そこで、会の事務局長をつとめる池原庸夫氏(わたしには甥にあたる)が2011年3月16日ニュース和歌山の「ウオーキング・レシピ 春の和歌山 桜フルコース」の中で一文と同会発行のガイドを寄稿しているので、それを使って「黒江の街」を散策してみたい。
(クリックすれば画面が拡大し読みやすくなります)
(ガイドは黒江・温故知新の会・発行、ニュース和歌山に掲載されています)
④の尾崎邸(国の登録有形文化財指定)は、わたしが生まれ、少年時代を過ごした家です。
(以上はニュース和歌山2011.3.16発行の”ウオーキングレシピ・春の和歌山 桜フルコース中の「黒江・温故知新の会」池原庸夫氏の部分を転載しました)
(クリックで拡大します字を大きくしてお読み下さい おわり)
先日いいなあと思うものを見つけて、製造元をみると海南市の会社でした。
返信削除ゼンミという会社で、「まいどりっぷ」という簡易コーヒードリッパーで、旅先で便利に使っています。
この会社の沿革を見ると、もともと海南和傘原料株式会社だったそうです。
なるほどと思いました。
女性の社長さんみたいです。
こんな会社が増えるといいですね。
http://www.zenmi.com/
megさん
返信削除旧海南市は1934.5月黒江・日方・内海の3町と大野中村が
合併して市制を敷きました。その数ヶ月後にわたしが生ま
れました。いわゆる石原裕次郎世代です。
黒江は漆器・日方は繁華街と商店街・内海は和傘製造が主
産業でした。このうち和傘の製造はスッカリ姿を消しました
安いビニール傘にとって代わられたのです。
大野から高野山にかけての通称野上谷という処は、棕櫚の
産地でした。シュロの束子や箒を造っていましたが、原料
が化学材料のナイロンやプラスチックに代わり、また炊事、
洗濯・トイレ・風呂など水回り品になり盛んになり、全国
シェアー80%と中小百余りの業者が営業しています。
そういうことで海南市に併合した野上地区や和傘製造の
内海地区がこれらの業種になりました。大手業者は全国
ブランドにもなっています。
ゼンミは戦後設立ですが、衰退した和傘製造からアンネと
同じく女性用ナプキンからいまはお茶やコーヒー等のフイ
ルター等に特化して名前を知られています。この旧内海
地区には中野という姓が多く酒造業やいろんな分野の
仕事をしています。
11月に入ると5.6日に「黒江」は「漆器祭」、日方・大野
は「家具木工品」「日用家庭用品」の売り出し祭が併行
して開催され、大いに賑わいます。生き残りのため新しい
アイデアを出した新製品開発に熱心です。