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2012年12月26日水曜日

詐欺紛いの「ペニーオークション」巻き込まれないように!


   ”浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人(ぬすびと)の 種は尽きまじ!”

 という有名な言葉を残して京都・三条川原で釜ゆでの刑の処せられたのは、安土桃山時代に実在した大盗賊・石川五右衛門であるが、彼が遺したこの言葉は、それから420年弱経った今日まで、ネタを変えながら立派に生き続けている。彼が言う種は尽きまじ、である。

 自分で判断ができない高齢者は言葉巧みに外国社債や振り込み詐欺、今年の特徴は世界中で大きな話題を集めたノーベル賞を受賞した山中伸弥京大教授のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を早速詐欺の材料に使い、その製造に成功した会社の株式購入勧誘とか、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の治療を行ったと発表し、後でそのほとんどをウソと認めた森口尚史氏(48)の研究騒動は、マスコミに大きく採り上げられ、挙げ句の果ては刑事事件に発展する可能性が出てきた。森口氏に関しては過去の研究にも疑惑の目が向けられ、そのなかには国から研究費を受けたものもある。法律の専門家は「調査でさらなるウソが出れば、詐欺などの罪に問われることがある」と指摘。お騒がせ研究者は窮地に立たされつつある。

 

 これらは絶対許されない類いの詐欺事件だが、12月に入ってグラドルやタレントらが「ペニーオークション」で落札もしていない品物を、あたかも超安価で落札したかのように装い、自分のブログで公開して広告塔の役目を果たし、見返り報酬を受け取っていたことが、次から次へと判明してきた。

 顔が売れた有名人としてファンも多いだろうに、実際は落札もしていない品物をあたかも超安値で落札できた喜びをブログを通じてオープンにするのだから、これではファンを欺いたことになる。 小遣い稼ぎといえば聞こえはいいが、嘘で固めたことをオープンにするのだから、軽率だったでは済まさせられることではない。

 インターネットの時代でネット通販が急成長している市場だけに、この際、「詐欺まがいのオークション」を徹底的に洗い出し、取り締まって欲しい。次から次へと新手の手法が登場も考えられるが、オレオレ詐欺か振り込み詐欺に相当するオークションだけに、インターネット界に跋扈させて置くわけには行かない問題だと思う。

 また、利用する側も、これらに仕組みをよく知っておくことが必要で、この世は、全て自己責任であることを再確認しなければならないだろう!

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ほしのあき詐欺ペニーオク謝罪 熊田曜子、小森純らも… 松金ようこが仲介か?



ほしのあき


:「ほんらぶ」応援会イベントに出席した小森純
「ほんらぶ」応援イベントに出席した小森純




 


 

 





仲介役? 松金ようこ
熊田曜子



タレント「ほしのあき」(35)が13日、約2年前に自分のブログに「ペニーオークション」で落札していない商品を落札したと、うその記述をした件についてブログで謝罪した。
タレント「熊田曜子」(30)も同時期に、うその落札をブログに掲載していたことを認めた。2人ともタレント「松金ようこ」(30)から依頼されたと説明している。
 ほしのはブログを更新して謝罪した。「軽率な行動をとってしまったことを深く反省しております」。落札できない仕組みになっているにもかかわらず、会員から手数料を詐取した疑いで関係者が逮捕された「ワールドオークション」の広告塔となっていたことをわびた上で、事実経過も説明した。
 10年12月初旬に友人から私的に依頼を受け、所属事務所に報告せずに、同月27日にブログに落札したと書き込んだという。文面は友人の指示された通りの内容だったという。また、関係者によると、友人とは松金のことで、落札の事実はないが商品だけは受け取ったという。所属事務所によると処分などについては「今後、何らかの形で示さなければいけないと思っている」と話した。
 
 

【ほしのあきのケース】・「30万円」で詐欺サイト広告塔!





