この災害で
・死者 1万5854人
・行方不明者 3155人
・避難者・仮説住居者 34万3935人
まず、これらの方に鎮魂・追悼・復興・勇気を国、国民全体として捧げたい。
きょう午後政府主催の「東日本大災害」発生1周年追悼式が国立劇場で執り行われ、天皇陛下のたってのご希望で心臓手術の病をおしてご臨席され、陛下は「被災地の今後の復興の道のりには、多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そして、この大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います」と、おことばを述べられました。天皇陛下のみ心は等しく国民の意思として前を向いて継続的かつ優先的に取り組まねばならない課題であるとともに、この大災害を忘れることなく防災の意味を末永く伝え続けて義務があろう、と強く思う。
追悼式にご出席の天皇・皇后両陛下 |
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南三陸町の被災状況・小学校校舎から |
南三陸町防災センター前で住民に避難を叫び続けて遭難した遺族に合掌する家族 |
福島第一原発爆発風景 |
今日11日から5日遡るが、6日に朝日新聞に(東日本大震災1年)と題するシリーズ掲載のなかに、
◎福島県民調査(有効回答数921人)
・復興「道筋つかず」92%
福島の復興、道筋ついたか
・まったくついていない38% ・あまりついていない54% ・大いについた7%
もとのような暮らし、いつ
・10年より先 78% ・10年以内13% ・5年以内4% ・3年以内1%
・除染「期待できぬ」80%
と回答数としては少数だが、傾向として県民全体の意見を表しているのではないかと思う。
こうしてみると解決せねばならない課題は山積、党派・派閥を乗り越えた超党派的課題解決が最優先なのに目下は政治不信、与野党とおしてどの政党に政治を託してよいのか答えさえが見当たらない政治の貧困さ。災害被災者に自己責任を強いるのは、あまりにも過酷な押し付けであろう。
この「「東日本大震災」1周年を期に、もう一度国としてのあるべき姿、国民としてのありようを考えてみる意義ある日としてみたい想いだ。
後ろへは戻れぬ、上を向いて歩こう!前を向いて歩こう!
経済的豊かさ・物質的豊かさ以外により大事な豊かさがあるではないか!いまは忘れられた「精神的豊かさ」をお互いに呼び戻そうではないか!
2012.3.11 14:46 黙祷! キズナ・きずな・絆!!!
こんにちは♪
返信削除あの日から、もう一年たってしまったのですね。
あの時は、日本中が哀悼の意を表し、自分なりに出来ることを模索したと思うのですが、時の流れの残酷さなのか、いまだ整理のつかない震災瓦礫を受け入れる自治体のなんと少ないことでしょう!
わが県の島田市でも、「拙速」「怖い」との意見が出ましたが、市長の断固たる決意は変わらず、焼却を推し進めることになるようです。
このような問題を国の最優先のものと考えるのなら、なぜ、国の代表である総理大臣が、国民に直接訴えかけることをしないのでしょうか?あの瓦礫の山を目にして、心がつぶれそうになり、何とかしてあげたいと、小市民であるワタシでさえ思うのに!ムダ金を官僚どもの侵食に任せるくらいならば、そのカネを使って旧式の焼却施設の市町村に、瓦礫処理のノルマを課し、瓦礫の焼却を義務付け、その代償として最新式の焼却設備を作る---立法府ならばそのくらいのことをしてもよいと思うのですが、現在の議員は、立法などということを忘れているのですよね。嘆かわしいことです。
EYASUKOさん
返信削除大震災の後始末に福島原発事故の放射能汚染が大きく立ちはだか
って問題を大きくしていることが誰しもが認める処です。が、世
界で唯一の原爆被爆国が「原発安全神話」をやすやすと信じ、
世界でも米国、仏国に次ぐ原発大国になって仕舞ったのか、いま
にして思えば自民独裁下で中曽根・田中首相や読売正力氏の原発
三法など貧乏県を金で操る仕組みにまんまと組み込まれて仕舞っ
た結果でしょうか?
よくよく見れば原子力学者の大半が「原子力村」を形成する御用
学者で、最近はだんまりを決めつけています。
一方環境問題を考えれば二酸化炭素発生から原発から緩やかな
撤退し代替エネルギー転換が緊急の課題ですが、これとて時間が
相当掛かりそうです。
”天に唾したツバが自分に降りかかってきた”のがいま置かれた
状態だと思いますが、民主党とていろんな考え方をもった議員の
寄り合い所帯で、誰が総理になっても党内を纏めきるリーダー
シップは無理だと思いますし、原発産みの親である自民党も責任
逃れしか出来ていません。あれもこれもというばかりで優先順位
を付けた思考も民主党には備わって無く党の纏まりもありません
いまの状況は極端な言い方をすればヘーゲルの正ー反ー合のトリ
アーデを解決する弁証法解決方法しか見当たらないように思われ
まするが、貧弱なわたしの頭脳では考えが及びません。