イチロー、メジャー３０００安打へ着々あと１２本！

イチロー、メジャー３０００安打へ着々、話題も続々「オールスター選ばれるべき状況」/6月30日(木)  

 

 

８回に中前打を放ったイチロー

　マーリンズのイチロー外野手（４２）は２９日（日本時間３０日）、敵地デトロイトでのタイガース戦に「１番・ＤＨ」で４試合続けて先発出場。２試合連続の複数安打となる５打数２安打でメジャー通算２９８８安打とし、３０００安打まで「１２」とした。

　両チーム合わせて２９安打が飛び交う乱打戦。序盤からリードを許したが、１－４の２回２死三塁で、イチローは左腕ノリスから中前にライナーの適時打を放って食い下がった。さらに８回２死からは３番手の左腕ライアンから中前打を放った。複数安打は今季１６度目。打率は・３４２となった。

　３０００安打が近づき米国でもイチローの話題が増えてきた。マリナーズ時代の同僚だったマイケル・モース（３４）＝４月にパイレーツからＦＡ＝は、米メディアのインタビューで「誰も知らない話をしよう。イチローのばかでかくて美しい家に行ったら、玄関に『スヌープ・ドッグ（米ヒップホップ歌手）』の大きな写真が飾ってあった」。

　タイガースのオースマス監督は、改めてイチローとピート・ローズの“ヒット・キング論争”に言及し、「どちらとはいえない。どちらもすごいというしかない」。デトロイト・ニューズ紙は「イチローは今季、若さの泉を見つけたようだ」。マーリンズの地元紙サン・センチネルは「イチローはオールスター戦に選ばれるべき状況にいる」と報じている。