「春に三日の晴れ間なし」とは、よく云ったモノで、10日ほど保った満開のサクラも、6.7日と続いた爆弾低気圧の悪天候で終うてしもうた。
今年は3月18日、紀三井寺本堂前の標本木で、和歌山地方のソメイヨシノ開花宣言が出ました。これは、昨年の開花日(3月30日)より12日早い。平年の開花日(3月26日)より8日早い)そして26日には、満開宣言がでました。
最近は写真俳句が一つの流行で、写真にそえて一句添えることで、そのときの記憶が鮮明に蘇ります。わたしもこれを真似て、
”春嵐や 桜終うて 花筏” しげやん
和歌山城、紀三井寺のお堀端や池などには、春風に吹雪いた花びらが水面に浮かび、風に吹き寄せられて縞模様をつくり、流されるさまは絵になります。これは京都の友禅染の織りなす模様にも喩えられましょう!
”さくら花 落ちて友禅の 模様付け” しげやん
今年の桜の名残として、和歌山城のお堀端と紀三井寺本堂前の池に浮かんだ「花筏」の画像を紹介して、今年のサクラ便りを終えることとします。
(和歌山城のお堀端の「花筏」)
(紀三井寺・本堂前の池の「花筏」)
以上
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