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2019年8月4日日曜日

「春日風鈴まつり」、海南市の春日神社で15日まで!





春日風鈴まつり、海南市の春日神社で15日まで  


                                                                                                                                               08月04日
和歌山県海南市大野中(おおのなか)の春日(かすが)神社で恒例の風鈴まつりが行われていて、拝殿に吊された多くの風鈴が、猛暑の中、涼しげな音を響かせています。
春日神社の風鈴まつり
春日神社の風鈴まつり
この時期、参道や境内は、セミが大合唱を繰り広げ、暑さを増していますが、風が通りやすい拝殿からは、たくさんの風鈴が、カラカラ、リンリンという涼しげなの音色が響いてきています。
たくさんの風鈴が音を響かせる
たくさんの風鈴が音を響かせる
風鈴の短冊には、子どもたちなどの将来の夢や願い事が書かれているほか、期間中は、参拝者がその場で書いて吊すことも出来ます。また、拝殿の中央には茅(ち)の輪(わ)もあり、くぐって厄よけの祈願もできます。
夢や願いが短冊に
夢や願いが短冊に
春日風鈴まつりは、今月(8月)15日まで行われます。
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 この神社の祭神は「天足彦國押彦命」(人王五代 孝昭天皇の長子)「彦國葺命」(その三世孫)で、古代大和の豪族「ワニ氏」(十数氏の諸族あり)の祖神にあたり、元は大和の春日山周辺に居住していましたが、春日山周辺を巡る新旧勢力交替があり、ワニ氏に代わって藤原氏が支配することとなり、のち藤原氏は「春日大社」を創建しましたので「ワニ氏」の一部が紀州大野郷の地に「春日神社」を勧請しました わたしの家の遠い祖先は天平時代にこれに付き添って大和から紀州に移り住み、春日神社を支える(大野)十番頭として仕えたことが言い伝えとして残されています。この十家はその後豪族化し紀ノ國の守護に仕えるなどし、また元弘の変前後には護良親王の熊野落ちにさいしては宮をお匿いするなどして宮より国名を賜るなどしましたが、戦国時代に織田信長の「紀州雑賀征伐の戦い」のとき「信長方」と「雑賀方」に別れた戦いで十番頭も大半が討ち死にするなで、急激にその勢力が弱まってしまいました その後徳川の世となり十番頭のなかから「地士」に採り上げられるものがでて、現在に及んでいます
今でも毎年「大野十番頭祭」を6月上旬に昔の「しきたり」に従って、毎年回り持ちで祭主を努めている、全国でも例のない神事と誇りに感じております!

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