ショーウインドウに飾られたヒナ人形達 |
地元みなべ梅林の開花 |
;白川郷の雪景色#0b5394;"> |
(如月の謂れ)
・旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」
・草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
・陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」
他に梅見月(むめみつき)、木目月(このめつき)等の別名もある
”夜明け前が最も暗い”というが、
一年中で最も寒いのはこの月の上旬であろう。 とは云いつつも春に向けての準備が着々と進んでいる。梅の開花もアチラコチラで聞かれる時期になり季節的には「梅だより」も聞かれる頃となってきたのである。
これらを受けて、地元海南市では「町おこし」をかけて、2月1日から「第一回紀州海南ひなめぐり」を開催、市内3箇所のポイントで地場産業の漆器や家庭用日用品で造った「ひな人形」を飾るほか、会場周辺に連なる通りの各家の軒先や店頭には「ひな」を飾るなどの工夫がなされるそうである。
地元海南市を代表する伝統工芸品の「紀州雛」や雛人形などが海南駅や商店街などを飾る「紀州海南ひなめぐり」が、今日2月1日から海南市で開かれます。
『雛人形が出迎え、紀州海南ひなめぐり!』 (TV和歌山ニュースより)
いずれも近場なので、暖かい日に散策がてらにルポする予定ですが、とりあえず主催者側のPR資料を拝借して掲載することにしました。
「紀州海南ひなめぐり」案内ポスター |
これは、紀州漆器の漆塗りや蒔絵などの技法を使って作られる伝統工芸品「紀州雛」を活用して、海南市を元気にしようと、市民らでつくる「紀州海南ひなめぐり実行委員会」がことし(23年)初めて開くものです。
「紀州海南ひなめぐり」は、2月1日から3月3日まで、海南市のJR海南駅と海南駅前商店街、そして黒江の川端通りの3カ所で開かれ、およそ1800体の雛人形が市内を飾ります。
JR海南駅では、高さ2.5m、幅8mの巨大なひな壇におよそ500体の雛人形が飾られるほか、海南駅前商店街では、各商店のショーウィンドウに雛人形が並びます。
また、海南の地場産業であるタワシやほうき、スポンジなど日用品を使った雛人形も飾られます。
棕櫚で拵えたひな人形 |
折り紙で折ったひな人形 |
一方、紀州漆器で有名な海南市黒江の川端通りでは、漆塗りの雛人形「黒江雛」などが飾られます。
黒江公民館の飾り雛段 |
黒江ぬりもの館 |
うるわし館 |
黒江ぬりもの館 |
準備を進める中で展示用のひな人形の寄付を募ったところ、県内外から約1200体が寄せられた。「目標の500体をはるかに超えました」と笑顔を見せる実行委員長の東美智さん。3つの会場を回ると約3キロで、各エリアをつなぐ道沿いには「つるしびな」を〝道先案内人〟として設置する。東さんは「全てが見どころ。寒い季節ですが、ぜひ歩いて楽しんでほしい」と話している。
(開催内容)・「第1回紀州海南ひなめぐり」開催のご案内
・ 開催期間・ 平成23年2月1日(火)~平成23年3月3日(木)10時~16時
・「紀州海南ひなめぐり」イベント案内
また、期間中の土日のみ、午前10時と午後1時半の2回、語り部による案内ツアーを実施。1000円。希望者は開催日の3日前までに市物産観光センター(同484・2326)へ申し込みのこと。
紀州海南ひなめぐりは、3つのゾーンで皆さまをお待ちしております。
(1)海南駅ゾーン・・・海南駅の改札口を抜ければ、何と!約500体のお雛さまとご対面! 家庭用品(スポンジ)で製作した大きなお雛さまアートも展示します。
(2)商店街ゾーン・・・開催期間中、海南駅前商店街は、ひなまつりムード1色に!気分はお姫さま? 商店街各店舗で、色々なお雛さまを展示します。タワシのお雛さまも登場!?(3)漆器町ゾーン・・・ 古い街並みを残す黒江町。メイン会場のうるわし館では、ビッグ雛がお出迎 え。紀州漆器の代表的技術「蒔絵」体験で、お雛さまの絵を描いてみれば、あなたも職人!?
