しかし、高機能携帯電話は年齢相応であまり外出しないわたしにとって、値段:効果の面から、どういうのが相応しいか、インターネットを駆使して「電子書籍を読む手段」を中心に」検索を掛けてみた。
そうしたところ、S電機の携帯電話に「ガラパゴス」というのか出てきた。ガラパゴスとはどこかで聞いた名前だと、そこで思い出したのが「動物の進化が止まった数億年前の動物が生き残っている絶海の孤島」ではと、ふと思い出した。
シャープ電機製・携帯電話「ガラパゴス」 |
そうしていたら、ネット・サーフィンで「ガラパゴス」なる記事があり、そこにはこんなことが話題に採り上げられていた。ネーミングした、当のS電機側のコメントは未だ接しないが、エクアドル政府に「名誉毀損」で訴えられはしないかと思った次第である。
かくなるわたしも断りもなく、他所から情報をお借りすることもあり、最近では極力先にお許しを得るよう心してはいるが、さて、その話題というのは下記に書きます。
『ガラパゴス諸島(世界遺産)』
世界遺産「ガラパゴス諸島」 |
チャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海で訪れたことは有名である。
ダーウィンは航海の後半、1835年9月15日から10月20日まで滞在した。
その間ビーグル号は初めて諸島の地理調査を精密に行った。
当時の記録は、彼の『ビーグル号航海記』で読むことが出来る。英名チャサム、チャールズ、オーグマール、ジェームズなどの島々で観察した動物相は、南米での調査の経験と共に、進化論のヒントとなった。航海でもっとも印象に残ったことの一つとして、ガラパゴス諸島の動植物が南米のものによく似ていることを挙げている。そして諸島滞在時には気づいていなかったが、イギリスに帰国後、生物の種とは当時信じられていたように不変な物ではなく、変化しうるのではないかと考えるようになった。島には彼を記念した研究所「チャールズ・ダーウィン研究所」が1964年に開設され、現在でも、野生生物の保護・調査に当たっている。
また、このような経過から、特異な生物相を持つ島嶼のことを「○○のガラパゴス」と呼ぶことがある。日本では琉球列島や小笠原諸島がそう呼ばれるが、琉球列島はかつて大陸や日本列島と陸続きで、そこから侵入した生物相が元になっている点、海洋島へ漂着した生物を起源とするガラパゴスのそれとは性格が異なる。したがって、その意味では小笠原をこう呼ぶ方が理にかなっていると言える。
よく知られた動物種
各大陸とは隔絶された独自の進化を遂げた固有種が多く存在する。天敵になるような大型の陸棲哺乳類が存在しない。
・ガラパゴスゾウガメ - 大型のリクガメ。甲羅がドーム型のものと鞍型のものに
ガラパゴスゾウガメ |
・ガラパゴスペンギン - 世界で3番目に小さく、唯一の熱帯性種であるペンギン。フンボルト海流から流れる魚類を餌にしているが、近年のエルニーニョ現象により餌が減り、個体数も減少した。
・ガラパゴスリクイグアナ - サンタフェ島にはConolophus pallidusが、その他の島にはConolophus subcristatusが生息していたが、既に絶滅した島もある。主にウチワサボテンを食べるが、移入されたヤギによって食料が奪われ、存続が危ぶまれている。
・ウミイグアナ - 海岸に生息し、海草などを食べる。
ガラパゴスウミイグアナ |
・ガラパゴスアシカ
・ガラパゴスオットセイ
その他の鳥類はガラパゴス諸島の野鳥一覧を参照されたい。
◇ ◇
ガラパゴスの人たちが「ガラパゴス携帯」に怒ってるらしい!(02月16日)
2011年2月16日の朝日新聞朝刊「ザ・コラム」に、同紙ニューヨーク支局長の山中季宏氏のコラムが出ている。「ガラパゴスで携帯をみた」というタイトル。
エクアドルのガラパゴス島諸島にわざわざガラパゴス携帯電話を探しに行ったらしい。
ネタとしては面白いのだが、まあなんというか、野次馬根性がお強いお方とお見受けする。
コラムによると、島最大の携帯電話ショップで調べたら、韓国のサムスンやLGが強いらしい。で、ノキアや華為技術がこれを追う、と。日本のはソニーエリクソン製が1台だけだった由。家電製品も総じて韓国勢が強いようで、要するに日本の電気・電子製品はすっかり影が薄くなってしまった、ということのようだ。
考えて見れば、これは他の国でも割と似た状況だから、それほど違和感のある話ではない。というかあらかじめ予想がつく。ところがこの後がどうもあんまりよろしくない。山中氏、地元の市長さんにわざわざ会いにって、日本で「ガラパゴス」がどのような意味で使われてるかとか、シャープの「ガラパゴス」が話題だとかいう話について「ご注進」よろしく一席ぶったらしい。案の定市長さんは激怒して、こう言われたとか。
