田首相は式辞で、沖縄の米軍基地に触れ「抑止力を維持しつつ、基地負担の早期軽減を目に見える形で進めて行くことを誓う」「普天間飛行場の固定化は絶対あってはならない」と強調、これを受けて仲井真知事は「普天間の県外移設と早期返還を要求、沖縄の米軍基地の問題に就いても、県民とともに受け止めて考えていただきたい」と本土に呼びかけた。実際問題、この40年間米軍基地の存在は本土では減り続けてきたが、沖縄の国土に占める面積は0.6%だがは本土復帰時の米軍基地の比率は62%がいまでは逆に74%と高まっていて、依然として深刻な基地問題を抱え込んでいる。

民主党が政権を握ったときの初代首相鳩山由紀夫氏は「普天間飛行場移転先を少なくとも県外」と正式に発言し、米国オバマ大統領との対談の席で有名な「トラスト・ミー」(わたしを信頼して欲しい)と大見得を切ったが、沖縄の米軍基地問題についてはニッチもさっちも行かず行き詰まり、ルービー鳩山(頭がおかしい・頭かいかれたという鳩ポッポ)の汚名を着せられ、結局政権を投げ出したことはみなさんの記憶に新しい事柄であった。


 次に政権を担った菅内閣も実績を残せないまま短命で三代目の野田内閣に引き継がれ、今日を迎えているが、消費税増税政策に舵を切り、党内に多くの反対勢力を抱えて野党と対決しなければならず、野田内閣の命運も甚だおぼつかないなかで、「抑止力を維持しつつ、基地負担の早期軽減を目に見える形で進めて行くことを誓う」「普天間飛行場の固定化は絶対あってはならない」と強調した野田首相の声明は二律背反を同時解決するがごとき発言で、実現不可能な理想を実現しようとする政治家特有の大風呂敷かどうか、野田首相の力量に期待(?)してみよう。

話が替わるが、「宇宙人」で「ルービーMr.鳩山」が、のこのことこの40周年に出向き、式典前に一席ぶったとのことが報道された。民主党のどういう立場で出掛けたのかよく分からないが、首相を辞任したあとは民主党の最高顧問で外交担当と言うことらしい。さきに頼まれもしないのに核問題で注目の的であるイランへのこのこ出掛け、日本の元首相を務めた人物だという肩書きが、まんまと相手に利用され不平を買ったが、鳩山氏は外交問題にはド素人で表舞台には立たせられないと言うのが評判であるそうだが、今回の沖縄訪問の意味するところは何だったのか、わたしにはサッパリ解せない行動である。一時は自ら引退を表明し、自ら墓へ入った人間が自ら墓から這い出してきて、この世に未練たっぷりとばかり、あ~だ、こ~だと手前勝手な言い分をバラマキ政治の世界を混乱させている。はた迷惑もこの上なしである。この人にご意見を言えるヒトは誰一人居らないものか、それとも勝手に云わしておこうというかんがえなのか、政治の世界はド素人には所詮不可解な世界である。
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最近の鳩山元首相の言動2つ!

「やはり騒ぎに…鳩山元日本首相、イラン核政策宣伝に利用される!」・04月11日
日本政府の引き止めにもかかわらずイランを訪問した鳩山由紀夫元首相が結局、騒ぎを起こした。
イラン大統領室は8日(現地時間)、アフマディネジャド・イラン大統領と鳩山元首相の会談直後、「鳩山元首相が『国際原子力機関(IAEA)はイランを含む一部の国に二重基準を適用していて、これは不公平だ』と批判した」と発表した。これは、イランを激しく非難しながらも、イスラエルの核兵器保有は黙認するIAEAは不公平だという意味として解釈された。

9日に日本に到着した後、これを知った鳩山元首相は記者会見を行い、「ねつ造された発表だ。私はそういう話をしたことはない」と強く否定した。

しかし鳩山元首相は「会談で『核拡散防止条約(NPT)に入らず核保有国になっている国にとって有利になっていることは知っているが、非核の世界をつくるためにも国際社会との協力が必要だ』という話はした」と述べた。この発言が「IAEAの二重の基準」に変わったことを示唆したのだ。