3つのゾーンを繋ぐ街道沿いでは、家々の軒先に吊るされている「吊るし雛」が道先案内 人として行程を教えてくれます。他にも、街道沿いには見どころたく さん! ここたいをしやるいたらおもしゃいでぇ!(この辺りを歩き回ると面白い よ!)
【実施主体・紀州海南ひなめぐり実行委員会】お問合せ:080-3840-0740)
実行委は、昨年、まちづくりに関する研修を受けたメンバーを中心に50代から70代まで10人で構成。紀州漆器の技法で作る紀州雛や、県推奨の地域ブランド「プレミア和歌山」に選ばれている雛みかんを通し、海南を発信しようと準備を進めている。紀州雛はもちろん、全国シェア8割を誇る日用家庭用品も同市の主要産業であることから、たわし、ほうき、スポンジを雛人形に見立てて展示する。各ゾーンをつなぐ道沿いの家々に「吊るし雛」を設置し、市内を散策してもらう計画だ。
実行委員の企画会議 |
実行委員長の東美智さんは「蒔絵体験や折り紙でお雛様を作る教室も予定しています。
市外の人はもちろんですが、地元の人にまちを歩いてもらい、海南の良さを再発見してもらいたい」「それぞれ飾っている雛人形が違うので、すべてをまわって、楽しんでもらいたい。そして、海南の街並みも満喫して欲しい。」と来場を呼びかけています。 ◇ ◇
いまのご時世息がつまるような閉塞感が漂うなか、政府にばかリ頼っていても「出るはため息ばかりなり」せめて自分たちで出来ることはないだろうか?
これらの熱い想いと郷土を愛する心をもつ仲間が、自分達ができることからがこの試みになったのだそうだ。
しばらくは、試行錯誤が続こうが自分達の足で一歩でも前に進んで欲しい。
千里の途も最初の一歩から、継続しながら成長を遂げて欲しい。温故創新!!!
地元の一員として、郷土を愛し、郷土に誇りをもって・・・祈る 成功を!!!
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こんばんは♪
返信削除わたしの「ご幼少の砌」は、あまり遊べるものもなく、お雛様を飾ってもらえると、ずいぶんうれしいものでした。
「♪灯りをつけましょ雪洞に、花をあげましょ、桃の花」を地で行った、うれしさを味わいました貧乏人の子沢山、でしたが、母がお嫁に来るときに持たせてもらった5段飾りのお雛様は、子ども心に、そのきらびやかさとともに長く心にのこったものでした。今の子供は、こういう豊かさを味わうことは少なくなったんでしょうね、ざんねんです。
明日は節分、そしてもうすぐお雛様ですね。
返信削除1800体の雛人形が並ぶと壮観でしょう!
夜になったらおしゃべりしてるかもしれません。
春が近づいてきましたね♪
EYASUKOさん
返信削除灯りをつけましょ 雪洞に・・・♫ という童謡があります
が、幸か不幸か兄弟には男3人、妹1人ですので、ひな祭
りには余り縁が薄かったです。
この試み地元で初めての試みですが、海南の特産品のうち
黒江の漆器、野上のシュロ製品、日用品がコラボで共演する
ことは今までなかったのです。
それが今回は予想以上に大々的に立派に開催できた様子で
NHKでも取り上げて放送していました。
5km以内に催されている3箇所が収まりますので週末に
でもルポに出かける積りです。春を呼びこんで呉そうです。
MEGさん
返信削除予想以上に盛会に催されたそうです。
案ずるよりも産むがやすし、と云われますが、地元の漆器と
日用品の業界がコラボでお互い協力しあい地域を盛り上げて
行こうとした熱意が実を結んだとも言えそうです。
週末3箇所を回って実際に自分の目に収めたく思っています
待たれる春です!そうなると地元の加太淡島神社の「雛流し」神事がこれまた全国的に有名です。