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2012年6月25日月曜日

国名勝「和歌浦」の「塩竃神社」前の和合の松」倒れる!

4月21日にこのブログで紹介した「玉津島神社2」ですが、 6月23日午前、「玉津島神社」西となりにある「塩竃神社」入り口付近にある「和合の松」と呼ばれる和歌浦を象徴する名物の松が突然倒れた。塩釜神社によると、神社隣の松が突然、メリメリと音を立てて倒れたという。たまたま通りかかった乗用車はフロントガラスがひび割れするなどした。松は根元から折れていた。樹齢約300年といい、幹の中がシロアリの被害で空洞になっていたことから、上の枝葉や木自体の重さに耐えられなかったとみられる。 神社は安産の神をまつり、松は「和合の松」と呼ばれている。県が管理する国有地にあった。

 台風や豪雨とは関係なく、松の木の内部がシロアリに食われガランドウになり、近年木の勢いが弱っていたモノが倒れ、通りかかった自動車を直撃しましたが、運転手が軽傷で免れたのは神の御加護か、せめてもの幸いでした。
 また、和歌浦を一躍有名にした山部赤人の万葉集歌「わかの浦に 潮みち来れば かたお無み・・・」の歌碑も同時に倒れた。現地では早急な復興を急ぐが、「和合の松」は昨年3.11に被災した陸前高田の数万本の松原でたった一本だけ残り「奇蹟の一本松」と称えられた松同様「松ぼっくり」から二世が誕生するのか、今後を祈りたい。(記事・画像は「魅せられて和歌浦」和歌の浦みちしるべの会のブログから拝借しました。お断りと御礼申し上げます)

名勝和歌の浦 塩釜神社 巨木和合の松、倒れる。
 6月23日土曜日、9時45分頃、塩釜神社横の和合の松が倒れた。車を直撃したが、幸いにも運転手の人は軽傷ですんだ。また山部赤人歌碑も同時に倒れた。長い間、和歌の浦干潟を見守るかのように、塩釜神社入り口に立っていた和合の松。名勝和歌の浦の象徴的な松であった。生死あるものは必ず死ぬが、和合の松も倒れた。平成22年8月に名勝和歌の浦になったことに安心したのだろうか。これから変わりゆく名勝和歌の浦を、もっと見守り続けてもらいたかった。
塩釜神社の和合の松。輿の窟の前に立ち、和歌の浦干潟を見守り、伽羅岩を風雪から守っています。江戸時代中期18世紀の桑山玉洲(くわやまぎょくしゅう)の絵に描かれていた松です。
大正期の塩釜神社 「和合の松」
今年の和合の松 少し弱っていますが、まだまだ元気です。
倒れた和合の松。自動車の運転手は軽傷ですみました。
心配そうに見守る市民。
内部はシロアリに食われていました。
山部赤人歌碑「わかの浦に 潮満ちくれば かたお無み・・・」
復元しようと試みるも土台に問題があり、後日のこととなった。
和合の松の松ぼっくり。和合の松、再生を誓う

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