日本政界は与野党ともに「引き止めにもかかわらず問題を起こしてきた」とし、鳩山元首相を激しく非難している。玄葉光一郎外相は10日、「昨夜(9日)鳩山氏に電話で『元首相ということで外から見られる。そのことについてよく思いをいたしてほしい』と伝えた」と明らかにした。
藤村修官房長官もこの日、「発表がねつ造されたのなら本人が抗議して解決するべき」と不快感を表した。

◯報道によれば、・・・鳩山元首相が沖縄で謝罪「心からおわびしたい」・5.15
 鳩山由紀夫元首相は15日、沖縄県宜野湾市で講演し、首相在任時に米軍普天間飛行場の移設先をめぐり迷走したことについて「心からおわびしたい」と謝罪した。鳩山氏は「最低でも県外」と述べたが、後に県内移設に回帰していた。

未だに持論を表明する鳩山元首相

 一方で鳩山氏は「今も『最低でも県外』という気持ちだ。それを果たさなければ、沖縄の皆さんの気持ちを十分に理解したとは言えない」と述べた。 鳩山氏は「自分の思いが先に立ちすぎて綿密なスケジュールを取れず、多くの方を説得できなかった。結果として皆さまにご迷惑をかけた」と釈明した。

 移設先について「国内で『受け入れる』という自治体が出てほしかった」と述べた。鹿児島県・徳之島への移設を一時検討したことにも言及し「反対論の中で難しい状況になった。迷惑を掛けた」と陳謝した。だが、鳩山氏が09年の衆院選前に「最低でも県外(移設)」と沖縄で訴え、県民の辺野古移設反対論に火を付けた。衆院選勝利後、鳩山政権は言葉通りに県外・国外移設を模索したものの、結局は辺野古案への回帰を余儀なくされ、沖縄県民の反発と日米関係の悪化を招いた。
 「男は恥を知るものだ。のうのうと沖縄に来て、県民に泥をかけるのか」
 野中広務元自民党官房長官は15日、記念式典会場で鳩山氏を見かけて直接苦言を呈した。
こんな気持ちを持ち合わせているのなら、"云うは易く、行うは難し”と通り、野田政権の陣頭に立って「道なき道を切り拓き、立派な道を築いてこそ、鳩山自らの自己実現も果たせるのだから、弁明ばかりでなくやることを黙々とやり遂げられんことに期待したい。
それこそ男・鳩山の生きる道だと信じる次第である。もうこれ以上世の中をご存じないお坊ちゃまの戯言の惑わされたくはない!

2 件のコメント:

  1. まったくもって鳩ちゃんの放浪癖と流言壁には困ったもので、
    あれでよく一国の首相の座が務まったものじゃのぉ><
    とにかく鉄の足枷でもはめて、これ以上妙な行動をせぬよう
    お坊ちゃまをしっかりと監視して頂きとうござりまする^^;
    しかし人間は恥を恥とも思わぬようになると終わりですなぁ。

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  2. モノノフ殿
    戦後首相になった人物でワースト順位を人気投票から探してみました。
    誰もが選ぶ見方は同じだと云うことがよく分かります。
    ダントツの1位は鳩ポッポです。熊野は黄泉返りの国といいますが、
    一旦自分で墓に入ったのがいつの間にやら這い出してきて、云うこと
    なすこと勝手放題のこの御仁を熊野で黄泉帰らして呉れないものでしょうか!
    【ワースト宰相ベスト10】
    1位:鳩山由紀夫(577票):「宇宙人」「ルーピー」など形容多数、ヒトの顔した化け物
    2位:菅直人(289票):国債格下げに「疎いので」でまた窮地
    3位:宇野宗佑(144票):「指3本」スキャンダルで69日短命
    4位:森喜朗(102票):「サメの脳みそ、ノミの心臓」とも
    5位:小泉純一郎(101票):構造改革、パフォーマンスに賛否両論
    6位:安倍晋三(89票):所信表明演説の2日後に突如退陣表明
    7位:村山富市(52票):阪神大震災の初動の遅れが批判を浴びる
    8位:麻生太郎(41票):「踏襲」をフンシュウと読んで国民あぜん
    9位:福田康夫(17票):「あなたとは違うんです」の印象強烈
    10位:細川護煕(15票):カネの問題で政権をあっさり投げ出す

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