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階段を上り下りしながらひな人形を鑑賞する子どもたち
=那智勝浦町体育文化会館
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 江戸時代から現代までのひな人形1万3300体が巨大ひな壇に並ぶ「南紀勝浦ビッグひなめぐり」(商店主らでつくる実行委員会主催)が25日、那智勝浦町体育文化会館で始まった。
 
 2011年の紀伊半島大水害からの復興を期し、翌12年に始まったイベント。フロアから2階席まで続く15段6列のひな壇には、千葉県勝浦市徳島県勝浦町などから寄せられた人形がびっしりと飾られた。数は那智の滝の落差133メートルにちなむ。今年は旅館で不用になった「舟盛り」の舟に人形を乗せるなど、展示に一工夫を加えている。
 
 この日は開幕式に参加した勝浦認定こども園の園児約50人が「きれい」「かわいい」と言いながら、階段を何度も上り下りしていた。展示は3月5日まで。