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2016年4月17日日曜日

「ラ・フェスタ プリマベラ 2016」が開幕15日・地元と触れ合いながら、名古屋から京都へ

【大会レポート1日目】2016年4月15日

La Festa Primavera 2016
 

今回で8回目を迎える、ラ・フェスタ プリマベラ 2016が開幕した。今年は、名古屋の熱田神宮をスタートし、京都を拠点に4日間で約1,100kmを走るコースが用意されている。半世紀から一世紀前に製造された50台ものヒストリックカーが、歴史ある名所旧跡や神社仏閣を駆け抜ける。

初日の15日は、正午に熱田神宮をスタート。最初の目的地となるNTP名古屋トヨペットでは、PC競技(決められた区間を決められた秒数で走る計測競技)が行われ、ギャラリーの声援に応えながらも、エントラントたちはみな真剣な表情で競技に臨んだ。スタンプポイントのトヨタ産業技術記念館では、河村名古屋市長からスタンプをもらい、名古屋城へ。

名古屋を出ると、三重県・津市の一心田寺内町へと向かう。ここでは、たくさんの子どもたちが元気な声でエントラントを迎えてくれた。その応援に、エントラントたちの顔も自然と笑顔に。三重ではその後、津市と伊賀市の4つのポイントを経て、宿泊地となる京都を目指した。

三重から京都へ向かう高速道路では、渋滞に巻き込まれてしまい到着が遅れたが、エントラントたちは疲れた表情も見せず、出迎えたギャラリーやスタッフに充実した顔で手を振っていた。行く先々で、地元の人たちから多くの声援をもらい、それが彼らの力になったのだろう。大きなトラブルもなく、天気にも恵まれた1日だった。

2日目は、京都を出発し、奈良・和歌山・大阪を巡る約360kmのコースを走る予定だ。


La Festa Primavera 2016
大会レポート
あおはに満天広場で声援に応えるAC ACE BRISTOL






あおはに満天広場で声援に応えるAC ACE BRISTOL
島精機製作所で歓迎を受けるBENTLEY 3.5L
島精機製作所で歓迎を受けるBENTLEY 3.5L
JAGUAR XK140 OTSを迎える人たちが島精機製作所の中まで続いた
JAGUAR XK140 OTSを迎える人たちが島精機製作所の中まで続いた
大阪府咲洲庁舎に到着したDELAHAYE 135にもたくさん応援の声が送られた
大阪府咲洲庁舎に到着したDELAHAYE 135にもたくさん応援の声が送られた
建仁寺でスタンプをもらうJAGUAR E TYPE OTS
建仁寺でスタンプをもらうJAGUAR E TYPE OTS

地元と触れ合いながら、名古屋から京都へ

 

2日目となる16日は、約360kmと長い距離を走るコースが用意されていたため、エントラントたちは早い時間からエンジンの調子を確認し、スタートの準備に備えた。昨日と同様、朝から快晴。日焼け止めをしっかりと塗り込み、ウェスティン都ホテル京都を出発した。

ホテルを出た一行は、宇治市の平等院や、奈良の橿原神宮などを経由し、和歌山の島精機製作所で昼食をとり一休み。午後は大阪の大阪府咲洲庁舎へ向かい、再び京都へ。晴天の中、2府2県をまたぐロングドライブとなった。

2日目は、新緑が眩しい茶畑や山あいの風景が美しいワインディングロードと、市街地を通るルートが対照的に構成されていたため、長距離にもかかわらず、エントラントたちはゴールまで運転を満喫できたようだ。

土曜日だったこともあり、各ポイントにはたくさんのギャラリーが応援に駆け付けてくれていた。どの場所にも、子どもたちの姿が多く見られ、一生懸命フラッグを振りながら声援を送っていたのが印象的だった。年に1度、自分たちの町をヒストリックカーが走ることを、とても楽しみにしているという人も多く見られた。最後のポイントとなった建仁寺では、観光に来ていた大勢の人たちも、車が通るとみな夢中でシャッターを切っていた。偶然目にしたヒストリックカーを興奮ぎみに撮影していた人の中には、エントラントに質問したり、車と一緒に写真を撮ってもらっている人もいた。ヒストリックカーを初めて目にした人が、少しでも興味を持ってくれたのなら、それは非常に嬉しいことだ。

3日目は、京都市街から南丹市を通り、岐阜へ向かう。その後、京都へ戻りゴールとなる予定だ。



このページでは、IMPSに投稿された参加者からの写真とスタッフにより撮影された臨場感ある写真を掲載しています。
 
 

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