10日・「紀州海南ひなめぐり」パート２・JR海南駅

　この度、「町おこし」の一環として、初めての試みとして開催された「紀州海南ひなめぐり」は、予想をはるかに上廻る賑わいをみせ、これを立案・実行されたメンバーの方々には、地元海南市の地場産業全般をコラボレートして３会場をウオーキングしながらそれぞれの特色を引き出し、より効果あらしめ、かつ楽しめる演出には、まことにもって敬意を表したい。
　というのも、JR海南駅とそこに隣接する「一番街商店街」の２箇所を家内と連れだって見て回り、この目と肌で実感としてそう受け取ったからだ。

　そこでこのシリーズは今回は「JR海南駅」会場と、次は「一番街商店街」の両会場の「ひな巡り」の２回に分けてご紹介することにしました。

【JR海南駅会場】
　平成１０年１０月１０日に全面改装しオープンした２階建の同駅には、駅構内に広いコンコースが備わっていて、その一角には地場産業の特産品を展示即売する通称「かいぶつ君」（海南特産物品をモジってネーニングした）がある。


「紀州海南ひなめぐり」オープニング・セレモニーの祝詞奏上

 　この会場の「ひな飾り」は、広いコンコースに高さ2.5メートル、横８メートルの「ピラミッド型ひな壇」を設け、それに７００体とも８００体とも云われる「お雛さま」が実に整然と並べられていて、この飾り付けには何人が何日要したであろかと思うとき、その企画力とともに、そのチームワークと実行力に頭がさがる。
あとの追加であるが、ひな壇の段数を自分が撮った画像で確かめれみたら、実に１１段あった。ひなの総数も先に書いた７～８００体を上廻る約９００が正解だそうである、というのも今日の大手新聞の地元版に、そう書かれていたから間違いではなかろう。そうするとコンだけ多くのひなをどういう風に最上段まで飾り付けたのだろうか、甚だ興味深い。できれば、３月３日の最終日のあと片付けの様子をビデオに収めるのも一興でもあろうか？いまからその日が来るのが待ち遠しい！

　その横の方には、同じく地場特産品の「スポンジ」が５色揃えられ、１立方センチのスポンジを来場者に１コイン１０円寄付してもらってパネルに貼り付けて、４万個貼りつけると「スポンジモザイク・アート」が完成する仕組みの見物者参加型の企画もある。
　いまはまだ進行中だが、３月３日には完成された「モザイク・アート」を再度見に行きたいものだ。
　説明は、これぐらいにしてなにはともあれ、スナップしてきた写真をお目にかけることにしよう！

　２月１日の「ひな巡り」オープニングはJR海南駅コンコースで執り行なわれ、セレモニーには実行委員メンバー他１０名が参加、イベントの成功を祈願、地元日方幼稚園児４６名が「ヒナ祭」の歌を合唱し、セレモニーに花を添えた。

「紀州海南ひなめぐり」企画実行委員会メンバー

JR海南駅コンコースに飾られた「ヒナ人形」

駅コンコースに飾られた「ひな壇」全景

「ひな壇」部分2

 

「ひな壇」部分



「ひなめぐり」看板

 

駅構内部分



「スポンジ」モザイク協賛申込み



｛かいぶつ君（海南物産館）入口）



「かいぶつ君内ひな飾り」





「シュロ・スポンジ製ヒナ」



「かいぶつ君館内風景」

（次回は、JR海南駅前にある「一番街商店街」に飾られた「ヒナ」たち）