わたしの家から50mの近くにある(和歌山)県立自然博物館(海南市船尾)は19日、大水槽「黒潮の海」に、マアジやクエ、マダイなど約10種の魚計約170匹を追加した。同館の正面にある大水槽に悠々と泳ぐ各種のサカナたちは大人気だったが、6月にこの水槽の魚類の大半が病死したため、新たに補充した。魚の体調に目立った不調はなく、悠々と泳ぎ回っていた。
 同館によると、約100匹の魚類のうち約3分の2が死んだ。細菌やウイルスなどが原因とみられる。水槽の底にたまっていた古い砂が汚染物質の温床になっていたとみて、砂をすべて取り去り濾過(ろか)を強化した。その後、新たな病気の発生がなかったため、残っていたエイやサメの約30匹に、他の水族館から寄贈された魚や同館の別の水槽で飼育していた魚を加えた。
 追加された魚はいずれも体長50センチ程度~数センチ程度の小型の魚。同館の担当者は「大きな迫力のある魚がこの水槽の見どころだったが、今度はきれいでかわいい魚、群れる魚を見て楽しんでほしい。食卓に並ぶなじみ深い魚が泳いでいるところを見てください」と話している。魚は今後も追加していく予定という。
21日から学校の「夏休み」が始まる。毎年このシーズンは親子の家族連れで、もっとも賑やかな子供たちの大きな歓声がわたしの家まで響いてくる いよいよ今日が幕開け日、賑わいが戻ることに期待しよう!