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2017年4月30日日曜日

和歌の浦と湯浅「日本遺産」に指定と湯浅町「ゆあさ行灯アート展 2017」

和歌の浦と湯浅 「日本遺産」に指定・


  • 多くの歌人を魅了した和歌の浦=県提供
    多くの歌人を魅了した和歌の浦=県提供
  • 風情ある重要伝統的建造物群保存地区(湯浅町で)
    風情ある重要伝統的建造物群保存地区(湯浅町で)

  • 文化庁が認定する日本遺産に28日選ばれた「絶景の宝庫 和歌の浦」(和歌山市・海南市)と「『最初の一滴』醤油(しょうゆ)醸造の発祥の地 紀州湯浅」(湯浅町)。それぞれ地元は喜び、地域活性化につなげるため情報発信などに力を入れる。
     「絶景の宝庫 和歌の浦」は、国名勝「和歌の浦」を中心に、紀州東照宮や熊野参詣道紀伊路など、和歌山、海南両市にある31の史跡や祭りで構成。和歌の浦の景観は万葉集や古今和歌集にも詠まれ、文化芸術を育んできた。今も多くの人々を魅了し続けている。
     認定を受け、和歌山市の尾花正啓市長は「和歌の浦の景観を多くの方に体感してもらえるよう認知度を上げ、受け入れ態勢を整えたい」と期待を込めた。
     一方、「『最初の一滴』醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅」は、22の醸造場や製造技術、史跡などで構成。鎌倉時代に伝わった味噌(みそ)造りに由来する醤油は、やがて全国に広まって日本の食文化に不可欠なものとなり、世界でも認められている。
     湯浅町の上山章善町長は「和食が世界無形文化遺産になり、醤油は世界的にも注目を集めている。醤油醸造で栄えた風情ある町並みだけでなく、そこで繰り広げられる人々の営みにも光が当てられたと感じ、感激だ」と喜ぶ。
     日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通して日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する。県内では、熊野灘の捕鯨文化を伝える「鯨とともに生きる」に次いで3件となった
  • これに合わせるかのように第11回「和歌山県湯浅町行灯アート展2017」が開催中です
    湯浅町が“あたたかな灯り”に包まれます。
    日程:2017年4月29日(土・祝)~5月3日(水・祝)
    時間:18:30~21:00
    「行灯アート展」開催の由来
    写真 湯浅町は2006年12月19日和歌山県で初めて全国で79番目の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けました。これを機に伝統ある町に見合った行灯の夜景をつくり、その町並みを散策していただくことを計画したのが由来です。千年の町並みをオリジナリティあふれる行灯の光が包み込みます。
    アート展の概要
    概要
    第46回SDA特別賞:財団法人日本デザイン振興会会長賞
    2007年からの「ゆあさ行灯アート展」が、まちを“あたたか な光”で包み込む継続した活動であると評価いただきました。
    デザイン物産展ニッポン デザイン物産展ニッポン 和歌山県・新物産選出
    2008年に開催された日本デザインコミッティーによる企画展『デザイン物産展ニッポン』の和歌山県・新物産のカテゴリーに『ゆあさ行灯アート展』が選ばれました。
    行灯について
    行灯現在ではインテリア感覚で使われている行灯、鎌倉時代には手に持ち歩きながら使うものでしたが、江戸時代には屋内用行灯となりました。行灯は火皿の周囲に木、竹、金属、などの枠を設計し、これに風除けの紙を張り巡らせたものです。用法により、置行灯、吊行灯、枕行灯、堤行灯、街行灯に区分されます。ほかに燭台や手燭の周囲に和紙や布など覆いをつけたものに、ぼんぼり燭台、ぼんぼり手燭などがあります。

 






 
           

        

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