一昨年の9月4~5日にかけて超低速停滞の台風12号の来襲により和歌山でも南紀地方と奈良県の十津川が土砂崩れにより、「セキ止め湖」ができ、住民や建物が土砂に押し流され、多大の被害を被ったが、観光に生きる地域として、何としてでも立ち直し、再び多くの観光客にお越し願うべく、観光の目玉である那智の滝で全国に名を知られる「熊野那智大社」の社殿が半ば土砂に埋まり、ご神体の那智の滝の形状も変わってしまうなど、町として大きな打撃を受けたが、そこで町を挙げて取り組んだのは・・・
地元の観光のトップに挙げられる熊野那智大社の復旧がまず先だと、観光に命をかける町としてホテルや旅館を営む業者も自分の商売の復興より観光のシンボルである熊野那智大社の復興がまず先決にという自主的で献身的な努力が相俟って復興をとげ、昨年に初めて「町の復興を観てもらい町を盛り上げよう!」との祈りを込めて「第1回南紀勝浦ひなめぐり」を開催、同じ和歌山県で一年先輩である「紀州海南ひなめぐり」実行委員会メンバーも、開催のアドバイスやヒナの提供を行うなど強力な協力振りを提供しました。
局地的とはいえ72時間雨量1,500ミリを超える雨量で南紀の大災害被災を報道で知った方々からも全国的な規模でヒナの提供を受け、また同じ地名をもつ千葉県勝浦市、徳島県勝浦町からも同じ名前のヨシミで献身的な協力をいただくなど、第1回にしては予想をはるかに上回る約112,000
体の雛人形が集まるなど好評でした。この数は海南ひなめぐりのヒナの数2,000体をはるかに上回る圧倒的な数で、17,000人の町の人口と比べたら、ヒナの集まり具合の凄さがうなずけましょう!
本年は「第2回南紀勝浦ひなめぐり」として、昨年以上の盛況を祈念して開催中です。
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