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2019年11月21日木曜日

収穫量日本一の和歌山県・甘いみかん「厳選出荷」の最盛期


甘いみかん「厳選出荷」の最盛期



みかんの収穫量が日本一の和歌山県では、糖度の高いみかんを選んで出荷する「厳選出荷」の作業が最盛期を迎えています。

みかんの収穫量が15年連続で日本一の和歌山県では、商品価値を高めようと4年前から光センサーを使って糖度の高いみかんを選別して出荷する、厳選出荷に取り組んでいます。
このうち、広川町の選果場では、厳選出荷に向けた作業が行われていて、みかんの傷や色などが手作業でチェックされたあと、光センサーで糖度を測り、基準を満たしたものが箱詰めされていました。
「厳選出荷」では、時期ごとに糖度の基準が決められていて、今月は11度以上のものが「厳選みかん」として出荷されるということです。
県によりますと、主な卸売市場で取り引きされる際の1キロあたりの平均単価は、去年は267円と、厳選出荷を始める前と比べて4割近く高くなったということです。
和歌山県果樹園芸課の立石修課長は「ことしの夏は雨が多かったので全体の収穫時期は少し遅れましたが、みかんは酸味が少なく甘みがしっかりとした出来栄えとなっています。厳選したみかんを全国のみなさんに楽しんでいただければと思います」と話していました。

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