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2010年12月1日水曜日

1日・いまだに萌えるモミジ・和歌山城紅葉渓庭園

 ことしも早や12月に入った、が、年々お正月が来るという実感が薄れてきたものの、月日の流れは否応なしに一日いちにちと年末に向かって歩みを速めている。

 ところで、今年は夏の猛暑が秋まで続き植物にも多くの影響がでたとか、その精か紅葉が例年から見て10日もおそく、お蔭でいまだに紅葉が楽しめてる昨今である。
 そこで今年の紅葉の見納めに近場の紅葉の名所和歌山城の「紅葉渓庭園」の紅葉風景をアップしてみた。

 紅葉渓庭園は通称で、正式名は和歌山城西之丸庭園といい、和歌山城内にある日本庭園で、その名の通り庭園内には紅葉が繁茂していて国の名勝に指定されている。

 江戸時代初期に、紀州藩初代藩主徳川頼宣が和歌山城北西隅の西之丸に隠居所の御殿と共に築いた池泉回遊式庭園で、 虎伏山麓の斜面という立地を生かして湧水を利用した二段の池と瀧を設け、さらに内堀の一部をもう一つの池として庭園に取り込むことで広がりをもたせており、内堀の畔に池亭「鳶魚閣(えんぎょかく)」を配することにより連続性を確かにしている。


 江戸時代初期築造の大名庭園として日本屈指の名園と評されていたが、明治維新後は長らく荒廃していた。
 しかし城郭内に現存する庭園の遺存例は極めて少なくその希少性もあって、文化庁主導のもと1970年代より大掛かりな発掘調査と復元整備が開始され、1985年11月国の名勝指定を経て、2006年4月に御橋廊下が復元されている。行政では今後も精力的に復元を図ってゆく予定だそうだ。
撮影・2010・11・29)











紅葉渓庭園】











「施設」
•鳶魚閣(えんぎょかく
























•紅葉渓橋(もみじだにばし)
●紅松庵(こうしょうあん) - 1970年の発掘調査で確認された茶室の遺構に建てられた数奇屋造の茶室。1973年に和歌山市出身で名誉市民の松下幸之助が寄贈したもの。








•御橋廊下ー 二の丸と西の丸を結んで斜めに架かる廊下橋。2006年4月に復元された。

・城石にはう蔦紅葉

 







そこで、この風情を愉しみ一句。

城石に 這い上がりたる 蔦紅葉(つたもみじ)”     
                   しげやん 
 きょうは遅ればせの晩秋風景をお届けしましたが時は12月、そろそろ年賀状等年末の準備に取り掛かる時期になりました。
 ついては、このブログはこの先不定期更新といたしたく、ご理解を願います。



2 件のコメント:

  1. しげやん^^おはようございます
    紅葉渓庭園は時々立ち寄ります^^綺麗な所ですね^^
    しげやん^^昨日年賀状書きました^^と言ってもパソだからあっという間です^^

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  2. atitiさん
    ここはそんじょそこらでは見られない名園ですよ!和歌山市
    では、乏しい予算の中から往時の「和歌山城」への復興を
    目指して見所を復元してゆくそうです。
    何と言っても徳川御三家の一つ、和歌山城でしたから・・・
    戦争で焼失知るまでは「国宝」でしたから・・・
    しげやんも今日からボチボチ年賀状他の年末の用事に取り組みます。

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