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2015年11月24日火曜日

[根来塗]の瓶子を奉納へ &[ ニタマ駅長]、大役継ぎイルミネーション点灯 和歌山電鉄

和歌山)根来塗の瓶子を奉納へ 塗師の池ノ上さん/11月23日

  写真・図版
生都比売神社へ奉納する瓶子(手前)を制作した池ノ上曙山さん=和歌山市

   岩出市の根来寺(ねごろじ)が発祥の漆器「根来塗」の復興に取り組む塗師(ぬし)の池ノ上曙山(しょざん)さん(60)が酒器の「瓶子(へいし)」一対を制作し、23日にかつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社へ奉納する。非常に堅牢で欠けにくいのが復興した根来塗の特徴で、「半永久的に使っていただける」と池ノ上さんは話している。
 
 奉納するのは高さ29センチ、最大直径23センチと、瓶子としては大ぶりな作品。上部で大きく張り出す肩の下半分が、中心へ向けてえぐれた日本特有の形を採用している。
  1年半前に神社側から制作を依頼された。神社周辺はかつて、赤色顔料の主材料となる鉱物「辰砂(しんしゃ、丹)」の産地だったとの説もあり、朱色に辰砂を使う根来塗とのつながりを感じたという。
 池ノ上さんの漆器は、中世の技法を再現。熱に弱い江戸期の技法に比べ、沸騰した湯も入れられるほど丈夫だという。器の表面に残した朱色の漆のはけ跡で、日常使いで付く傷は見えづらくなり、使い続けることで味が出る。さらに使い込むと、下地の黒漆がにじみ出るように所々に現れる。「傷を遊ぶ」と池ノ上さんは表現している。
 
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ニタマ駅長、大役継ぎイルミネーション点灯 和歌山電鉄:11月23日
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スイッチを押すニタマ=紀の川市の和歌山電鉄貴志駅
写真・図版
スイッチに手をのばすサンタクロース姿のニタマ=紀の川市の和歌山電鉄貴志駅


 
 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で22日、クリスマスイルミネーションが始まった。6月に死んだ「たま駅長」が昨年まで務めていた点灯の大役を、今年から「たまⅡ世駅長」を襲名した三毛猫駅長の「ニタマ」が担当。サンタクロースの衣装を着て、肉球でムニュッとスイッチオン。約5千個のLED電球がともり、駅舎やホームは緑や赤などの温かい色で包まれた。
住民団体「貴志川線の未来をつくる会」が主体となり、今年で9回目の取り組み。イルミネーションは1月8日まで、毎日午後5時半~同10時。問い合わせは同電鉄
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和歌山電鐵貴志川線できょう(27日)から、恒例のクリスマス電車の運行が始まりました。
車内に飾られたポスター(11月27日 おもちゃ電車内で)
  車内に飾られたポスター(11月27日 おもちゃ電車内で)

これは、電車を利用する人にクリスマス気分を味わってもらおうと貴志川線の経営が南海電鉄から和歌山電鐵に譲渡された2006年から走らせているもので、ことしで10回目です。
おもちゃ電車には、ヘッドマークに去年、和歌山信愛女子短期大学の学生が制作したクリスマスリースが取り付けられているほか、車内にクリスマスの図柄が描かれたイラストのポスターあわせて48枚が掲示されています。
偶然、クリスマス電車に乗り合わせたという和歌山市の松下杏輔(まつした・きょうすけ)くん5歳は「かわいいです。クリスマスは電車のおもちゃが欲しいです」と話していました。
和歌山電鐵によりますと、貴志川線を走るいちご電車やたま電車にも、あすまでにクリスマス電車用の飾り付けが行われ、来月25日のクリスマスまでクリスマス電車として運行するということです
 
 

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