 タレント「ほしのあき」(35)が、入札のたび手数料がかかり、問題視されていた「ペニーオークション」のサイト「ワールドオークション」について、落札していない商品を落札したかのようにブログに書き込み、同サイトの宣伝に関与していたことが12日、分かった。所属事務所によると、友人のタレントに勧められ、アルバイトとして30万円受け取っていたという。同サイト運営者の男らが今月7日に詐欺容疑で京都、大阪両府警に逮捕されている。
 

 京都府警などによると、ペニーオークションは入札のたび少額の手数料がかかる。今回、運営者が逮捕された「ワールドオークション」のサイトは「最新家電を激安で落札できます」などとうたっておきながら実際は、会員の入札額を自動的に上回るシステム「ボット」やサクラによって、入札のたびに高値が更新され、ほとんど落札できない仕組みになっていた。
 ほしのは、10年12月27日付のブログに、「プラズマ・クラスターをオークションでゲット」というタイトルで記事を投稿。新品の空気清浄機を実際は落札していないのに、写真とともに「1080円で落札したの」「すごいよ-」などと書き込み、「ワールドオークション」を利用したと記していた。
 

 同サイトを運営するネット関連会社役員らが7日に両府警に詐欺容疑で逮捕された。ほしのは同日、京都府警から事情を聴かれた。所属事務所によると、ほしのは、友人のタレント松金ようこ(30)から「30万円あげるから、こういうブログを書いてほしい」と「アルバイト」として書き込みを持ちかけられ、指示された文面をブログに掲載したと説明。サイト運営者とも面識がない状態だったため、松金に教えた口座を通じて現金30万円を受け取ったという。
 

 ほしのは、ペニーオークションの仕組みについてまったく理解していないと主張。この日、所属事務所を通じて「軽率な行動をして大変申し訳ありません」と謝罪した。担当者は「被害に遭われた方がいらっしゃるので今後の対応や謝罪について、現金や商品の返却も含め検討しています」。また「ブログの内容は本人に任せていたので管理不足でした」と話した。
 松金の所属事務所によると、松金は「私がほしのさんに勧めました」とほしの側が説明している内容を認めており、「アルバイト」についてはワールドオークション関係者やほかの芸能人からではなく「一般の人から話を持ち掛けられた」と説明。「ほしのさんは悪くない。私の軽率な行動でご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪しているという。さらに「自分の口で説明したい」として近く、京都府警に事情説明するつもりという。
 京都府警はほかのタレントもブログなどに書き込んでいた可能性もあるとみて調べている。
 
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ほしの同様に、ペニーオークションの「宣伝」をブログに記載したタレントがほかにもいた。熊田はこの日、所属事務所を通じて、10年12月23日にブログにペニーオークションのサイト「わくわくオークション」で、実際に落札していないにもかかわらず、オーブンを5220円で落札したと掲載したことを認めた。所属事務所によると、松金から依頼を受けた熊田は事務所スタッフに報告した上で掲載したという。当時のマネジャーが退社しており、謝礼金や商品を受け取ったかなど詳細は分からず、確認中という。関係者は「当時このようなサイトだとは思っておらず、今思うとより注意をしなければいけなかった」と話した。
さらに、やはり同時期にペニーオークションのサイトと思われる「ギャルオークション」でアロマ加湿器を225円で落札したとブログに掲載しているタレント小森純(27)がこの日、都内で行われたイベントに出席した。当初予定されていた囲み取材をキャンセルし、写真撮影時に取材陣からネットオークションについて聞かれたが、無言のまま会場を後にした。

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・【ペニーオークション】とは?
1セント銅貨
 

◆「ペニーオークション」:ペニー(アメリカ、カナダにおいて、ペニー(penny、複数:pennies)は1¢(セント)銅貨の別称。)オークション(英: penny auction)。

入札のたびに数十円の手数料が取られるインターネットオークション。開始価格が低く、格安で商品を落札できることを売りにしている。小銭という意味もある英国の通貨単位「ペニー」が由来。05年ごろドイツで考案され、国内では09年末から業者が増え始めた。独立行政法人国民生活センターなどによると、10年半ばから「何回入札しても落札できず、手数料だけとられてしまう」などの苦情が多数寄せられている。