「ナンセンスな商品名だ。日本製品を断りもなくガラパゴスと呼んでほしくない。潔く日本の国名を冠してハポン携帯とかハポネス端末と改名してもらいたい」
山中氏、さらにごていねいに、一般の方々にも「ガラパゴス」について質問して回って、あちこちで気分を悪くさせたようだ。市長さんは、エクアドルの駐日大使に知らせて日本政府に抗議させる、といきまいたそうだから、そのうち本当にそういう話になるかもしれない。昔トルコに関連して似たような話があったなあ、などと思い出したりする。コラムは「万々一、ガラパゴス議会が日本の流行語を非難決議したり、駐日エクアドル大使からシャープに抗議文が届いたりしたら、それはたぶん私のせいだと思う。あらかじめおわびします」と締めくくっているが、いわゆるガラケーはともかく、商品名として「ガラパゴス」を採用したシャープにとっては、下手したらしゃれじゃすまない話だろう。
もちろん「ガラパゴス」を使い始めたのは山中氏じゃないし(加野瀬さんによると、概ね2006年ごろからいわれ始めたらしい。当初から携帯電話が主な対象であったことがわかる)、山中氏が言わなくても早晩伝わることになったんだろう。エクアドルの方々が怒ったからといって、すぐに何かしなきゃいけないという話でもないかもしれない。だからこれでどうこう言うつもりはないが、わざわざ市長にまでというのは、ちょっと個人的な酔狂のレベルを超えているという気もする。なんでまたいったいこんなことを、といわれてもしかたないかな。若干だが「プチ炎上」の予感もしたりして。
というわけなので、空気を読むのが得意な日本人としては、これからは「ハポン携帯」、略して「ハポケー」とでも呼ぶといいんじゃないかな。というか「ジャパケー」でいいか。仮に彼らに気を使うとかそういうんじゃないにしても、自虐っぽい感じがするし。そもそも「ガラパゴス」に込められた「閉鎖環境での独自の進化」っていうのは、日本にも概ねあてはまる話じゃないか。カレーライスだって今や「日式暑H哩」になってるわけだし。シャープの皆様には、・・・「パルゴ」の先例にならって、「カラパゴス」なんてのはどうだろうか・・・。
まあ、「ガラパゴス」には当然ながらもう1つ、「小さい」というニュアンスがあるわけで、大きくなれば誰もそうは呼ばなくなるだろう。世界一になれば、そうだな、「アメリカ」とでも呼ばれるんだろうか。というわけで、日本の携帯電話メーカーの方々には、「アメケー」と呼ばれる日がくるように、ぜひ奮起していただきたい。・・・。
電子書籍を読むなら、専用端末がいいのでしょうか?
返信削除キンドル?iPad?
私は単行本を図書館で借りて読むのが好きです♪
活字や紙の質、表装なども楽しみの一つですよね。
しげやんさんの、ご利用の感想を聞いて、電子書籍も考えてみようかなあ。
昨日も、村田さんの本を3冊借りてきました。
megさん
返信削除文庫本の字を読むのが苦痛に成ってきました。さりとて
ハードカバーの本もどうなのかなぁと迷うております。
定年になったとき何か記念にとソニーの電子百科事典を
数万円で買いましたが、いまはネット検索の方が便利で
情報量が豊富で、しかも最新の情報が手安く手に入ります。そんなことで電子辞典10年以上全然使用してません。
そのうえ、電子の技術は凄いスピードで進化をとげている
ため、買うにしてももう少し後だと心得て居ます。
やはり、紙のほんのページを捲るのが楽しいです。
紙にも愛着あります。
私は本当に目が悪いので
返信削除電子書籍は厳しいです。
ネットで
あそぶのも
最近面倒になってます。
どんなに端末が進化しても
人間の昨日はそうそう
進化しないので
よたよたです。
本好きには
電子書籍は習慣からいって
まだ物足りないです。
でもまあ慣れなんでしょう。
さまざまな端末
本当に生存競争も激しいし
進化の過程ですし
まだ買うには早いかなって
毎回思ってると
その商品が消えてなくなってますね
ばっちゃんさん
返信削除21日のお訪ね頂いていたのですか?
どう言う訳かPCの調子が悪くて、REコメントを記入した
のが、消えてしまったりしましたが、今朝スパムメールに
なっていたのを発見し、こちらへ戻し、只今REコメントを
書いて始末です。大きな口を叩いてご免なさい。スパム・
メールになってたのを見つけるの1.2日早かったらと悔
やんでおります。
本好きには蔵書することが一つの愉しみでもありますが、
この歳になると、目が悪くなくとも文庫本は読めなくな
ってきています。
ばっちゃんさんは、お仕事ガラPC作業が殆どでしょうから
目には堪えますね!お大事に・・・!