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2017年2月8日水曜日

わが母校・海南市立黒江小開校140周年 記念式典に卒業生ら:02月07日

わが母校が開校140周年、ただし七十数年間の年数は世界の,日本の,地域の歴史を大きく変えてしまった!

 わたしが入学したのは昭和16年、同年12月には第二次世界大戦開戦し米国ハワイ真珠湾攻撃、皇国史観による一貫した軍国主義教育、昭和20年8月の15日の無条件降伏により教育のあり方が180度転換され「民主主義」教育となるが、だれもが民主主義教育を解っていない中で新制教育が発足した。もちろん教科書はなく校舎もなくその日暮らしの小学校・新制中学校の様子だった。   
 その当時は産めよ増やせよ!の時代で、一学年4学級約200人X6学年=1.200人、それに6年生を卒業して高等科があり、そこに学ぶ生徒もいたから1.300人を超えていたと思われる。これが現在は195人というのだから、いかに少子化が極端なにかが一目瞭然!

黒江小開校140周年 記念式典に卒業生ら:02月07日

 本年度で開校140周年を迎えた海南市船尾の市立黒江小学校(木下昌久校長、児童数195人)で5日、記念式典が行われた。児童をはじめ、卒業生や地域住民、保護者らが出席し、同校の歴史を振り返り、節目を祝福した。

 同校は明治9年9月に黒江尋常小学校として開校し、昭和22年4月に現在の学校名に改称。伝統的に児童の健康を推進する取り組みに力を入れており、同39年11月に全国健康優良校特選、同41年11月には日本一健康優良学校の表彰を受けている。
 
 式典で木下校長は黒江小の沿革を説明し、140年の歩みについて「地域、保護者、児童、先生の努力のたまもの。皆さまの熱い思いと努力に心から感謝したい」と述べ、児童に向けて「私たちが勉強できるのは先人の方々の努力があってこそ。黒江小に学んでいることに誇りを持ち、さらに大きく羽ばたいてほしい」と呼び掛けた。
 
 校舎の変遷や、同校を襲った昭和南海地震などの歴史をまとめたスライドをスクリーンで紹介した後、来賓を代表して、昭和20年に同校を卒業した黒江・船尾地区連合自治会長の冨士順一郎さん(83)が祝辞。「当時は日本、海外ともに大変な年でありました」と、太平洋戦争の最中だった学校生活を振り返るとともに、戦後の学校給食開始や児童数増加などの歩みにふれ、「この140年の節目の記念行事に参加できたこと、本当に大変な喜びです。今後も黒江小学校のますますの発展を願います」とかみしめるように語った。
 
 その後、同校育友会の松田修一会長が児童代表に同校の航空写真がプリントされた記念品の下敷きを贈呈。児童会が「これからも黒江小の伝統を引き継ぎ、素晴らしい学校をつくっていく」とあいさつした。
 
 式典の後、記念演奏が行われ、市立海南中学校吹奏楽部、海南吹奏楽団が節目に花を添えた。
式辞を述べる木下校長
式辞を述べる木下校長
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 黒江小学校の歩み                   
◇主な歴史 ・明治 9年・・・黒江村728番地(現 紀陽銀行前)に64坪の校舎で   黒江尋常小学校創立〔9月9日〕 職員3名 児童約100名                 
その後・・・校舎を船尾225番地(現 漆器会館)に移す。
・明治28年・・・黒江尋常小学校を黒江尋常高等小学校とする。
・明治42年・・・船尾236-4(現在地)に改築移転する。 
・大正12年・・・講堂を建築する。 このころ校歌ができる。
・昭和 9年・・・海南市誕生(黒江町、日方町、内海町、大野村が合併) 海南市黒江小学校と改称
・16年・・・海南市黒江国民学校と改称    
・22年・・・海南市立黒江小学校と改称  育友会発足 給食が始まる
・26年・・・南校舎新築(木造2階16教室) 県給食優良校として表彰される。
 ・30年・・・海南市合併(北野上村、中野上村、南野上村、亀川村、巽村を海南市に編入)  

・36年・・・プールができる。鉄筋校舎を造る。
・37年・・・健康優良校県一を受賞 ・41年・・・日本一健康優良校となる。
・42年・・・全日本健康教育大会を開く。健康優良学校受賞顕彰碑が完成
・46年・・・鉄筋校舎新築 ・47年・・・全国安全教育研究発表大会を開催する。
・51年・・・創立100周年記念として郷土資料館を開館する。
・53年・・・今の体育館ができる。 ・54年・・・今の東館ができる。
・58年・・・今の幼稚園棟ができる。 川端龍子賞を受ける。
・平成  9年・・・正門「けんこうの塔」を改修する。   
・16年・・・新調理場完成  三拠点方式の給食が始まる。
・20年・・・海南市体力向上指定校事業研究発表会を開催する。
・25年・・・新校舎が完成する。平成25年1月から使用。

◇児童数について   明治19年   285名    大正 8年  1450名   昭和14年) 1508名    昭和34年  1644名   平成 元年)  684名    平成11年   343名      平成16年    366名     平成27年    216名          



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