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2013年4月18日木曜日

地元湯浅町・重伝建保存地区で恒例の「ゆあさ行灯アート展」始まる!

 

 第7回「ゆあさ行灯アート展」が17日から21日まで5日間開催されます。

 

全国や外国からも作品応募あり、大変人気の高い、場所的には紀州の半ばで、1000年の古都湯浅の重伝建地区でのイベントです。

今年は全国から約500灯もの応募があり、重伝建保存地区に灯されたさまざまな「行灯」には、歴史ある落ち着いた雰囲気の伝統的建造物と相俟って、幻想的な異次元の世界へ誘われた感じさへ抱かせてくれます。

見物には家族連れやカップルが多く、町並の雰囲気にぴったりの上品さがあります。町の重要伝統的建造物群とともに一度は雰囲気を味わっていただきたいです

 

「ゆあさ行灯アート展」の詳細内容については、下記のアドレスにアクセスしてご覧下さい。さまざまな行灯が見られます!ぜひご覧になって下さい。

・和歌山県湯浅町 ゆあさ行灯アート展2013 :http://lepo.fool.jp/green/andon/

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このイベントに合わせてこんな集まりが・・・

湯浅さん、湯浅に集まれ~! 和歌山で21日「総会」

                   自宅を「湯浅ふるさと会」の本部として看板を掲げた湯浅俊会長
                     
 地元海南市の藤白神社近くに「鈴木屋敷」があり、ここが全国約200万の鈴木姓発祥の地として名高く、いままで数回にわたって「全国鈴木姓サミット」が開催され、「鈴木弁当」なる食事まで誕生しているが、今年も5月21~22日地元海南市で「第7回全国鈴木サミット&フォーラ」開催が予定され【会場】海南市保健福祉センター2階ホール
・平成25年5月21日(火)午後1時~4時【定員:150名】 【内容】受付開始(午後12時~)・歓迎式典(午後1時~)・パネルディスカッション・秋田鈴木家他(資料の展示)
・平成25年5月22日(水)午後1時~4時【定員:500名】 【内容】受付開始(午後12時~)・歓迎式典(午後1時~) ◆基調講演◆演題「スズキの海外進出」・スズキ株式会社会長兼社長・鈴木 修氏
と、同族の団結と街おこしに余念がないが、これにあやかった訳でもなかろうが、


湯浅町でも「ゆあさ行灯アート展」最終日の21日に、はじめて「湯浅姓」をもつ全国の湯浅さん集まれ!が開かれる!                                            

  全国の湯浅さん集まれ――。湯浅姓を持つ人らが集う「湯浅ふるさと会」の総会が21日、湯浅町の湯浅小学校で開かれる。全国に参加を呼びかけるのは今年が初めてという。総会では町内の歴史散策もあり、会長の湯浅俊さん(77)=同町湯浅=は「湯浅町に発祥した一族の盛衰の跡を見に来てほしい」と呼びかけている。

 湯浅会長によると、湯浅姓は全国に約1万2千世帯あるとみられる。会では総会への参加を呼びかけるため、電話帳で確認がとれた全国の約8千世帯の湯浅さんに、はがきを発送。北海道から九州まで155人が出席の回答を寄せた。なかには、車いすの利用者や病をおして駆けつける高齢者もいるという。

 湯浅姓は平安末期の1140年ごろ、湯浅の在地豪族、藤原宗重(むねしげ)が地名にちなんで名乗ったのが始まりとされる。鎌倉時代以降も山城の湯浅城を拠点に栄え、勢力は現在の和歌山市から田辺市まで及んだという。皇族の熊野詣ででは、道中の警護や宿泊の世話にあたった。

 だが、南北朝時代になると一族の大半が南朝方についたため、北朝の軍勢に攻め込まれ、海路で瀬戸内など全国に落ち延びた。このため、湯浅姓は現在でも、県内より徳島県や岡山県などに多いという。

 総会では、午前10時から郷土史に詳しい湯浅町教委の垣内貞(ただし)教育長が「湯浅姓の歴史」と題して講演。午後1時からは、開祖・宗重の孫にあたる明恵上人ゆかりの施無畏寺(せむいじ)や、曲輪(くるわ)や堀切などの跡が残る湯浅城跡をめぐる歴史散策ツアーが予定されている。

