春の陽気に誘われて、最近はすぐ東に隣接する「琴ノ浦温山荘園」と同園内のある「和歌山県立自然博物館」を訪ねる機会が随分増えた。
というのも「温山荘園」の一部は無料開放されていてサクラの見どころにもなっているし、自然博物館は65歳以上者は証明になるもの持参で無料になる。勿論ご近所付き合いということで「顔パス」も効くが・・・最近TVや新聞等で珍しい生物が寄贈されて展示しているとの情報も飛び込んでくる!
そういうことで、園内を散策していたら高校時代の国語の恩師・久世正富先生が「琴ノ浦」を詠んだ句碑がいつの間にか「琴ノ浦温山荘園」内に移築されていたのを発見した。
この句碑は元々同園から黒江湾を回り込んだ5Km南西の和歌浦湾や琴ノ浦が眺望できる場所に建立されていたが「説明書き」によれば昨年夏に有志の手によって「琴ノ浦温山荘園」に移されたようだ。短歌の内容は琴ノ浦を詠んだ句であるから、やっと安住の地を得たという処か!
(以下クリックすれば拡大し見やすくなります)
久世正富先生は伊勢の皇學館大学を卒業、長年にわたり旧制中学校・新制高校の「国語(古文)」の教鞭をとられ、県下各高校の校長を務められるなど、県下教育界の重鎮でした。
一方、若い頃から短歌に親しまれ、短歌集や句碑それの県下小中高校の校歌の作詞をされるなで、県下に大きな足跡を残されました。わたしが海南高校在学中は国語(古文)を分かりやすく詳しくお教え頂いたことが、現在でもわが国の古典好きにつながっている。若い頃に受けた薫陶は歳を老いても生き続けるモノだと思う次第である。
☆ ☆ ☆
海南高等学校 校 歌
作詞 久世 正富
作曲 永井 幸次
風は緑に 大野ヶ原
希望果てなき 若き日の
睦ぶ集いに 香りも高き
文化の殿堂 真理の泉
幸ある我等 楽し学舎
誇れ我等の 海南高校
光満ちたる 大野ヶ原
燃ゆる若さの 輝きを
謳え朗らに 心も清し
自由の殿堂 平和の光
栄ある我等 床し此の校風
薫れ我等の 海南高校
黒江つつてん踊り あが家(あがえ)訪問 (県議会議員・雑賀光夫)
◯年◯月十九日あさ、海南市黒江の川端通りの「あが家」を訪問して、「つつてん踊り保存会」の方のお話を聞きました。 「雑賀が訪問する」と聞いて、小学校時代の恩師で保存会の顧問格の先生がわざわざきてくださ ったのには感激。 つつてん踊りは、享和三年飢饉の際、黒江の人たちを救おうと直訴した重根屋伊七の法要とし て盛んになったという。 重根屋伊七のことは、「海南郷土史」に久世正富先生が紹介しておられるのを、たまたま数日 前に読んでいたが、説明の途中で、やっと思い出したような次第。----------------------------------------------------------------------------------------------------------
・「和歌山県立自然博物館」・・・自宅から東へ約60mにある
同館の駐車場のすぐ西がわが家というヨシミで普段から親しくさせて頂いているが、この度は夫婦で訪ねたので同館の学芸課長さんがお相手をしてくれ、同館で開催するイベントのことでハナシが弾んだ。また、わたしのブログで同館のイベント紹介することも了解をもらい、お互い持ちつ持たれつの関係を保持してゆくことで同意した、というのも同館が屋上に設置している駐車場監視用のカメラが、幸か不幸かわが家も視界にはいっているので、防犯上ありがたいのだ。
そこで、今日訪ねたときの画像を貼り付けて置きたい。
上の2枚は大水槽・大きなモノはエイです |
光るクラゲ |
最近発見された恐竜の化石の一部・現在発掘継続中です |
庭石は実は巨大アンモナイトだった |
・オオウナギ、和歌山・海南で捕獲 県立自然博物館で公開
海南市下津町の加茂川で捕獲されたオオウナギ=同市船尾の自然博物館
県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているオオウナギが、海南市下津町の加茂川で捕獲され、寄贈された県立自然博物館(同市船尾)で18日から一般公開が始まった。
オオウナギは、体長約65センチ、重さ約640グラム。主に熱帯に生息し、ニホンウナギと違い、体にある黄色っぽい斑点が特徴という。
加茂川で土木工事をしていた海南市内の建設業者が2月20日、ウナギを見つけた。かった。
同館によると、これまで県内のオオウナギの生息域は印南町が北限とされてきた。楫善継(かじよしつぐ)学芸員は「オオウナギの生息分布を知る貴重な手がかり」と話す。
同館は、月曜休み(祝日の場合は次の平日が休館日)。入館料は大学生以上460円、高校生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同館(073・483・1777)へ。
オオウナギは、体長約65センチ、重さ約640グラム。主に熱帯に生息し、ニホンウナギと違い、体にある黄色っぽい斑点が特徴という。
加茂川で土木工事をしていた海南市内の建設業者が2月20日、ウナギを見つけた。かった。
同館によると、これまで県内のオオウナギの生息域は印南町が北限とされてきた。楫善継(かじよしつぐ)学芸員は「オオウナギの生息分布を知る貴重な手がかり」と話す。
同館は、月曜休み(祝日の場合は次の平日が休館日)。入館料は大学生以上460円、高校生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同館(073・483・1777)へ。
・「和歌山県立自然博物館」HP:アドレス:http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/
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外に近場で見過ごしていた新しい発見があるものだ!
下は博物館ベランダより西側の和歌山マリーナシティーを臨む!その下はわが家です!
博物館ホールから西へ約60mでわが家です |
以上
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