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2011年10月8日土曜日

8日・海南市の町並み保存グループ「黒江・温故知新の会」のガイドの紹介

  去る4日には、「黒江街おこし活動」に{黒いスイーツ」開発・販売を通して熱心に取り組まれている20人のボランティアグループ「黒江ぬりもの館」KRE20のことを紹介したが、今回は同じく街おこしに関わる「黒江・温故知新の会」活動の一端を紹介させて頂く。この会は下記に掲載する・「くろえの町」歩きガイド・「黒江のまち」歴史ガイドを発行し、”黒江の街を歩こう会”を開催、メンバーを募ったり、「街おこし」を研究されている大学の先生を招いてシンポジュームを開催したり、雅楽演奏会を企画したりと方向としては「町並み保存」に重きをおいた活動を展開されているようである。

そこで、会の事務局長をつとめる池原庸夫氏(わたしには甥にあたる)が2011年3月16日ニュース和歌山の「ウオーキング・レシピ 春の和歌山 フルコース」の中で一文と同会発行のガイドを寄稿しているので、それを使って「黒江の街」を散策してみたい。              
       (クリックすれば画面が拡大し読みやすくなります)
(ガイドは黒江・温故知新の会・発行、ニュース和歌山に掲載されています)

の尾崎邸(国の登録有形文化財指定)は、わたしが生まれ、少年時代を過ごした家です。
 
(以上はニュース和歌山2011.3.16発行の”ウオーキングレシピ・春の和歌山 桜フルコース中の「黒江・温故知新の会」池原庸夫氏の部分を転載しました)
クリックで拡大します字を大きくしてお読み下さい     おわり)

2 件のコメント:

  1. 先日いいなあと思うものを見つけて、製造元をみると海南市の会社でした。
    ゼンミという会社で、「まいどりっぷ」という簡易コーヒードリッパーで、旅先で便利に使っています。
    この会社の沿革を見ると、もともと海南和傘原料株式会社だったそうです。
    なるほどと思いました。
    女性の社長さんみたいです。
    こんな会社が増えるといいですね。
    http://www.zenmi.com/

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  2. megさん
    旧海南市は1934.5月黒江・日方・内海の3町と大野中村が
    合併して市制を敷きました。その数ヶ月後にわたしが生ま
    れました。いわゆる石原裕次郎世代です。
    黒江は漆器・日方は繁華街と商店街・内海は和傘製造が主
    産業でした。このうち和傘の製造はスッカリ姿を消しました
    安いビニール傘にとって代わられたのです。
    大野から高野山にかけての通称野上谷という処は、棕櫚の
    産地でした。シュロの束子や箒を造っていましたが、原料
    が化学材料のナイロンやプラスチックに代わり、また炊事、
    洗濯・トイレ・風呂など水回り品になり盛んになり、全国
    シェアー80%と中小百余りの業者が営業しています。
    そういうことで海南市に併合した野上地区や和傘製造の
    内海地区がこれらの業種になりました。大手業者は全国
    ブランドにもなっています。
    ゼンミは戦後設立ですが、衰退した和傘製造からアンネと
    同じく女性用ナプキンからいまはお茶やコーヒー等のフイ
    ルター等に特化して名前を知られています。この旧内海
    地区には中野という姓が多く酒造業やいろんな分野の
    仕事をしています。
    11月に入ると5.6日に「黒江」は「漆器祭」、日方・大野
    は「家具木工品」「日用家庭用品」の売り出し祭が併行
    して開催され、大いに賑わいます。生き残りのため新しい
    アイデアを出した新製品開発に熱心です。

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