「特徴」

入札者にとっては、開始価格が1円から数百円程度と低額で、しかも1回の入札金額の単位も低額で固定されていることが多いため、多数の入札があっても安価に落札することが可能であるという魅力がある。しかし、入札ごとに手数料が必要なため、競り合って何回も入札した場合などには落札額に手数料と送料を合計すれば安価と言いきれない場合もある。また、結果的に落札できなかった場合でも手数料を支払う必要が生じる。

出品される商品は運営企業側が用意する。これらは中古のものではなく、新品が用意されることが多い。また、手数料が無料のオークションや、落札経験のないユーザ向けの初心者オークションを用意している場合もある。

出品する側の企業にとっては、落札額ではなく、手数料によって利益を上げることを目的とするビジネス。

「トラブル」

商品を落札できなくても高額な入札手数料が発生するうえ、一切返金されない。そのため、国民生活センターへの相談件数は2009年度の19件に対し、2010年度は173件と急増している。2010年12月には、消費者庁が利用に注意喚起を促した。

こうしたペニーオークションに関するトラブルの報道の影響から、2010年秋からペニーオークションサイト閉鎖が相次いだ。

国民生活センターは、

      ・ギャンブル性の高さをよく理解した上で慎重に利用すること

    自動入札機能などを使う場合には冷静な判断力を失わないこと

    落札できなくても手数料や仮想通貨が一切返金されない

    サクラの存在が疑われる不審なサイトを避ける

    ことを助言として挙げている。

「詐欺容疑での逮捕 」

2012年12月7日、ペニーオークションサイト「ワールドオークション」に関して、ポットによる自動入札によって参加者が落札できないようにし、手数料をだまし取ったとして詐欺容疑で初の逮捕者が出た]。この影響で、京都府警から事情聴衆を受けた「ほしのあき」]や、ピースの「綾部祐二」、「熊田曜子」らが虚偽の記述を書き込んだことを謝罪した(ほしのと熊田に関しては、「松金よう子」から依頼があったとされ、松金も京都府警に出向いて事情を説明している。その後、「永井大」、「東原亜紀」、「菜々緒」、「小森純」らも同様の書き込みがあったとして謝罪しており、同様の書き込みをしていた芸能人は20人以上に及ぶともされる[

なお、「ワールドオークション」のサイトも閉鎖されたネスモデルである。情や相談が急増している。景品表示法に抵触する恐れがある。

ペニーオークションで落札できない仕組みが初めから組み込まれていた!


 人気商品を格安で落札できるなどとうたったペニーオークション。「高額の手数料を支払ったのに落札できない」「サクラがいるようだ」といったトラブルが後を絶たないが、法適用が困難で取り締まりは難しいとされてきた。京都府警が7日、摘発に乗り出したことで、初めてペニーオークションの悪質なサイトに捜査のメスが入った。

 国民生活センターなどによると、ペニーオークションは一般的なオークションサイトと違い、オークション開始時の価格が0円など安く設定されている一方、入札の度に手数料が発生する仕組み。このため、落札できなくても手数料はかかることになり、返金もされない。
 手数料は「ポイント」「コイン」などと呼ばれ、入札1回の手数料は50~75円程度だが、   

入札を繰り返すうちに数万円を費やしてしまうケースが目立つという。同センターに寄せられたこの手数料をめぐるトラブルの相談件数は、ピーク時の平成22年度には前年度の17倍の388件にも上った。
 開始価格が0円だったオークションで、大阪府内の男性が電化製品を落札しようと50円の手数料で入札をすると、直後に高値が更新された。さらに入札をしても、すぐに高値がつく-という繰り返しで、落札できないまま5万5千円を支払ってしまったというニーオークション 「落札できぬ」「サクラいる」トラブル相次ぐ!


            教訓:”君子  危ふきに  近寄らず!”





ペニーオークションによるトラブルの例
 

 


 

 

1 件のコメント:

  1. はじめまして
    『松金ようこ』をgoogleにて画像検索したところ、私が撮影した画像があなたのブログ2012.12まで載せていただきましてありがとうございます。
    彼女はペニオクから発覚まで活躍は少ないのですが、只今、中国の新浪微博で頑張っていますので、あなたも応援してくださいね。

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