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2017年12月12日火曜日

今年(2017)の漢字「北」=北朝鮮情勢を反映-京都市・清水寺

今年の漢字「北」=北朝鮮情勢を反映-京都市・清水寺


2017年12月12日 

2017年の「今年の漢字」に選ばれた「北」を揮毫(きごう)する清水寺の森清範貫主=12日午後、京都市東山区
2017年の「今年の漢字」に選ばれた「北」を揮毫(きごう)する清水寺の森清範貫主=12日午後、京都市東山区
 
  漢字1文字で今年の世相を表す「今年の漢字」に「北」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で12日、森清範貫主が揮毫(きごう)した。度重なる弾道ミサイルの発射や核実験の強行といった緊迫化する北朝鮮情勢などを反映した。

 今年の漢字は日本漢字能力検定協会(同市)が主催し、今年で23回目。15万3594票の応募があり、「北」は7104票を獲得した。2位は森友・加計学園問題やトランプ米大統領の来日など、国内外を問わず政治に大きな動きがあったことを表す「政」、3位には北朝鮮問題による不穏な国際情勢などを示す「不」が続いた。4位にも「核」が入るなど、今年は北朝鮮に関連する漢字が目立った。

 森貫主は「北」という字は2人が背を向けている形だとした上で、「話をしないことには通じないので、平和に向かって皆が努力していくことが大切だと思う」と話した。

 揮毫された漢字は15日まで清水寺本堂で一般公開され、16日からは漢字ミュージアム(同市)に展示される。 

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