おお寒・こ寒、空へ竜巻舞い上がり天からミゾレが降ってきた！

　　昨１４日は県下全般で天気が大荒れ、午前９時４０分ごろ、和歌山県有田市沖の海上で、竜巻とみられる突風が発生。内陸に向かって進み１０分足らずで消え去ったが、何人もの人達がこれを目撃している。

　和歌山県警などによると、これまでに家屋の被害やけが人などの報告は入っていないという。 大阪管区気象台によると、有田市沖に発生した雨雲と、上空約５５００メートルにマイナス２４度の寒気が流れ込んだことにより、大気が不安定になって発生したとみられる。　竜巻が発生しやすい気象条件が続いているようだ。また、南隣の醤油製造で有名な湯浅町ではミゾレが降るなど県下全般に寒風が吹きすさぶ大荒れ天気。まだまだ冷たくなるそうな予報です！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（海は・・・）

湯浅湾沖で観察された竜巻

　　県下で最も高い所を走る高野・龍神スカイラインはご覧の雪で視界不良、先日案内した高野山「蛇腹道」の紅葉見物客も  冷えた身体をすくめての見物、予期せぬ寒波襲来に身も凍り付く。天気予報によれば今週金曜日にかけて冷え込みが厳しくなるそうだから、身も心も防寒対策が必要、そこへ昨十四日突然解散風が 吹いたから、これから年末に向かって世相も政局も、先が見えない不透明さ。こんな時には慎重に見える範囲に足を運ぶにしくはない。どなたも慎重におみ足をお運びくだされ！

高野龍神スカイラインは雪  （ｗbs和歌山放送・１１／１４より）

　今シーズンいちばんの寒気が流れ込んだ14日、高野龍神スカイラインは断続的に雪が降り、積雪と凍結のため、全線が今シーズン初めのチェーン規制となりました。　　　　　　　　　　　　　　　『山は・・・』

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　積雪の高野龍神スカイライン

紅葉に積もった雪（高野龍神スカイラインで）

 

きのう日中、スカイラインの高野山側は、9キロ付近までは、鮮やかに色づいた紅葉の中のドライブとなりますが、その後、路肩や木々に少しずつ雪が見えはじめ、紅葉に雪というこの時期だけの景色が現れます。しかし、10キロ地点をすぎるあたりからは、景色が真冬のような白一色に変わり、路面の積雪に加え、断続的に降る粉雪や靄（もや）で見通しも悪く、ノーマルタイヤでは走行が困難となり、引き返す車が相次ぎました。

一方、高野山でも、きょうは時おり、雪混じりの冷たい雨や細かいあられが降る寒い一日となり、観光バスやマイカーなどで訪れた観光客や参拝客は、傘をさし、寒さに震えながら、今が盛りの紅葉を眺めたり、写真を撮るなど楽しんでいました。

あすはさらに厳しい冷え込みが予想され、時雨模様の天気が続けば、今が盛りの紅葉は終盤となり、山は冬の装いへと姿を変えます。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉を見物する観光客たち（高野山、蛇腹道）

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｗｂｓ和歌山放送１１月14日ニュースより）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上