 湯浅会長は「総会を機に全国の湯浅さんと結束を強め、将来は湯浅姓の歴史資料館をつくり、湯浅城跡の史跡指定も目指したい」と夢を膨らませている。総会の参加費は5千円。湯浅姓以外の人でも参加できる。問い合わせは湯浅会長(0737・62・3306)へ。

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・湯浅町・重要伝統的建造物群保存地区

       
伝建地区

伝統的建造物群保存地区の概要

湯浅町北町

保存地区は旧市街地の北西に位置し、東西約400m、南北約280m、面積にして約6.3ヘクタールに及びます。

16世紀末期頃に開発されたといわれる北町、鍛冶町、中町、濱町を中心とする醤油醸造業が最も盛んであった一帯にあって、『通り』と『小路』で面的に広がる特徴的な地割と、醸造業関連の町家や土蔵を代表とする近世から近代にかけての伝統的な建造物がよく残されている地区です。

醤油醸造など商工業を中心に発展した湯浅の町並みは、その重厚な歴史的風致を今日によく伝えていることから我が国にとって価値が高いと評価され、平成18年(2006)12月19日に全国初の醤油の醸造町として、国の『重要伝統的建造物群保存地区』に選定されました。

(写真は北町区) 


住まいの特徴

町並みの現在

厨子(つし)二階と本瓦葺

厨子二階と本瓦葺

明治頃までは厨子二階と呼ばれる低い2階建で、2階部分は物置や使用人部屋でした。年代が新しくなるにつれて建ちが高くなり、やがて総二階となります。

屋根瓦は本瓦葺の伝統が大正期頃まで強く残っています。

虫籠窓(むしこまど)

虫籠窓

近世~近代初頭頃の建物の2階に見られる窓で、格子を漆喰で塗り籠めています。単純な四角形か木瓜(もっこう)型に分かれますが、周囲に額縁を施した重厚なものなど、様々なデザインがあります

幕板(まくいた)

幕板

庇の軒先に下げられている木製の板を幕板といいます。これは、雨水や霧状になった雨粒が屋内に吹き込むのを防ぐためのものです。降水量の多い地域ならではの意匠上のポイントでもあります。

格子(こうし)

格子

古くは、トオリニワ横のミセには取外し可能な高さ3尺程度の手摺状の格子、ミセオクの表には繊細な切子格子が建て込まれています。大正期以降になると長大な出格子が多く見られるようになります。

 

伝建地区内の施設

町並みの現在

岡正  (湯浅町湯浅37番地)

岡正

江戸末期頃に建築された町家で、『岡正(オカショウ)』という屋号の酒屋でした。現在は町並み散策の休憩案内所として改修しました。
・開館時間:午前10時~午後4時
・休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始

甚風呂  (湯浅町湯浅428番地)

甚風呂

幕末から昭和の終わりまで営業していた銭湯です。個性的な外観と建物内部を保存・復原し、古民具などを展示して歴史民俗資料館として公開しています。
・開館時間:午前10時~午後4時(平日正午から1時まで閉館)
・休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始

北町ふれあいギャラリー  (湯浅町湯浅47番地の6)

北町ふれあいギャラリー

空き家となっていた明治時代の建物を、町並み散策の休憩所を兼ねたギャラリーとして活用しています。絵画、写真、陶芸、手芸などの作品を月替わりで展示しています。
・午前9時~午後5時
・休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始

北の町老人憩の家  (湯浅町湯浅709番地の2)

北の町老人憩の家

平成22年度に土蔵のような外観に建替えて、地元住民や来訪者の方々に幅広く活用してもらうための多目的スペースやトイレなどを整備しました。また、耐震性の防火水槽や防災資機材の収納庫を備え、災害時には一時避難所として利用できます。

伝建地区来訪者駐車場

伝建地区来訪の際には、こちらの駐車場か湯浅駅前駐車場をご利用ください。(北の町老人憩の家となり)駐車台数:6台
                                                           以上

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