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2011年11月23日水曜日

日本一串柿の里かつらぎ町四郷と「串柿まつり」

  11月23日は「勤労感謝の日」、勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう。戦前はその年の収穫を祝う「新嘗祭(にいなめさい)=天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、また、自らもこれを食して、その年の収穫に感謝する宮中祭であった。もともとが農業関係の祭典であったため、現在でもこの前後1週間に「農業祭」が実施されることが多い。


 地元和歌山は高野山を挟んで東は奈良県吉野、西は真田幸村蟄居の地として知られる九度山、かつらぎ町と日本一の柿の産地を形成している。とりわけ「串柿日本一」を誇るかつらぎ町四郷地区では10月下旬から11月下旬にかけて「串柿」がスダレのように連なり、日に日に色づく柿の色が晩秋の到来を告げてくれ心を和ましてくれる。
   ここ四郷では23日は第23回「串柿まつり」が開催され、大勢の見物客で賑わいをみせる。

四郷の里(東谷・平・滝・広口の四つの村を総称して四郷(しごう)といいます)
400年の昔から串柿の特産地として、現在に引き継がれています。10月も秋が深まり、串柿作りが始まると農家の軒先や周囲の柿場(干場)に柿の玉のれんが一斉に吊るされ山里は柿一色に染まります。
400年の昔から歴史と伝統を育んできたのどかな山里からは紀ノ川の清流を眼下に国道24号線沿いの町並みを見渡して、はるか雨引山、龍門山、高野山、大峰山を遠望できます
             (クリックで拡大してお読み下さい) 


  



「串柿」加工風景
     
キャラクターマスコット

(下のアドレスをクリックすれば、吊し柿のいろんな画像を見ることができます)
http://www.katsuragi-kanko.jp/kusigakinosato_photolibraly.html


                   (下のアドレスをクリックすれば千両太鼓の説明が見られます)
              http://www.katuragi.or.jp/senryotaiko/


「串柿」の由来
一本の串柿に10個の柿を刺し並べている串柿、その由来は家族の和と幸せを願い
「新玉の年の初めに夫婦ニコニコ仲睦まじくという思いが込められています。

    夫婦(2こ)         仲むつ(6つ)まじく           夫婦(2こ)

                               (おわり)

2 件のコメント:

  1. さきほど晩ごはんの後に、柿をむいて食べました。
    柿は好きなんですが、干し柿は甘すぎて苦手です。
    昔は、貴重な保存食だったんでしょうね♪

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  2. megさん
    柿は捨てるところがなく全て使われます。
    実は食用に葉は高血圧予防用のお茶に、また柿酢・柿渋・
    染料・タンニン酸等々です。
    昔の農家には柿に木が一本は必ず植えられていて上に書い
    たような効能用途をよく知っていたのでしょう。
    地元の名物に柿の葉寿司があります。柿の葉で寿司を包
    んでいます。これなんかも柿の葉の効用をよく知っての
    ことなんでしょうか?吉野から紀ノ川中流の名物です。

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