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2013年1月6日日曜日

和歌山電鉄「たま駅長」異例の出世、No.2に!

  

 昨年末には世界に冠たるわが国の家電メーカーでTV事業廃止・リストラや希望退職募集等暗い話が相次いだが、新年早々地元和歌山電鉄では世界的な人気ネコ「たま駅長」が、駅長就任以来その人気振りで集客力を発揮しマスコミ界でもフランス人女性監督の手で映画に登場したり、米国の生命保険会社アフラックのCM出演等、いまや押しも押されぬ人気ネコNo.1である。

南海電鉄が万年赤字の貴志川線から撤退のあとを受けて発足した和歌山電鉄であるが、貴志川線を残そうとの産官民の切なる願いのもと、三毛猫の「たま」を貴志川駅の駅長に起用するなど同社小嶋社長の卓越したアイデアに富む経営能力に導かれて「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」に代表される鐵道を単なる輸送手段ではなく、乗車が愉しく心が和み癒やされ、また沿線でいろんな数多くのイベントを開催するなど沿線住民だけでなく県外からの観光客も誘客して和歌山県知事から「たま駅長」が「爵位」や「観光招き大明神」の位階の授与されたことはご存じの通りである。

和歌山電鉄では”沿線住民に愛される日本一立派な「ローカル線」になろう”とのスローガンのもとに産官民の努力を日々積み重ねているが、次なるステップとして経営収支トントンを目指しており、沿線住民数千人らが組織する「貴志川線の未来を守る会」が会社と一体になって年間乗客数220万人を+(30万人)=250万人に・・・、沿線住民に年間あと4回乗車して欲しいと呼びかけています。それにはカウントボードを拵えて目標と乗車実績を対比できるようになっています。

「たま駅長」には幸い後継者となる「ニタマ」が昨年1月5日「たま駅長代理兼伊太祁曽駅長」に就任したことをこのブログでもお伝えしましたが、

 

2012.01.05和歌山電鉄・「たま駅長」に部下誕生、三毛猫「ニタマ」

http://o-shige3.blogspot.jp/2012/01/blog-post_05.html

 

今年の「たま」「ニタマ」に課せられた任務はさらなる集客力アップであり、ネコを見る眼が備わった小嶋社長さんの下では期待に応えて、さらなる精励を期待しましょう。みなさんも機会があれば一回でも貴志川線に乗ってあげましょう

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たま駅長、「社長代理」に昇格 和歌山電鉄で式典 /2013/1/6

和歌山電鉄の社長代理に昇格した三毛猫「たま」と同社の小嶋光信社長(5日、和歌山県紀の川市の貴志駅)

 
和歌山電鉄の社長代理に昇格した三毛猫「たま」と同社の小嶋光信社長(5日、和歌山県紀の川市の貴志駅)=共同
「社長代理」に昇格した「たま駅長」

和歌山電鉄(和歌山市)は5日、三毛猫「たま」が駅長を務める貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で、駅長就任6周年の記念式典を開いた。

新人事も発表され、たまは“社長代理”に昇格し、辞令を交付された。



ニタマ

 



式典で小嶋光信社長は「駅長として登場し、1年目は改札台に立ち乗客を出迎え、着実に会社の再建に貢献した」と昇格の理由を述べた。部下の三毛猫「ニタマ」も登場し、お祝いの「花かつお」を渡した。

 

 たまは2007年に駅長に就任。ほぼ毎日、駅長室で寝そべりながら乗客を見守っている。

 

 2012年には、東京都内の調査会社が活躍するキャラクターを選ぶ「PRキャラクター・ブランド調査2012」の地域部門で、熊本県の「くまモン」などと並び、ご当地キャラベスト10に選ばれている。

 「招き猫」として、会社の再建に大きく貢献してきたたまは、現在13歳。
人間だと65歳の高齢で、少しでも職務を軽くしたいと、名誉職的な「社長代理」に昇進させたということで、今後、駅長としては、「ときたま」勤務することになるという。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00238130.html

  

(感想)

ネコでも能力発揮次第では、このような処遇を受けるような会社と社長が素晴らしい!この社長のもとならどんな苦労も厭わない!今度、生まれ変われるなら「たま」になりたい!

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