新暦でいえば「節分」、一方旧暦では「正月元旦」に当たりました。
したがって、開催された行事はこの新暦、旧暦の日により、それぞれ趣を異にするものとなりました。
そこで、今回は昨3日の新旧両方の行事の代表選手に登場願い、画面を構成することにしました。なにとぞ、ご了承下さい。
(新・「節分」)
今年の恵方は「南南東」、わたしの家からだと、南南東は和歌山マリーナ・シティーでスターライト・イルージョンで花火が打ち上げられる場所に当たります。
歌舞伎/梅幸「豆まきの図」 |
「花火」が打ち上げられればよかったのになぁ~!という感想でした。 地元海南市では「紀州海南ひなめぐり」という3月3日「ひな祭り」に先駆けたイベントが去る1日から開催中、したがって季節的には新暦では1ヶ月、旧暦では2ヶ月も先行する催しですが、大好評で盛り上がっているとか、わたしも週末にはぜひ見学に行こうと思っています。
その一方で、「大阪・海遊館(水族館)の人気者「ラッコ」は特製の恵方巻き」
大阪市港区の水族館「海遊館」のラッコ3匹に、恵方巻きに見立てた長さ約20センチの氷が1個ずつプレゼントされた。
筒形の容器にラッコの好物のイカやシシャモなどと水を入れて凍らせ、のりの代わりにサケのスライスで巻いた。すべて飼育員の手作りだ。スモークドサーモンが大好きなわたしはご馳走にありついたラッコが羨ましい。太巻きのお寿司と交換しようか、ラッコさん!
今年の恵方は南南東。ラッコたちはそんなことはお構いなしに、水槽をスイスイ泳ぎながらおなかの上に乗せて丸かじり。
ラッコ曰く「恵方なんてオイラには関係なし、美味しいものなら、何時でもイクラでもご馳走に預かります~だ。(恵比寿さんではないが)、ササ(ミ)(刺身)もってこい!」だと!
(旧・「元旦」)
中国や韓国では、今でも旧暦で「新春」を祝います。
ご存知中国は「春節」、近場の神戸の中華街「南京町」では爆竹を打ち上げ龍踊り・獅子舞が乱舞するうえご馳走や祝賀行事が「てんこ盛り」。
それに加えて今年は、「春節祭」に合わせ、地元の南京町商店街振興組合がコンビニエンスストアと共同開発した弁当を売り出した。
ブランド力を高めようと取得した「南京町」の商標権をてこに、新たな収入源を探っている。
今年の春節祭では、豚まんで有名な「老祥記(ろうしょうき)」などの加盟店主がサークルKサンクスと共同開発した「春節祭記念幕の内」など8品を近畿2府4県の890店舗で2月限定で順次発売している。
商店街側には商標に伴うライセンス料が支払われる。
神戸「南京町」と業者が企画した食品の数々 |
1カ月間の売り上げ目標は25万食。サークルKサンクスの広報担当者は「有名な南京町のメニューならおいしいだろうと想像し、手にとってもらえるはず」と期待する。
すでに、人気漫画「ワンピース」やハローキティ、キューピーの各マスコットに南京町のロゴが入ったストラップなどを発売。神戸市内の土産店を中心に4万個以上が売れる人気商品だ。
旧正月を祝う春節祭には毎年30万~40万人が訪れる。23回目となる今年の開催費用は約2千万円。中国雑技団の招請料や警備費、会場設営費などがかさむ一方、協賛金の確保は年々難しくなっており、ライセンス料への期待は大きい。組合の理事長は「今は土を耕している段階。商標の発信で数年後にはきれいな花を咲かせたい」と話す。さすがは華僑、商魂逞しいのは見習うべきかも・・・!
◇ ◇
一方はるか彼方の長崎ではいまや定着した「ランタン・フェスティバル」3日から17日までの2週間、市を挙げて繁華街が「ランタン」で埋め尽くされる。
爆竹・ドラに龍踊り、獅子舞と、それはそれはドンチャカ、ドンチャカの賑わいと爆竹の匂いが未だに記憶に残っているのをみると、それだけ印象深かった祭です。
みなさんも一度は訪ねてみては、という長崎の「ランタン・フェスティバル」今回は開催のポスターだけの紹介にとどめますが、下記のアドレスにアクセスすればネットで「ランタン・フェスティバルのダイナミックな動画」が楽しめます。 ご関心がある方はぜひに! ・『長崎ランタン・フェスティバル2011』 2月3日(木)~17日(木) 昨3日の新旧取り混ぜた行事風景の一端紹介でした。 |
おはようざいます♪
返信削除わが国では旧正月を祝う行事はあまりなく、節分として姿が変わっているとしか思えない状況ですね。昔の「新嘗祭」が「勤労感謝の日」となっているような擬制がどっかで生じたのでしょうか?
長崎のランタンについてはマダムのところで拝見してびっくりしておりました。こちらでは横浜がかりが取り上げられておりますが、長崎ならではのこの光景は、なかなか興味深く、一度は訪れてみたいものです。
EYASUKOさん
返信削除わたしは未だに旧暦に季節感を感じております。
陰陽道なんかも、月が占いの対象なんでしょうかね?
昔からの休日、最近は月曜日に振り替えられて、今日は何
の休日だったのかなぁ~と呑気なことを言ってます。
昔の休日は考えるに農耕からきているのでしょう。
生きてゆくための最大のものは、農業の収穫に頼ったから
でもあるのでしょう。さすれば、EYASUKOさんには自然に
親しむ機会がおおくて、わたしは大歓迎します。