「たま」は過去にも度々映画化されてきた。例えば昨年はフランスの女流監督により『ネコを探して』(仏題:La voie du chat)に、日本の猫および職業を持った猫として出演した。
NHKでも「アナログテレビ放送終了予告」のキャスター役に起用されたり、スポット的なTV出演は数多い。DVDや絵本としても発売され、日本一有名なネコと、人間さまより働き手で、和歌山電鉄では常務取締役執行役員とNo.3の立場にあり、和歌山県からも多数の観光客を誘致した功績により爵位を授与され、さらに観光招き猫大明神の神号を与えられた。
では、本題に入り、その記事を紹介のあと、「たま電車」の内外の写真、絵本などの紹介もこの機会にしておこう。
◎「たま駅長」、米のCATV局が取材
アメリカの動物専門ケーブルテレビ局の取材を受ける「たま駅長」
と小嶋光信社長(25日、和歌山電鉄貴志駅で)
和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)の三毛猫の駅長「たま」が25日、米国の動物専門CATV局「アニマルプラネット」の取材を受けた。
猫専門番組「Must Love Cats」の日本編に取り上げられた。進行役のジョン・フルトンさんが、「たま」の絵が描かれた電車に乗って駅に着くと、たまは小嶋光信・同電鉄社長に抱かれて登場した。
「たま駅長の人気ぶりは」の質問に、小嶋社長が「乗客が15%以上増え、ミラクルな猫です」と回答。でも、たまは恥ずかしがったのか、すぐにカメラの前から逃げてしまい、少し離れた所で取材を見守っていた。
「たまミュージアム貴志駅」 |
貴志駅内「たまカフェ」 |
盛装した「たま駅長」 |
「たま駅長」&「たま電車」 |
「たま電車」の「たま」の絵拡大図 |
「たま電車車内アラカルト」 |
「たま電車」車内風景 |
「たま駅長」の絵本宣伝ポスター |
「たま」が電車になる(「たま電」) |
きゃぁ!久びさの「タマゲタ」ならぬ「たま」ネタ、うれしいです。早速参上仕りました。
返信削除かわいいです!
日本ネコは、その独特の風情から漱石や朔太郎などに愛され、永遠の命を与えられていますね。たま様もその一匹になりつつありますね。
ここまでローカル線を盛り上げられた小嶋社長の手腕もたいしたものです。ぜひ、三陸鉄道の再建にもお力をいただきたいものです。
和歌山出身の南方熊楠も、筋金入りの猫好きだった。
返信削除彼と猫にはこんなエピソードが沢山残されている。
海外留学中は、米国・フロリダで雪の中で見つけた子猫を助けようとし、英国・ロンドンでは貧しさから布団を売り払い、代わりに猫を抱いて寝たという。
帰国して1904(明治37)年に移り住んだ田辺市でも、牛肉やマタタビを与えて優遇する一方、粘菌をナメクジから守る研究パートナーとしていたらしい。
1906年、40歳の熊楠は闘鶏神社宮司の四女、田村松枝と結婚するが、婚約後に丸々と太った灰猫を抱えて田村家を訪れる。目的は「猫に行水させて欲しい」という驚きの依頼だった。松枝たち姉妹が大騒ぎで猫を洗うと、灰猫は白黒はっきりしたぶち猫に変身。大喜びの熊楠は、その後も虎猫や三毛猫を連れてきては行水を頼んだという逸話が残る。
粘菌やキノコの美しい彩色図を描いた熊楠は、かわいらしい猫のスケッチも残している。
南方植物研究所を自宅に設立するために広く寄付を募った際、猫を描いて贈ったら多額の寄付がもらえたため、白黒のぶち猫は特に「福猫」として可愛がった。
1925年1月23日付の手紙には、囲炉裏端で布団をかぶり、丸くなっているぶち猫が描かれている。
添え書きには「寒のいり/猫もマントを/ほしげなり」。熊楠も一緒に丸くなっていたのだろうか。
「愛玩動物」「外国人」と聞くと、ついつい太地町にて環境テロ活動を続ける某動物愛誤団体を想像してしまいまする><
返信削除決して歪んだ報道には使われぬ事を、切に願うて止み申さん。
シーシェパードの連中の非人間的な差別行動を目の当たりにして参ったゆえ、どうもそれがしも人を疑うひん曲がった根性を持ってしまうたのじゃろうか...恥ずかしき事じゃ><
モノノフ殿
返信削除ドキュメンタリー映画『コーヴ』はイルカ愛護のごく狭い範囲からの視点でそれに拘るあまりに、イルカやクジラを捕獲する国や地域において、共通する地理的条件、歴史、経済、文化等があるにもかかわらず、それらを全く無視し、これらのことには何一つ触れられていません。
現在、世界人口のかなりの割合が肉を食していますが、そのためには、例えば、大切に育てた家畜の命を絶たねばなりません。その際、その命を奪う行為としてと殺を行います。
動物のと殺は通常、人目に触れないよう配慮されていますが、映画『ザ・コーヴ』は、こういった配慮に反してイルカのと殺現場を隠し撮りし、命が奪われていく所をセンセーショナルに映し出しています。 そんな隠し撮りを悪びれることもなく、むしろそのテクニックを誇らしげにストーリーに組み込んでいます。
この映画はイルカを捕獲、殺すことをまるで殺人でも侵すが如く血を流すことを見せることで大衆を煽動しているとしか云いようがない映画に過ぎず、許しがたい行為です。