きのう3日は「文化の日」久しぶりの好天のもと、全国的に多彩な秋のお祭りや催し物で賑わうなか、地元和歌山でも世界遺産に登録されている「熊野古道」中辺路で地元住民や観光客で秋を楽しむ賑わいで盛り上がった。

いずれも古式にのっとり往時をほうふつとさせる時代絵巻や祭りばやしが、秋深まる山里をにぎわせた。
好天に恵まれ、古道歩きを楽しむ観光客の姿も多く見られた。
「平安行列」は静々と「野中の獅子舞」は勇壮にと、まさに「幽玄なる静と躍動する動」の対比であった。
「平安衣装で絵巻行列」
かつて熊野古道の宿場町として栄えた田辺市中辺路町高原では、「熊野古道絵巻行列」(町観光協会主催)があった。鮮やかな平安衣装などで着飾った男女50人が古道を練り歩き、いにしえの熊野詣でを再現した。
秋晴れの中、法皇や衛士、女房などに扮(ふん)した男女が栖雲寺を出発。山並みを眺めながら高原熊野神社を通って広場まで約2キロをゆっくりと歩いた。


【平安衣装を着てゆっくりと歩く参加者(3日、田辺市中辺路町高原で)】
沿道には地元住民や観光客らが並び、華やかな時代絵巻に見入った。
見晴らしの良い広場では高原区まつり実行委員会主催の「高原もみじまつり」があった。地元産品や郷土料理が並んだほか、地元の「なかへち清姫太鼓」が迫力ある演奏を披露し、会場を盛り上げた。
「野中の獅子舞」 勇壮に!
田辺市中辺路町の近野地域では、近野獅子舞団による県無形文化財「野中の獅子舞」が近露王子や近野神社、継桜王子で勇壮に奉納された。
近露王子では午前9時半から奉納があった。この日は熊野古道沿いで地元住民らが主催するイベント「熊野古道癒やしの里~近露まるかじり体験」が催されており、観光客らも多く見物に集まった。


太鼓や笛の音に合わせ、乱獅子や剣の舞などの演目を披露。力強くも巧みに舞う獅子舞に、見物人から大きな拍手が上がった。


和歌山市からきた主婦は「午前6時半に家を出て見に来た。写真が趣味で、特に獅子舞は追い掛けている。木漏れ日の中で舞う獅子舞はとても素晴らしかった」と話した。
※「野中の獅子舞」
700年の歴史を持ち、連綿と受け継がれてきた獅子舞、和歌山県指定無形文化財。
緑と清流に恵まれた歴史の里・中辺路。山の尾根づたいに世界遺産・熊野古道が通り、遙か昔から続く文化が生き続けている。近野神社に奉納される「野中の獅子舞」は、南北朝時代の初期、近野郷士である野長瀬一族が護良親王の御軍に出陣する際、はなむけに舞ったのが始まりとか今に伝えられている。
幣や鈴を持ち、また剣を使って舞う姿は迫力満点で、荒々しい中にも繊細な動きが入り交じり、まさに勇壮華麗。連綿と受け継がれ、磨き上げられた伝統の舞。
◇
この日、同市中辺路町の滝尻王子近くにある観光案内施設「熊野古道館」には、朝から個人や団体客が訪れた。熊野本宮観光協会によると、同市本宮町の熊野古道にも週末ほどではないが、平日より多いハイカーが訪れたという。
しげやん^^おはようございます^^
返信削除atiti熊野古道歩いてみたいです^-^
しかし今の所それは無理ですね^^
以前atitiもブログヘ平安衣装を纏ったモデルさんをUPしたことがあります^^可愛い衣装ですね~
今日もいい天気ですね。
今日はパトロールに行って寄れたら和歌山城の菊花展の様子をデジしてきますね^^しげやんは温山荘の菊花展行くでしょうが和歌山城も見れたらと思って^-^
atitiさん
返信削除きょうも穏やかないいお天気でしたね!
しげやん脚がよい時には家内と一緒に熊野古道を断片的に
歩きました。中辺路には田辺までJRで行き、JRバスに乗り
換えて中辺路界隈を数回にわたり日帰りで訪ねたり宿泊付き
で訪ねたりしました。
いまは道路が整備されて走りやすくなってますから車で行き
ポイント、ポイントで降りて王子を訪ねることも可能ですから、地元で折角世界遺産に登録されている熊野古道を味わい
訪ねられることをお奨めします。