和歌浦のホテル・旅館街がが衰退してゆく中で近場でレジャー・リゾートを楽しめる観光場所があればとの要望を叶えるよう誕生したのが、和歌山県と民間の松下興産(株)が事業主体となり、県が認可できる最大の埋め立て面積50ha以下に抑えた人工島「和歌山マリーナシティー」が、海南市の臨海工業地区の西の和歌浦湾の南部に造成されました。
こうして誕生した「和歌山マリーナシティー」は和歌山市と海南市境の延長線から見れば、半分が和歌山市、残り半分が海南市となるように思われましたが、どういう訳か全部が和歌山市のなり、わたしの住所である和歌山市毛見(琴ノ浦)1400番台の地番の延長である1500番台の地番となりました。
今でも明確に記憶しているのは、この造成工事に参入できないかと、学友であった(旧・松下電工の役員)M氏を煩わし松下の関係先を紹介して貰うなど、資材運搬を住金海南の岸壁とクレーンを使用して利便性とコスト減の対応ができることでアプローチを図ったが、すべて◯◯にお任せしているとのことで参入できなかったことを想い出す。わが家から直線距離にして約800mにあるマリーナシティーは打上花火や黒潮温泉・黒潮市場等、結構楽しんでいます!
・「和歌山マリーナシティ」
和歌山市の南部に位置し,万葉の歌人・山部赤人 に愛された景勝の地,和歌浦湾,ここに景観との 調和を図りながら建設された人工島「和歌山マリ ーナシティ」。 和歌山市毛見沖のこの人工島は,昭和62(1987)年 5月に和歌山県等と松下興産が共同で発表した構 想を元に,平成元(1989)年4月から当時の運輸省 第三港湾建設局・和歌山県・和歌山マリーナシティ (株)が事業主体となり,埋立工事を進め,総開発 面積約65ha(陸域約49ha,水域約16ha)で平成6年 3月に埋立が完了しました。 | |
平成6(1994)年7月,この場所で世界リゾート博が開幕し,72日間で300万人の来場者を記録し, 大盛況のうちに閉幕しましたが,同時に第1期施設として誕生したテーマパーク「ポルトヨーロッパ」 や「黒潮市場」は,お年寄りから子どもまでが楽しめるアミューズメント施設として,また平成7年7月 にオープンした「和歌山マリーナシティヨット倶楽部」は大阪市内から1時間の外洋に近いヨット愛好 家に最適のマリーナとして人気を集めています。 また,リゾートホテル・紀州黒潮温泉・海釣り公園などの施設があり,大阪市内から約80Km,関西 国際空港から約40km,京阪神から,また全国からの新しいスポットとしての恰好のロケーションを 備えています。 |
和歌山マリーナシティのマリーナゾーンは,公共,民間併せて1,100隻が収容可能な日本最大級のマリーナ施設として整備が進められています。 平成7年7月,このうちの民間部分に440隻収容の「和歌山マリーナシティヨット倶楽部」がオープンしました。 ここには関西初のシングルバースの設定もあり,最大艇長80フィートまで係留可能で,プレジャーボートの汚水を処理できるポンプアップ施設も完備しています。 |
ポルトヨーロッパは,異国の情緒と刺激的なアトラクションを体験 できる地中海の港町です。 ユニバーサルスタジオで知られるアメリカMCA社による企画で, スペイン,イタリア,フランス3カ国それぞれがとけあった「いにしえ」 のヨーロッパを再現しています。 また,毎年大晦日に行われる新年カウントダウンは,夜景と花火 がロマンチックな風景をつくりだす必見のイベントです。 |
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