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2013年4月7日日曜日

今年の桜、あぁ無情 ! ”春嵐や 桜終うて 花筏” 

「春に三日の晴れ間なし」とは、よく云ったモノで、10日ほど保った満開のサクラも、6.7日と続いた爆弾低気圧の悪天候で終うてしもうた。


今年は3月18日、紀三井寺本堂前の標本木で、和歌山地方のソメイヨシノ開花宣言が出ました。これは、昨年の開花日(3月30日)より12日早い。平年の開花日(3月26日)より8日早い)そして26日には、満開宣言がでました。

 最近は写真俳句が一つの流行で、写真にそえて一句添えることで、そのときの記憶が鮮明に蘇ります。わたしもこれを真似て、


     ”春嵐や 桜終うて 花筏”      しげやん


和歌山城、紀三井寺のお堀端や池などには、春風に吹雪いた花びらが水面に浮かび、風に吹き寄せられて縞模様をつくり、流されるさまは絵になります。これは京都の友禅染の織りなす模様にも喩えられましょう

     ”さくら花  落ちて友禅の  模様付け”   しげやん


今年の桜の名残として、和歌山城のお堀端と紀三井寺本堂前の池に浮かんだ「花筏」の画像を紹介して、今年のサクラ便りを終えることとします。

               
               (和歌山城のお堀端の「花筏」)

 
(紀三井寺・本堂前の池の「花筏」)



                                                   以上

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